「MAQUIA」10月号では、「生まれつき美人に見せる」(ダイヤモンド社)の著者でメイクアップアーティストの吉川康雄さんと、「ハイヒールは女の筋トレ 美の基礎代謝をあげる82のちいさな秘密」(講談社)の著者 松本千登世さんの対談を掲載中。誰もが生まれながらに持つ美しさを最大限生かすためのヒントがきっと見つかるはず。ここでは、吉川さん提案の「生まれつき美人メイクレシピ」を紹介!
メイクアップアーティスト
吉川康雄さん
NYを拠点に活躍し、海外セレブやモード誌のカバーも手がける。長年培った「素の美を引き立てる」知恵を詰め込んで作ったメイクブランドCHICCA、著書『生まれつき美人に見せる』(ダイヤモンド社)が大ヒット!
吉川さん流
生まれつき美人をつくるメイクレシピ
紅潮した時の頬、じんわり血色がにじむような唇、自然な陰影の目元……。自然にそうなったような色と質感に見えるのが、「生まれつき美人メイク」の基本。じゃあ、ボルドーやパープルなど、こっくり色づく秋新色を塗る場合はどうしたらいい? 正解は、ツヤを仕込む一手間と、仕上げのなじませ技。肌との境目がわからないほど馴染んでいるのに、確かに色づいている。生まれつきミステリアスな女に見せる、吉川流秋色メイク。
【SKIN】フレッシュな艶肌が色気をつくる
クリームでたっぷりとスキンケアした肌全体に、下地をなじませる。デコルテの色に合わせたファンデーションをスポンジの面全体に広く取り、肌にポンポンとスタンプ塗り。
息づく艶肌を叶えるペア。
(右から)
キッカ ラヴィッシンググロウ ソリッドファンデーション SPF45・PA+++ ¥5000、ケース ¥3000、スポンジ(2個入) ¥1000
キッカ ラヴィッシンググロウ メイクアップベース フレッシュ SPF33・PA++ 30g ¥4000/カネボウ化粧品
【EYEBROW】毛を描くのではなく、陰を足す
ペンシルをワイパーのように力を入れずに左右に動かし、陰をつけて眉を浮かび上がらせるように描く。自眉を活かした形で、眉頭を濃くしないのが生まれつきに見せるコツ。
繊細な描き心地の上品な濃淡のアッシュブラウン。キッカ エンスローリング アイブロウペンシルW 01 ¥5000/カネボウ化粧品
【CHEEK】甘さ控えめの微かな紅潮感
スポンジの広い面にチークをとり、頬骨のラインの内側ーほうれい線の内側ーフェイスラインの内側を結んだ三角ゾーンにスタンプ塗り。境目を目の下までぼかすと自然な印象に。
透明感と血色を引き立てる、甘すぎない青みピンク。キッカ フラッシュ ブラッシュ 14 ¥3000、ケース¥2000、スポンジ(2個入) ¥1000/カネボウ化粧品
【EYE】目元は艶を仕込んでとけ込ませる
まぶた全体に薄く乳液をなじませる。上まぶたのキワに右側の濃い紫を細チップで、アイホール全体に左側の淡い紫を指でぼかす。下まぶたのキワに細チップで淡い紫を塗る。
(手前から)
ハリのあるまつ毛に。キッカ エンスローリングカーリングマスカラ ナチュラル 01 ¥4000/カネボウ化粧品
秋らしい熟れたパープル。ヴィセ リシェ シマーリッチ アイズ PU- 5 ¥1400(編集部調べ)/コーセー
【LIP】濃い色リップは淡く塗って似合わせる
唇はあらかじめリップバームで濡らしておく。口紅を唇の山にあて、軽く薄く塗る。似合う濃さになるまでティッシュオフして調整し、ツヤが足りない時はリップバームを足す。
こっくりボルドーも淡く塗るのが吉川流。資生堂 パーフェクトルージュ RS656 ¥3500/資生堂インターナショナル
MAQUIA10月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) メイク/吉川康雄 ヘア/朝日光輝〈air〉 スタイリスト/永岡美夏 モデル/林田岬優 取材・文/長田杏奈 構成/中島 彩(MAQUIA) 撮影協力/バックグラウンズ ファクトリー
≪関連リンクはこちら≫
★【吉報!美人風のツヤ&色気はメイクで仕込めます】 今すぐマスターしたい6つの美人ポイント≫≫
最終更新日: