色のチカラに頼らないカラーレスメイク。「実はカラーレスほど難しいのよ。色を感じさせなくても、決して手抜きではないのだから。でも、これができれば、かなりの上級者!」と、イガリさん。とくにベースは重要で、ひとつひとつのアイテムとステップの意味を考えながらメイクを進めていくことが大切なのだとか。きちんと感のあるカラーレスメイク、絶対マスターすべき!
教えてくれたのは…
モデルや今をトキメク女優たちから支持される人気ヘア&メイクアップアーティスト。コスメブランド「WHOMEE」のプロデュースも手がける。自由な色使いや枠にハマらないメイクが驚きと可愛さとお洒落感で女性たちを魅了する。
「こなれカラーレスメイク」使ったコスメはこちら
A_ツヤやかでナチュラルな美肌が長時間持続
肌を磨き上げたようなラディアントな輝きのある肌を演出するクッションファンデーション。SPF50・PA+++。ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション(レフィル)¥5000、ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション ケース 5054(数量限定)¥1300/ナーズ ジャパン
B_肌に発光するような輝きが!
黄ぐすみも解決するピンク トーン アップ テクノロジーを搭載。肌色のトーンアップがいとも簡単に叶う。UV エクスペール トーン アップ ローズ SPF50+・PA++++ ¥5800/ランコム
C_クオリティ高き高発色!
ネーブルオレンジのリップ。天然由来成分高配合のナチュラル処方で、唇の縦ジワも軽減。ディグニファイド リップス 33 ¥3200/セルヴォーク
D_洗練ヌーディを叶えるアイカラー
スモーキーパステル×ゴールドの組み合わせ。ゴージャス、センシュアル、そして品格まで併せ持つ、コーラルベージュ。ヌーディ スプリングカラー フォーアイズ 01 ¥6300/アンプリチュード
E_UVケアと美肌ケアを同時進行
ファンデーションの色を選ばないカラーは必見。自然に毛穴もカバーしてくれる。ミネラルUVベール SPF 45・PA+++ ¥3500/エトヴォス(3月4日発売)
メイクポイントはここ!
全顔塗りではなく
必要な部分に必要なだけのせて
肌に厚着させない
カラーレスとはいえ、ベースは、下地、ファンデーション、パウダー……と、ごく普通のステップを踏むこのメイク。その違いは、のせるスペースにあり。全部のアイテムを顔全体に重ねるのではなく、のせる部分、のせない部分があっていい。アイシャドウやリップもベージュやオレンジ系のヘルシーなカラーで統一すれば、寂しい顔に見えることもないはず。
PROCESS
1.額とこめかみからのCゾーン、そして目頭下(メガネのパッド部分付近)にBをのせてトーンアップ。この部分が明るくなると、カラーレスでも陰影が出る。
2.Aのクッションファンデーションは1の下地部分を避け、それ以外の部分にのせる。
3.Eのパウダリーファンデーションは、チーク代わりに使用。頰の高い部分に、丸く入れる。肌より少し暗め&マットに仕上げる。
4.Cのリップを一度唇全体に塗ってなじませる。
5.ティッシュオフして油分を取ったら、さらにCのリップを重ねて密着させる。
6.Dのゴールドとベージュを混ぜ合わせ、アイホール全体にのせる。ゴールドを小さいブラシに取り、目頭の上側にのみ、点で置いて輝きをプラス。
決してメリハリ感を失わない
骨格際立つ憧れのヌードスキン
ニット¥29000/ストックマン(オットダム) ピアス¥18000/コンプレックス・ビズ・インターナショナル(Elaborate)
撮影/当瀬真衣〈TRIVAL〉(モデル)、久々江 満(物) ヘア&メイク/イガリシノブ〈BEAUTRIUM〉 スタイリング/金山礼子 モデル/林田岬優 取材・文/靍田由香
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