公開日：2015.09.19

仕事もおしゃれも恋も！働く女子共感ムービーセレクション『プラダを着た悪魔』【松山梢の女っぷり向上シネマ】

「本当にやりたい仕事に就けていない」、「仕事は楽しいけれどプライベートがままならない」など、働く女性の悩みは尽きません。そこで今回はアン・ハサウェイ主演のお仕事ムービーをご紹介。一見誰もがうらやむ華やかな業界でも、抱く悩みは普遍的。恋に仕事に奮闘するヒロインの姿を見れば、きっと前向きな気持ちになれるはず！

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★今回のおうちでシネマ★

『プラダを着た悪魔』

＜ストーリー＞

ジャーナリストを目指してニューヨークへやってきたアンディが就いた職業は、一流ファッション誌「RUNWAY」の編集長、ミランダ・プリーストリーのアシスタント。おしゃれにとことん疎い彼女はミランダがどんな人物か知らず軽く考えていた。ところがミランダは、誰もが恐れおののくファッション界の重鎮。昼夜問わず浴びせられる理不尽な命令に、アンディの私生活はめちゃくちゃに。ついに恋人ともすれ違いが生じてしまう。

自分にも他人にも

厳しいプロの仕事ぶり

に圧倒される！

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【松山　梢の女子ツボPOINT！】

「日本人は誰かが何かをしてくれるだろうという甘い考えを持つ人が多いけれど、ハリウッドスターたちは自分の行動や発言に責任を持ち、プロとして必死で努力をした上で自己主張をする。厳しい世界で生きる彼らの仕事ぶりは、見習う部分が多いのよ」。

以前、海外スターの通訳を数多くこなしてきた先輩女性と話をしているときに、こう言われたことがあります。久しぶりに『プラダを着た悪魔』を見返したとき、この言葉をふと思い出しました。

映画の中ではワンマンで自己中な鬼上司として描かれているメリル・ストリープ演じるミランダですが、考えてもみてください。多くの編集者やデザイナーを束ねて企画の方向性を示し、あらゆる決断を瞬時に下しながら毎月結果を残さなければいけない……。想像しただけで胃が痛くなる仕事です。

おしゃれのヒントもいっぱい！

働く女子のファッション＆生き方の見本！？>>>

真似したいファッション＆

働く女子の共感エピソードが

たっぷり！

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他人にどう思われようと自分の信念や目標を貫き通して決断し続けるミランダは、矢面に立ってどんな評価も受け入れるハリウッドスターとも似ている気が。働く女性…というかお金をもらって仕事をするプロフェッショナルは、どの業界でも共通点があるのかもしれません。ちなみにミランダほどストイックでなくても、風邪でボロボロになりながらも仕事のチャンスを得るために「I love my job……I love my job……」と呪文のように唱えて自分を鼓舞する第一秘書のエミリーや、「君はグチを並べているだけで努力をしていない。褒めてほしいと嘆くなんて甘ったれるな！」と先輩に言われてしまうヒロインのアンドレアの姿など、共感を呼ぶシーンや背筋がシャンとする台詞も盛りだくさんです。また、劇中のお仕事ファッションにも注目！

自分のために“人生”を選択する

強い女性像にグッとくる！>>>

自分で道を切り開く

エネルギッシュな

女性像が魅力的！

Image title 過去に仕事をしてきたアーティストがミランダの危機を救ったり、アンドレアの次のステップを後押しするのがミランダであるように、人を救うのは人というメッセージもステキ。どんなに辛い経験だろうと、それまで培った経験や人間関係は、必ず身を助けることを教えてくれます。もちろん、女性であるが故に多くの犠牲を払わなければならないことは映画の後半で描かれますが、アンドレアとミランダの対照的な選択にもぜひ注目を。