日本女性の約7割が“ブラ難民”と言われるほど、自分の胸に合ったブラ選びに迷っている女性は多い! 「MAQUIA」10月号に掲載中の、正しいブラの選び方・つけ方をマスターして、美バストを死守しましょ。
美乳研究家
MACOさん
エクササイズ&マッサージ&食に気を配った生活で、半年でBカップからFカップへ4カップもサイズアップ。小顔と美乳の専門サロン「MALOOVE」主宰。
『寝ながら美乳 つけナイトブラ』(主婦の友社)で美乳作りのノウハウ公開。
あなたのおっぱいはどのレベル!?
体のエイジングを調べているワコール人間科学研究所によると、バストの加齢変化は左図のように段階的に進み、下垂はなんと20代からすでに始まっているというから驚き! バストの加齢を防ぐには正しいブラ選びが何より重要。
レベル0
離れていないバスト。丸くハリがあり乳頭は二の腕の中間にあるのが理想。
レベル1
まずは胸上部のボリュームがダウンして、脇側が削げた感じになってくる。
レベル2
老化が進むと胸の下部がたわんできて乳頭が下向きに。30~40代が多い。
レベル3
50~60代では胸が外側に流れるだけでなく、胸そのものの位置が下がる。
加齢によってバストはどう変わる?
MACOさん「皮膚の柔軟性・弾力性が衰え、バストが下がったり流れたり……これは重力のある地球に暮らす人間なら仕方のないこと。とはいえ皮膚の潤いを保ったり、リンパを流したり、また大胸筋などバスト周囲の筋肉を鍛えることで、予防と改善はできます!」
バストの構造
バストは乳腺と脂肪、クーパー靭帯と呼ばれる線維の束から成り、大胸筋が支えている。
OPEN MIRIによる立体構造でのバスト内部
20代と40代では乳腺と脂肪の構成比に違いあり。20代は乳腺の割合が多く、40代は減少。
【老け乳の原因と対策って?】
老け胸現象を加速させる要因は実に多い! スマホの見すぎなど現代社会ならではの理由も。対策は早いうちに打つべし!
血行不良
MACOさん「バストは突起物なので血流が巡りにくいもの。細胞を育てる栄養が届きにくくなるので老け胸を招くことに。蒸しタオルをバストにあて温パックする血流改善法がお奨め」。
リンパのつまり
MACOさん「リンパが滞るとバストが固くこわばります。リンパを流すことでもちっと柔らかになり、女性ホルモンの分泌も促進。気づいたときに腕を上げるだけでも改善されますよ」。
出産・授乳
MACOさん「妊娠期から肥大した乳腺が卒乳後に萎み、またクーパー靭帯も伸びます。これが産後にバストが変形する原因。卒乳前からワイヤー入りブラを装着して崩れ対策を!」
ノーブラ・楽ブラ・カップ付きトップス
MACOさん「ノーブラ、カップ付きトップスなど、楽な下着を日常的につけていると、若くしてバストが垂れる原因に。楽ブラは自宅で過ごすときだけ、できるだけ短時間にしましょう」。
スマホの見すぎ・猫背
MACOさん「スマホを操作するとき、肩が前に出て猫背になり、また、あごが下がった姿勢になります。これではバストを支える背中側の筋肉が使えないので、バストが垂れやすくなりますし、二重あごにも。スマホはほどほどにし、エクササイズで筋肉を柔軟にしましょう」。
まちがったブラ選び
MACOさん「採寸を鵜呑みにして実際より1サイズ下のカップをつけている人が本当に多い。理想の位置や形になるブラがベストなので、採寸の値は参考程度に、必ず試着を。迷ったら1サイズ上を試してみるのも手」。
20代
世代に合ったブラ選びも必要。20代が20代向けブラをつけるとフィット。
40代(20代向けのブラ装着)
40代が20代用ブラをつけるとサイズは合っていてもバスト上部に隙間が。
40代(40代向けのブラ装着)
同じ40代が、40代向けブラを装着すると、バストがキレイに収まる。
次回は悩みに合ったブラ選びのコツを、下着コンシェルジュの山田奈保子さんが指南します!
MAQUIA10月号
撮影/天日恵美子(モデル) 恩田はるみ(物) ヘア&メイク/chisa〈ROI〉 スタイリスト/立石和代 モデル/佐原モニカ イラスト/maegamimami 資料提供/ワコール 取材・文/白倉綾子 構成/山下弓子(MAQUIA)
【MAQUIA10月号☆好評発売中】
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