30歳を迎え、これまでとは違う肌変化をひしひしと感じているという横山由依さん。そこで、これからの肌のためのお手入れや予防法について、小田ユイコさんにレクチャーしていただきました。
「そろそろ?」な人も「まだまだ!」な人も、遠い未来の話じゃない
横山由依さんと学ぶ、エイジングケアはじめの一歩
AKB48を卒業した後、現在俳優・タレントとして活躍。肌はやや敏感ぎみ。昨年12月に30歳を迎え、目元のシワとほうれい線が気になり、まずはクリームで対応中。エイジングケアについて勉強したいと意欲的。
こんなことがわからない! Q&A
エイジングケアはじめて相談
エイジングケアについて知りたいこと、まずは基本から教えてもらいます。
Q. エイジングケアは何歳から始めればいい?
小田 エイジングケアとは、その年代にあったお手入れのこと。だから、20代から始めても早すぎることはないんですよ。いつ始めても正解です。
横山 気になったときが、まさにエイジングケアの始めどきなんですね!
Q. 悩みが出てからで大丈夫?
小田 肌は20歳をピークに、それ以降はエイジングが始まっているんです。
横山 肌の曲がり角は20歳! 自覚がなくても肌が老化しているとは!
小田 そうなの。だからトラブルが肌表面に現れる前の予防的ケアが大事。
Q. エイジングケアはライン使いするほうがいいの?
小田 最近のスキンケアは優秀で、浸透がよくなるように設計されています。だから個人的にはライン使いではなくてOK。気になるアイテムを自由に組み合わせて楽しくお手入れを。
横山 普段のケアに、美容液を1本投入することから始めてみます!
Q. 悩みがいくつかあるときは何を優先するのが正解?
横山 シミもくすみも、ほうれい線も気になります。悩みが多すぎて、お手入れの優先順位が決められません。
小田 スキンケアにはとくに決まりはありません。だから一番、気になるポイントからケアするのがいいですね。2~3日続けてみると、肌が変わっていくのが実感できるはず。
Q. 今、すぐ始められるエイジングケアって?
小田 エイジングの元凶は、肌内部の微弱炎症なんです。そのため、何より優先したいのは常に肌のバリア機能をいい状態にしておくためのケア。
横山 具体的にはどうすれば?
小田 まず十分な保湿。そして摩擦をかけないこと。実はこれだけでもれっきとしたエイジングケアといえます。
Q. 20代にエイジングケアコスメはぜいたく?
横山 高額なエイジングケアコスメが肌に害になることってあるんですか?
小田 これもよく聞く噂ですが、肌を甘やかすということはないんです。ただし、スキンケアは継続こそ力なり。お財布事情を考えて、無理のないアイテムを選んで続けることが大事です。
横山 バランスって大切ですよね。
Q. エイジングケアで結果を出すための秘訣は?
小田 これは続けることに尽きますね。それとテクスチャーや香り、自分にフィットするスキンケアと出合うこと。
横山 義務感からではなく、心地よいから続けたくなる。そうすれば自然と肌も応えてくれるんですね。
小田 そうそう。真面目に、けれど楽しく! これこそ、続くエイジングケアの真髄です。
MAQUIA4月号
撮影/天日恵美子(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/北原 果〈KiKi inc.〉 スタイリスト/金山礼子 モデル/横山由依 イラスト/山本瑶奈 取材・文/轟木あずさ 企画・構成/横山由佳(MAQUIA)