ビューティ界のレジェンド・君島十和子さんと、その熱心なファンだと語る美容家・石井美保さん。確固たる美容哲学を持つお二人が、美の要とも言える肌を中心にとことん語り尽くす本企画。時を重ねるほど輝きを増す美肌の軌跡や、美容の未来を見据えたしなやかなマインドに迫ります。

石井美保 君島十和子 対談 美肌

石井美保×君島十和子
肌って本気で面白い!宣言

教えていただいたのは…

石井 30歳の時に『十和子塾』を読んで以来、十和子さんは永遠の憧れ。“美しくあるにはスキンケアや暮らしを丁寧に積み重ねることが大切”とあの本から学んだことが、今に繋がっているんです。


君島 ありがとうございます。


石井 常に透明感に溢れていてスタイルも完璧ですが、初めてお会いした時に一番驚愕したのは全身がシンメトリーなこと! 一切歪みのない立ち姿から、生き方そのものがきちんとされていることが伝わってきて。年齢がちょうど10歳離れているので、勝手に10年後の指針にさせてもらっています


君島 すごく嬉しいです。美保さんは、化粧品に対する分析力がとにかくお見事。視点が鋭くて忖度を一切しないから(笑)、SNSでも発信に一本筋が通っていて、言葉に力があるんですよね。


石井 見る人がハラハラするくらい、素直に発言しています(笑)。


君島 コメント欄が荒れた時も、「人の見た目のことを悪く言っちゃ駄目ですよ」としっかり指摘されるじゃないですか。美容だけでなく、マインドに関しても発信される点が真摯だなって感じます。


石井 どんなに外側を磨いても、マインドが美しくないと本当に綺麗にはなれないと思うから、“心持ちから変えてみない?”と提案したくて。ちなみに、私と十和子さんには娘がいるという共通点がありますよね。子供に伝えている美容の心構えってありますか? 


君島 君島家の場合は、やっぱりUVケアかな。子供の頃は徹底させるのが難しかったけれど、高校生になったあたりから必ず日焼け止めを塗るように伝えてますね。


石井 うちは小さい頃からとにかく“肌をこすらないように”と教えています。たまに洗顔の抜き打ちチェックをするんですが、すごく丁寧に洗ってました。日焼け止めも私は首までしか塗らないのに娘は全身に塗っているので、「偉い!」と褒めてあげています。


君島 それは素晴らしい!(笑)

スキンケアって楽しい!

石井美保さんと君島十和子さん-1

石井美保さんと君島十和子さん-2

“悩みだらけの私の肌も変わったから、誰でも肌は変えられると伝えたい”
――石井美保


“50代、60代になっても美は磨いていけると信じているんです”
――君島十和子

MAQUIA4月号
撮影/岡本 俊〈まきうらオフィス〉 ヘア&メイク/黒田啓蔵〈Iris〉(君島さん) ヘア/Rur〈i air〉(石井さん) スタイリスト/江島モモ(君島さん) 青木宏予(石井さん) イラスト/白ふくろう舎 取材・文/真島絵麻里 構成/火箱奈央(MAQUIA)

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