寝ても寝ても体が重い、休みの日はベッドでゴロゴロ…。それもしかして、正しい“休み方”ができていないかも? 実は、性格に合った休み方を実践することで、休養の質を高めることがきるんです! 博士(医学)片野 秀樹先生に詳しく教えていただきました。

- そもそも「休む」とは?
- 休み方には7つのタイプがある
- 【性格別】おすすめの休み方
- 「内向的な人」におすすめの休み方
- 「外交的な人」の休み方
- 「行動に移すのに時間がかかる派の人」におすすめの休み方
- 「思いついたらすぐ行動派の人」におすすめの休み方
- 「インプットしたい人」におすすめの休み方
- 「アウトプットしたい人」におすすめの休み方
- 「共感力が高く感情豊かな感性派の人」におすすめの休み方
- 「客観性や効率を求める理論派の人」におすすめの休み方
- 「交感神経優位になりがちな人」におすすめの休み方
- 「副交感神経優位になりがちな人」におすすめの休み方
そもそも「休む」とは?

博士(医学)
片野 秀樹先生
日本リカバリー協会代表理事、ベネクス執行役員。休養に関する社会の不理解解消やリテラシー向上を目指す。著書には『休養学』(東洋経済新報社)などがある。
休む=寝ることではない!休む+活力を加えることが鍵
「“疲れた”という感覚、当たり前になっていませんか? その疲労感は、発熱や痛みと同じく、体が発する危険信号。放っておくと重大な病気になる可能性もあります。現代人は疲労感を軽視したり見て見ぬふりをしがち。自分の疲れを認識し、しっかり休むことが大切です。
ここで意識して欲しいのが、休むと寝るはイコールではないということ。もちろん寝ることは大切ですが、エネルギーの回復を待つだけの受動的なものであるため、疲労回復する上では不十分。いつも“お疲れ感”を抱えている人は、こういった【活動→疲労→休養】だけのサイクルを繰り返し、エネルギー不足のまま活動に戻る人が多いのです。
そこで取り入れて欲しいのが、サイクルに活力を加えた【活動→疲労→休養→活力】という方法。ただ体を休めるだけでなく、主体性を持って“休む”とそれが活力になるのです。
これを私は“攻めの休養”と呼んでいます。休養には7タイプあるので、自分にあった休み方を見つけて、上手に組み合わせて、休養の質を高めて欲しいです」(片野秀樹先生・以下同)
休み方には7つのタイプがある
1. 休息タイプ
エネルギー消費をセーブ
生理的休養のひとつで、睡眠や休憩、仮眠など、一般的な“休み”のイメージに近いもの。いかにエネルギーを消費しないようにするかが大事ですが、ただ漠然とダラダラ過ごすだけでは不十分。“自分で決めて”休憩を取る、“時間を決めて”寝るなどの主体性が大切。
2. 運動タイプ
巡りの良い体へ
生理的休養に属するタイプ。疲労回復には、運動が実は効果的。ポイントはハードな運動ではなく、ヨガやストレッチ、ウォーキングなどの軽めの運動。血液循環が良くなることで、疲労感の軽減をアシスト。血の巡りが良くなる点では、熱いお風呂も運動タイプに分類。
3. 栄養タイプ
胃腸を休めデトックス
こちらも生理的休養のひとつ。バランスの取れた食生活はもちろん大切ですが、それよりも重視すべきは、食べ過ぎないこと。消化器系を休ませ、老廃物をデトックスすることに焦点を当てるためにも、胃腸に優しい食事や腹八分目を心がけて。ファスティングなども◎。
4. 親交タイプ
人や自然、動物との交流
親交タイプは心理的休養の一種で、その名の通り、他者とのコミュニケーションがストレスを解消し、活力を得るきっかけに。友人や家族、恋人だけでなく、ご近所さんや同僚、店員との何気ない会話だけでも十分。人に限らず、自然や動物と触れ合うことも良い親交に。
5. 娯楽タイプ
趣味嗜好の追求
心理的休養の娯楽タイプは、趣味嗜好を追求する休み方のこと。映画鑑賞や音楽鑑賞、読書などはもちろん、推し活も十分な休養になります。ゲームも立派な娯楽にはなりますが、惰性でやりすぎてしまうのはNG。一定時間以内であれば良いでしょう。
6. 造形・想像タイプ
集中して思いを巡らせる
心理的休養に分類される造形・想像タイプは、創作活動全般を指します。形のあるもの、目に見えるものとして残らなくてもOK。ポイントは1つのことに集中すること。DIYやハンドメイドなどはもちろん、地図を見て妄想する、瞑想するだけでも十分な休養に。
7. 転換タイプ
周りの環境を変える
社会的休養は、この転換タイプ1つのみ。転換=周りの環境を変えること。引っ越しや転職、旅行などの大きいものだけでなく、家具の配置換えや掃除をする、カフェで仕事をする、買い物や外食だって立派な転換。外的環境を変えることで、気分をリセットできます。
【性格別】おすすめの休み方
「内向的な人」におすすめの休み方
・親交タイプ
外交的な人とは反対に、自分の内面世界や一人で過ごす時間、もしくはごく親しい人と過ごす時間からエネルギーをチャージするのがこのタイプ。休養法は【親交タイプ】がおすすめですが、必ずしも人との関わりだけに限定せず、自然やペットとのコミュニケーションでも、英気を養うことができる。
休み方1. 動物や自然と触れ合う
人付き合いが苦手だったり、誰かと一緒にいる方が疲れてしまう……。そんな場合は、自然の中へ出かけたり、動物と触れ合うのも◎。
「森や海などの自然環境に身を置くことには、血圧を下げたり、ストレスホルモンの分泌を抑制するなど、様々な健康効果が確認されています。また、動物との触れ合いも幸せホルモンの一種、オキシトシンを分泌。副交感神経を整える効果が期待できます」

休み方2. ご近所さんと挨拶を交わす
わざわざ会話せずとも、挨拶を交わすだけでもOK。
「人間関係は楽しみをもたらす一方で、うまくいかないときは大きなストレスにもなってしまうので、無理して交流する必要はありません。ただ、コミュニケーション自体は、自分の感情をポジティブにするもの。挨拶を交わしたり、困っている人がいたら手を差し伸べる程度のことは、たまにしてみても良いのかも」
休み方3. 子供やパートナーとハグする
ハグをする、手を繋ぐなどといったスキンシップも、活力チャージに欠かせない行動。
「触れ合うことで脳から幸せホルモンと呼ばれる、オキシトシンが分泌されます。このオキシトシンの素晴らしいところは、スキンシップを取ったとき、どちらかだけではなく双方に分泌されるという点。例えばお母さんがお子さんをなでた場合、どちらにもオキシトシンが分泌されます」

NGなマインド&休み方
☑︎ガヤガヤとした人混みに出かける
☑︎自分のペースを乱す人と過ごす
☑︎予定をパンパンに詰め込みすぎる
「外交的な人」の休み方
・親交タイプ
7つの休み方のうち【親交タイプ】がおすすめ。外部の世界や人との関わりでエネルギーを得る人なので、孤独がストレスに。周囲と何らかのコミュニケーションを取って。親しい間柄でなくても、旅先の現地の人との交流でもOK。好奇心旺盛で行動力もあるので、新しいことにどんどんチャレンジを。
休み方1. 職場での軽い雑談
大それたスキンシップを取らなくても、ちょっとした会話を交わすだけで十分な休養になるのだとか。
「最近はリモートワークが増えましたが、同僚などとの立ち話や何気ない会話も、【親交タイプ】の休養の一種。中身がない会話だとしても、人と話すことで繋がりを実感し、良い気分転換に。仕事のストレスや重圧を一瞬でも忘れられる効果は大きいもの」

休み方2. 学習サークルに参加する
外部からの刺激が脳を活性化させ、創造性やモチベーションを高める外交的な人にとって、新たなコミュニティに参加するのもおすすめ。
「サークルや習い事、ボランティアなどで他者と交流することが活力UPに。また、自分の知識欲を刺激するような学習の場に身を置くことは、【親交タイプ】と【娯楽タイプ】の2種類の休養の組み合わせになり、休養効果が倍増」
休み方3. 気の合う友人と会っておしゃべり
人と親しく関わることが、ストレスを解消し、大きな活力チャージに。
「友人と楽しくおしゃべりをすると、疲れが吹き飛んだような気がしませんか?友人と予定が合わない場合は外出するだけでも良い気分転換に。出かけた先で入ったお店の店員さんや、現地の人との挨拶などでも、十分な親交になり活力を得られます」

NGなマインド&休み方
☑︎誰ともコミュニケーションを取らず一人で過ごす
☑︎目的や主体性なくダラダラと時間を潰す
☑︎マンネリを感じるルーティンをこなす
「行動に移すのに時間がかかる派の人」におすすめの休み方
・休息タイプ、栄養タイプ
エンジンがかかりにくく、エネルギー不足な人は、エネルギーの消費を抑制することが大事なので、心と体の沈静化を目指す【休息タイプ】や【栄養タイプ】などの休養を。ただし、漫然と過ごすのではなく、“体を休ませるため”に寝るなど、目的を持って行動をすれば、無駄にダラダラすることを防げる。
休み方1. 近所をのんびり散歩
わざわざ遠くに出かけなくても、近所を散歩するだけでも、立派な休養アクション。
「散歩は休養タイプの中では【運動タイプ】になり、いつもと違ったルートを歩いたり、カフェに立ち寄ったりすれば【転換タイプ】との組み合わせになります。良い気分転換にもなるし、家から抜け出すことで、達成感も得られると思いますよ」

休み方2. 温かい飲み物をゆっくり飲む
体を温めることは、リラックスするために欠かせません。
「温かい飲み物は、胃腸に優しい白湯やカフェインレスのお茶などがおすすめ。コーヒーなどで一時的に眠気を誤魔化すことに依存してしまうと、体からのシグナルを受け取りにくくなるので要注意。また、甘い飲み物は血糖値を急上昇後、急降下させるので、かえって疲労感が増すという悪循環に」

休み方3. 断食する
休養学においては、食べ過ぎないこと=休養という考えなのだとか。
「【栄養タイプ】は、バランスの良い食事と思われがちですが、実は食べ過ぎない、食べないことを重要視しています。満腹になると血糖値が急上昇後、急降下し、動けなくなってしまうため、日頃は腹八分目を心がけるのがベスト。定期的に断食を取り入れて消化器官も休ませ、老廃物をデトックスすることに焦点を当てて」
NGなマインド&休み方
☑︎目的もなく、ただ漫然とゴロゴロ過ごす
☑︎面倒くさいからと何も行動しない
☑︎ベッドにいるときもスマホを手放さない
「思いついたらすぐ行動派の人」におすすめの休み方
・運動タイプ、転換タイプ
行動派の方には、7つの休養法のうち【運動タイプ】と【転換タイプ】をぜひ。行動に制限をかけず、思いついたら素直に行動するのが吉。大掛かりなことでなくても、ちょっとした環境の変化が良いリフレッシュに。
休み方1. 部屋や机の整理整頓
身の回りの整理整頓は気分をリセットするのにも最適。
「もちろん思いついたまま旅行に行ったりするのは、【転換タイプ】の休養の最たる例。ただ、毎回旅に出かけるわけにもいかないので、大掛かりな環境変化でなくてもOK。例えば、家具の配置換えをしてみたり、机の上をキレイにするだけでも十分。空間が整えられると、心の整理にも繋がります」
休み方2. いつもと違うルートで出かけてみる
普段と違う行動をするだけでも新鮮な気持ちに。
「行動力がある人は、毎日がルーティン化すると“つまらない”とストレスに感じてしまうことも。だからこそ、ちょっとした行動を変えてみると簡単に非日常感を味わうことができます。その良い例が、いつも通る道を変えること。新しい発見を探すことで、冒険するようなワクワク感が生まれます」

休み方3. 仕事の合間にスクワット
仕事の合間のちょっとした隙間時間も、十分休養に当てることができるのだとか。
「デスクワークであれば、椅子から立ち上がって2、3分で良いのでスクワットをしてみる。深呼吸やストレッチなど簡単なものでもOK。このようにちょこちょこ休養を加えることで、体が疲労を抱え込みすぎず、良いガス抜きに。少しだけ行動を変えることで、休養の質も高まります」

NGなマインド&休み方
☑︎変わり映えしない環境でルーティンを繰り返す
☑︎体を動かさずに長時間同じ姿勢でダラダラ
☑︎部屋を片付けず散らかった状態のままにする
「インプットしたい人」におすすめの休み方
・造形・想像タイプ
インプットしたい人は、体を動かすというより、思考を巡らせるような静的行動によってリラックスできるタイプなので、7つの休養の【造形・想像タイプ】の想像寄りの休養がベスト。他者からの評価を求めるのではなく、まずは自己承認をすることもストレスを抱え込まないための第一歩。
休み方1. 美術館に行く
良質なインプットを得るのに最適なのが、美術館。
「ポイントは、ただのアート鑑賞だけではないということ。質の高い作品をあらゆる角度から体感し、“このアーティストはどういう気持ちで、この作品を作ったのだろう”と、作家の思考などに考えを巡らせてみたりするのが良いでしょう。さらに好きなアーティストなら、休養の【娯楽タイプ】もプラス」

休み方2. 瞑想する
禅から派生したマインドフルネスや瞑想などで、心を静めることもおすすめ。
「最初のうちは感覚を掴むのが難しいかもしれません。そんなときは、目を閉じてぼーっとすることから。最初は雑念が浮かぶかもしれませんが、それは自分自身に集中している証拠とも言えます。その雑念を受け入れつつ、呼吸を整えていくとだんだんと瞑想に集中できるようになります」

休み方3. 妄想する
行きたい場所や、楽しいことを思い浮かべるだけでも良いリフレッシュになるのだとか。
「空を飛んでいる妄想や、推しのアイドルについて考えることも、立派な休養行動。いつでも・どこでもできるので忙しい人にもおすすめです。時刻表や地図を見ながら、行ったことのない土地をイメージしたり、架空の旅行プランを立てるのも◎」
「アウトプットしたい人」におすすめの休み方
・造形・想像タイプ
7つの休養の【造形・想像タイプ】の中でも、アウトプットしたい人の休養法は、より造形寄り。つまり、絵を描いたりDIYしたり、料理を作るといったゼロから何かを作る創作活動が良い活力チャージに。出来上がったものをSNSで発信するのも、アウトプットしたい人ならではの発散方法。
休み方1. 絵を描く
【造形・想像タイプ】の休養法において、絵を描くといった創作活動は鉄板。
「絵を描く、詩を詠む、作曲するなどといった、クリエイティブな創作活動に没入することで、疲労感を一掃。絵を描くのは模写でも良いですね。想像上の物事を可視化することで、【造形・想像】のどちらもできているということに」

休み方2. 編み物をする
トレンドの編み物も、【造形・想像タイプ】の休養法。
「編み物も没入できるので、良いリフレッシュになるんですよ。そして、トライして欲しいのが、どんどんレベルを高めていくこと。難しい編み方や大物を作るなど、ひとつずつクリアしていくことで達成感が誕生。これが脳に刺激を与え、前向きな気分にさせてくれます」
休み方3. 料理をする
料理を作ることも立派な創作活動のひとつ。
「特別凝った料理を作る必要はありません。大事なのは作業に集中すること。頭の中を空っぽにすることで良い気分転換に。料理の良いところはそこから発展できるところ。
誰かと一緒に作ったら、【造形・想像タイプ】に【親交タイプ】の休養が加わり、さらにその料理を公園で食べたら【転換タイプ】が加わります。そうやって休養のタイプを組み合わせると、疲労回復がさらに高まるのです」

NGなマインド&休み方
☑︎簡易キットを使った手軽すぎる創作活動
☑︎3日坊主ですぐやめてしまう
☑︎承認欲求に囚われすぎは要注意
「共感力が高く感情豊かな感性派の人」におすすめの休み方
・娯楽タイプ
7つの休養のうち、趣味嗜好を追求する【娯楽タイプ】に当てはまる休み方がおすすめ。共感力が高く、感情豊かな人は、心が動かされるかどうかがポイント。心がときめいたり、感動したり、ワクワクすることで、ストレスから離れポジティブに気分転換できる。
休み方1. 映画を楽しむ
映画鑑賞は、鉄板の休養法。
「日々仕事や家事、育児などに追われている現代人にとって、映画やドラマ鑑賞、読書などは、手軽に心をリセットできる手段。どっぷりその世界に没入することで、現実から一時的に離れ、脳を休ませることが可能。また、登場人物に感情移入することで、感情のカタルシスが促され、自然とストレス発散や気分リセットになります」

休み方2. 推し活をする
推し活も、今や定番の休養アクション。
「幸せホルモンの一種・ドーパミンは、やる気や喜びを引き出すうえで重要な役割を果たしますが、ストレスが続くと分泌が低下してしまう場合も。自分の好きな人やものに熱中する推し活は、ドーパミンを分泌するため、やる気スイッチに繋がります。ただし、ドーパミンは依存性が高いことも理解した上で楽しんで」

休み方3. 涙活をする
共感力が高いタイプは、悲しい映画は避けた方がいいかと思いきや……?
「答えはNO。悲しい映画に共感し、涙を流すことは良い“涙活”になります。ストレスが溜まったり、緊張状態だと自律神経の交感神経が優位な状態。しかし、涙を流すことで副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスした状態に。心のデトックスにもなるので、定期的に涙活を」
NGなマインド&休み方
☑︎感情が動かされないことに時間を費やす
☑︎推し活や趣味に依存しすぎてしまう
☑︎娯楽ではなく義務的な学習時間を過ごす
「客観性や効率を求める理論派の人」におすすめの休み方
・娯楽タイプ
事実に基づいた分析から、合理的な結論を導き出すのが得意なタイプ。エモーショナルなことを求めない【娯楽タイプ】の休養法が正解。ただし、タイパを求めすぎてしまうと、休養だと思っている行動も、休養にはならず時間の無駄遣いになるので要注意。
休み方1. 興味のある分野の勉強をする
学習することを、娯楽に変えてしまうのもおすすめなのだとか。
「歴史や建築、美術など、興味がある分野をどんどん深掘りしてみてください。知識欲は好奇心と深く結びついており、学習することが娯楽にも繋がります。“知りたい”気持ちを認め、行動して満たすことは、達成感も得られますし、自分の世界を少しずつ広げてくれます」

休み方2. ドキュメンタリーを観る
娯楽を求めるのであれば、事実ベースに基づいた伝記や歴史物、知識を深められるドキュメンタリーを。
「ただし、避けて欲しいのが娯楽に効率を求めること。最近は映画や映像を早送りで再生する人も多いようですが、それでは作品本来の余白や行間を読めません。作品を咀嚼する時間もなく、“観たつもり”では、娯楽の意味がなく結果的に時間の無駄です」

休み方3. リスキリングをする
リスキリングとは、社会やビジネス環境の大きな変化に対応するため、自分のスキルや知識をアップデートすること。
「余裕がある人は、自分のスキルアップのための学びを取り入れるのも◎。新たな知識を身につけることで達成感も得られますし、それが結果的にキャリアアップに繋がるので一石二鳥」
NGなマインド&休み方
☑︎効率ばかりに囚われてしまう
☑︎エモーショナルな映画を観る
☑︎単純なゲームなどに時間を費やす
「交感神経優位になりがちな人」におすすめの休み方
・休息タイプ
自律神経の交感神経が常に優位な状態は、ひと言で表すと休み下手。常に過緊張状態が続くので、目の疲れや肩こり、便秘や不眠など様々な不調をもたらします。頑張りすぎな現代人に多いので、日が暮れてからは【休息タイプ】の休養でリラックスを。
休み方1. スキンケアをゆっくりする
花王の研究によると、ゆっくりとした手の動きやハンドプレスによる肌のお手入れは、心拍自律神経活動のバランスに影響。手の動きがゆっくりな方が、よりリラックスした状態に導かれるという結果が出たのだとか。夜のお手入れは自分を労るためにも、ひとつひとつの工程を丁寧に行うのがおすすめ。

香りを楽しみながら、ゆっくりケア
THREE バランシング オーバーナイト オイルセラム SQ

睡眠中の肌に注目したオイル美容液。 28ml ¥11000/THREE
トワニー ミッドナイトコート

森の中で深呼吸しているかのような心地よさ。 30ml ¥5500/カネボウ化粧品
休み方2. ぬるま湯に浸かる
寝る直前の熱いお風呂は、交感神経が優位になってしまうため、寝付きが悪くなってしまうのだとか。
「寝るときは体の中心部の体温を下げなければならないため、就寝前の熱いお風呂はNG。38〜39℃ぐらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、【運動タイプ】ではなく【休息タイプ】の休養に。リラックスと同時に巡りも改善できます」

休み方3. 腹式呼吸をする
人が自律神経において、唯一意識的にアプローチできるのが呼吸。
「緊張状態だと呼吸が浅くなりますが、これは横隔膜がきちんと動いていないから。ゆっくり横隔膜を動かす腹式呼吸によって副交感神経が優位になります」
呼吸をする空間に香りで癒やしを
雪肌精 BLUE ディープブレス メディテーション アロマ ミスト

深呼吸とともに使う設計のアロマミスト。 100ml ¥5500(編集部調べ)/コーセー
アスレティア スイッチング アロマルームミスト N

マインドフルネス体験ができる音声ガイド付き。 全4種 100ml 各¥5500/アスレティア
NGなマインド&休み方
☑︎仕事終わりに激しい運動をする
☑︎夜にサウナに行ったり熱いお風呂に入る
☑︎寝る直前までスマホを見ている
「副交感神経優位になりがちな人」におすすめの休み方
・運動タイプ
自律神経の副交感神経が優位で、なかなか朝のスイッチがかかりにくいタイプ。常にだるいため、頑張りたくても頑張れないのが特徴。今ひとつシャキッとせず、活動しているときと活動していないときの差がないため、【運動タイプ】の休養でメリハリある行動を。
休み方1. 朝、熱いシャワーを浴びる
交感神経を高める熱いお風呂やシャワーは、朝の目覚めにはぴったり。
「ぬるま湯のお風呂は【休息タイプ】の休養ですが、熱いお湯だと一気に【運動タイプ】の休養に。水圧によって1カ所にとどまっていた血液が一気に流れ、血行を改善。目覚めを良くするとともに疲れも取れるので、朝と晩でお湯の温度を変えてみるのが効果的」
休み方2. 空き時間に軽い運動
運動することで交感神経が働くため、脱・重だる感にはもってこい。
「ハードな運動をせずとも、隙間時間に爪先立ちでかかとを上げ下げする程度でOK。交感神経が優位になることで日中の眠気を解消できますし、巡りが良くなることで老廃物の排出を促進。細胞ひとつひとつに栄養と酸素を運ぶこともでき、疲労感の軽減にも繋がりますよ」

休み方3. 朝、塩分を摂る
朝、どうしてもベッドの上でダラダラ過ごしてしまう……。そんなときは、副交感神経から交感神経の切り替えスイッチにもなる塩分を取り入れて。
「塩は交感神経を活性化させる食べ物の代表。塩分が足りてないと疲れがなかなか取れにくいので、適切な量を取ることは大事。白湯に塩や梅干しを入れたり、味噌汁を飲んだりするのが良いでしょう」

NGなマインド&休み方
☑︎コーヒーやエナジー系ドリンクに頼りすぎる
☑︎“ご褒美”として甘いものを食べる
☑︎元気が出ないからとダラダラと過ごす
健康・ヘルスケアの最新記事一覧
※本記事掲載内容は、取材時またはオリジナル記事公開時点のものです。
※掲載商品は売り切れの場合もありますのでご了承ください。
集英社の美容総合メディア「MAQUIA(マキア)」を運営する編集部。2004年9月創刊のプリント版(月刊誌・毎月22日頃発売)や公式サイト・SNSで、メイクやスキンケアをはじめ、豊富な美容情報を発信しています。「MAQUIA」の特徴は、クオリティの高い写真や美しいデザイン、わかりやすい記事構成や動画制作。公式サイトからは、読者組織「マキアビューティーズ」のブログを含め、毎月600以上の美容記事を配信しています。「MAQUIA」は性別や年齢を問わず、美容を愛する方々に支持されています。
公開日:






















































































