「MAQUIA」2月号では、ここ最近のお悩みでぐんと増えたニキビトラブルについて美容のプロがアドバイス。食習慣からできるアプローチは、今日から始められます!
“withマスク時代”の鍵は、普段のケアと生活改善
今どきニキビとサヨナラする方法
トータルビューティアドバイザー
水井真理子さん
敏腕エステティシャンとして、ニキビ悩みを抱える女性たちの肌をケアし続けている。生活習慣へのアドバイスも的確!
皮膚科医
髙瀬聡子先生
「ウォブクリニック中目黒」総院長。皮膚科医として美容医療に携わり、ニキビに悩む女性たちの治療に取り組む専門家。
Q ニキビ予防におすすめのサプリは?
A ビタミンA、B群とCは基本。水素にも注目。
「ビタミンB群は脂質代謝を促し、ビタミンCは抗炎症、皮脂の抑制効果があります」(髙瀬先生)。「皮脂分泌をコントロールするビタミンAや、抗酸化効果のある水素などもニキビのときに積極的に摂りたい栄養素」(水井さん)
ビタミンB群が糖質、脂質、たんぱく質の代謝をサポート。チョコラBBプラス[第3類医薬品] 60錠 ¥1280/エーザイ
リポ化した、ナノカプセルを採用した高吸収型ビタミンC。メガリポVC100 2.8g×30包 ¥7800/ドクターシーラボ
高濃度の水素を閉じ込めたゼリー。壊れにくく体内へ届けやすい。ローズヒップ風味。新菱ヘルスケア 高濃度水素ゼリー 31本入り ¥4500/新菱
国で認められている安全最大摂取量3mgのビタミンAを配合。Takako Style the A 90カプセル ¥8800/TAKAKOスタイル
Q チョコレートはニキビの原因になるの?
A 刺激物は避けるのがベター。
「チョコの原料=カカオは胃腸にとって刺激が強め。その他、香辛料を使った辛い食べ物、脂の多い甘い物、カフェインなども要注意」(髙瀬先生)。「これらの刺激物は内臓を刺激したり、皮脂分泌を増やすので、ニキビ時には不向き」(水井さん)
Q …ってことは、コーヒーや紅茶もダメ?
A カフェインが多めのものは避けたい。
ハーブティーならOK。
「カフェインも刺激物の一種。ニキビがあるときは、コーヒーや紅茶などカフェインを多く含む飲み物はほどほどに。温かい飲み物なら、カフェインレスのハーブティーがおすすめです」(髙瀬先生)
Q ニキビ予防に良い食材は?
A 色の濃い野菜&納豆。
「緑黄色野菜や納豆などの発酵食品は、補酵素であるビタミンやミネラルが豊富。これらが多いと代謝をサポートしたり、カラダのサイクルを正常に戻すのをお手伝い。ニキビが治りやすい環境に導きます」(髙瀬先生)
Q 早食いもニキビにはよくないって本当?
A ゆっくり食べて副交感神経優位にしよう。
「早食いは交感神経を優位にしてしまいます。交感神経優位だと脳は戦闘モードになり、皮脂分泌が活発に。特にリモートワークだとON&OFFの切り替えが難しいですが、ゆっくり食事を摂る、入浴後はメールを見ないなど、副交感神経優位な時間を増やすこともニキビ対策に」(髙瀬先生)
神経活動を抑える「L-テアニン」配合。おやすみブレンドティー 2g×14袋入り(機能性表示食品)¥1850/オルビス
Q できちゃったニキビを治す食べ物ってある?
A 残念ながら、ありません。
「食べ物&栄養素ができることは対症療法ではなく予防がメイン。ニキビがあるときは、油分を控えるなど、皮脂分泌を誘発しない食事に」(髙瀬先生)
Q 毎日、夕食はデリバリー頼みなのも要因に?
A できれば和食系をセレクトして。
「デリバリー食の味付けは、塩分や油分が多く、むくみ&詰まりを誘発しやすい。ニキビのときは自炊がおすすめですが、疲れちゃってどうしても頼みたいときは、塩分控えめな和食系にしましょう」(水井さん)
Q 水はたくさん飲む方がよい?
A 一日1〜1.5Lを目安に。
フルーツウォーターはビタミンも摂れてGOOD。
「マスクをしていると喉の渇きに気づきにくいので、お水は意識して一日1〜1.5Lは飲むように。果物を入れたフルーツウォーターなら、ビタミン豊富でニキビ予防にもなり一石二鳥」(水井さん)
MAQUIA2月号
撮影/岩谷優一〈vale.〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/甲斐美穂〈ROI〉 スタイリスト/福永いずみ モデル/佐藤さき(マキアビューティズ) イラスト/沼田光太郎 取材・文/松井美千代 構成/吉田百合(MAQUIA)
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