スキンケアの基本である、クレンジングと洗顔。実はアイテム選び、洗い方、落とし方を間違えているひとはまだまだ多く、それが乾燥肌やトラブルの温床に! 今回は、How to編。クレンジングのコツを、ユニリーバ開発担当の倉谷亜由美さんに教わりました!
なじみ方や落ちの早さの違いを見極めて!
オイルやクリーム、ジェルにローションなど、テクスチャーが様々なクレンジングは、メイクなじみや落ちる早さがそれぞれ異なるのが特徴。その性質を見極めて、時間のかけ方やコツを意識することが大事です。 今回は、オイルクレンジングのHow toを紹介します。
【オイルクレンジングのコツ】
倉谷亜由美さん「オイルはクレンジング剤のなかでも油分を含んだメイクとのなじみが一番早く、よく落ちますが、水とのなじみが悪いので洗い流しに時間がかかります。残るとぬめりの原因にもなるので、しっかり油と水を乳化させて洗い流すようにして」。
素早くなじむオイル。プレディアディープシー スパ クレンジング オイル 150㎖ ¥2000/コーセー
1. 乾いた手で使うのが鉄則
オイルの洗浄力を落とさないために、オイルは必ず乾いた手にとり、乾いた状態の肌に使う。
2. メイクと素早くなじませる (メイン画像)
肌にのせたら顔全体に広げてメイクとなじませる。力を入れなくてもなじむのでゴシゴシこするのはNG。
3. 白っぽくなったら乳化のサイン
洗い流すときは、少しずつ肌にお湯をなじませ白っぽく乳化させる。乳化すると落ちやすくなる。
チェック! クレンジングの疑問を解消!
Q. オイルは肌に刺激が強い?
A. NO。オイルが悪いのではなく、どのクレンジングも肌に長く残ると刺激になります。洗い流しをしっかりすることが大事なのです。
次回は、クリーム・ミルクタイプと、ウォータータイプのクレンジングのHow toを紹介します。
MAQUIA2014年12月号
撮影/山田英博(モデル) ヘア&メイク/榛沢麻衣 モデル/狩野明日香(マキアビューティズ) 構成・文/髙橋美智子(MAQUIA)
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