無駄のないメイクでその人の個性を引き出す＝「洗練」を大切にしている岡野瑞恵さん。ブラウンメイクを今っぽく洗練させる色使いのコツを教わりました。
メイク界のLEGEND×NEXT LEGENDが語り合う
私たちが大事にしている新・美人論
資生堂の専属アーティストを経て独立。資生堂時代に経験したパリコレには、巨匠のテクニックを盗むべく血眼になって参戦。
定番ブラウンアイメイクは
赤み封印で即、洒落顔に
ブームが再燃しつつあるブラウンのアイパレットは、スモーキーなカーキを差し色にして洗練度をアップ。目元の赤みを抑えることで、マンネリしがちなブラウンアイから脱却し、さらに、骨格のメリハリを際立てることで、その人だけの魅力が引き出される印象的な仕上がりに。
私だけの個性が開花する
アンティークカラーと骨格美メイク
A 秋らしいブロンズのグラデーションに、トレンドのカーキをセットイン。サンク クルール クチュール 659 ￥8690／パルファン・クリスチャン・ディオール（限定色） B 極細ブラシがどんな眉もキャッチ。極細アイブロウマスカラ C1 ￥528／セザンヌ化粧品 C つややかな血色をプラス。ルナソル グロウブラッシュ EX04 ￥6820／カネボウ化粧品（限定品） D 生命感のある肌に。リフレクトグロー X01 ￥3300／THREE（限定品） E スキニーなブラウンベージュが肌に溶け込む。ザ マット リップ リキッド Bitter Walnut ￥3520／アディクション ビューティ
HOW TO MAKEUP
【EYE】Aaをブラシに取り、目尻側からアイホール全体になじませる。二重幅にAbを重ねたら、黒目上から目尻の先5ミリ程度までAcでシャドウラインを。下まぶたのキワ全体にAdをのせたら、目尻側1/3にAeを入れてアクセントに。眉はBで全体を染め上げる。【CHEEK】頬骨に沿うように、こめかみから黒目下までCaをブラシ入れし、頬骨の一番高い位置にDを重ねてツヤ増しを。【LIP】Eをチップに取り、唇全体に均一に塗り広げる。
MAQUIA 11月号
撮影／菊地泰久〈vale.〉（モデル） 岩城裕哉（物） ヘア＆メイク／岡野瑞恵 スタイリスト／平田雅子 モデル／比留川 游 取材・文／野崎千衣子 構成／若菜遊子（MAQUIA）
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
MAQUIA2024年4月22日発売号
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