多くの女性から圧倒的に支持されるRMKが25周年を迎え、新たなモードへと突入。そんなRMKの“今”を、ブランドの顔でもあるベースメイクを中心に、お話しいただきました。
気になるブランド&美ネタに触れたい、語りたい!
マキア編集長が最新美容に直あたり取材
エミトーーク
第8回 RMK(アールエムケー)
プロが仕上げたようなメイクを
誰でもテクなしで作れるプロダクトを提案
RMK マーケティング部長
関 みさ子さん
国内・外資系化粧品マーケティング職を経て2018年より現職に。昨年より新たなクリエイティブディレクターYUKIを迎えた新生RMKのブランディングから製品開発、マーケティング全般を統括している。
マキア編集長
清田 恵美子
MORE編集部から広告部での営業職を経て、’14年からMAQUIAへ。フットワークの軽さがモットー。実際に試して感じて、直あたりレポートをお届け。
“素肌よりも素肌らしい肌”
を目指して誕生した2品
清田 1997年のデビューから、今年でブランド誕生25周年! 当時はパウダリーファンデーションが全盛のなか、発売したリクイドファンデーションとメイクアップベースはとにかく画期的でした。
関 このベースメイク2品は、ブランド立ち上げにも関わった、世界で活躍しているメイクアップアーティストが開発。彼女が世界から日本を見たときに感じたのが、「日本人女性は、キメが細かくて、美しい肌なのに、ファンデーションを厚く塗って隠しているのがもったいない」ということでした。そこで、本来の美しさを引き出すために、“素肌よりも素肌らしい肌”を目指してこのファンデーションが生まれました。
清田 透明感があって軽やかなのに、確実に肌が美しく見える——。このファンデーションをつけるたびに、その絶妙さに感動します。25年前から“素肌美”をフィロソフィーに掲げていたのも驚きですが、処方骨格も変えていないそうですね。
関 はい。この透明感、みずみずしさを具現化するために、多くの水系成分を配合。ここに、オイルやカバー剤などの粉体を絶妙なバランスで配合することで、ぴたっと薄くなじみ、素肌感のある肌へと仕上げます。少しでもこのバランスを変えると透明感やテクスチャーが変わってしまうということもありますが、“変えるところが見つからない”というのが正直なところです。ただ、時代の空気感に合わせてパッケージはリニューアルをしています。
清田 それはすごい! 確かにこのリクイドファンデーションは、古臭さがなく、それどころか、素肌っぽさが求められている今にぴったり。
関 メイクアップベースも、あれこれと機能を持たせず、ただファンデーションを均一に美しくつけることだけにこだわった処方。だから、フィット感は高いのに、隠ぺい感がなく、テクニックレスでなめらかなツヤ肌に仕上げられます。
清田 マキア読者からも、素肌を美しく見せたいというニーズは高いのですが、それを25年も前からというのは、美しさの本質を見抜いていらっしゃったからなんですね。
リラックスムード漂う
新生RMKの世界観に注目
関 昨年にクリエイティブディレクターに就任したYUKIも、初めて使ったファンデーションはRMKだったそうです。彼が目指す肌は、カバーしてしまう肌とは対極。その人の持つ美しさ、素の美しさをどうするか?というもので、RMKのフィロソフィーと同じなんです。この3月には、彼が監修した新リップが登場しました。現代ならではのリラックスしたニュアンスを、新しいパッケージでも表現しています。
清田 YUKIさんがキーワードに挙げられている「レイドバック」というのがすごく気分にフィット。大人になるほど、肩に力の入った洗練ではなく、リラックス感や余裕が漂うような洗練が素敵だなと感じていて、それを叶えてくれそうな予感です。新リップは、その質感といい、肌映えしそうなカラーといい、本当に絶妙! どの色もなじむんです。
関 全15色のシェードは微差を追求し、一見似たようなカラーと思われるかもしれません。しかし、微差の中に圧倒的な美しさがある。ありのままの自分を楽しんでほしいと、感情を表現した色名もついています。なじみがいいので、その日の気分に合わせて選んでみてください。
清田 メイクで別人になるのではなく、自分を知り、自分が好きなものを見つめ直す。そんな心地よさを今回のリップでも体感できそう。RMK、やっぱりいいですね!
その日の感情に合わせて
選びたい15色がラインナップ
RMK
ザ リップカラー
全15色 各¥3850
生っぽいリアルなツヤ感のRAW GLOWの仕上がりが新鮮。にごりのない高発色が魅力。写真のカラーは、注目の05 デディケイション。/RMK Division
A
RMK メイクアップベース
SPF4 30mL ¥4070(数量限定発売)
透明感を支える下地は、乳液のようなみずみずしさで、さまざまなコンディションの肌にもフィット。肌表面にフィルターをかけたようにつるんとなめらかな肌へ。
B
RMK リクイドファンデーション 102
SPF14 PA++ 30mL ¥4950
(数量限定発売)
RMKのナチュラルメイクの原点ともいえる名品ファンデーション。みずみずしいのび感と、肌に均一になじむ密着感が秀逸。明るめのイエロー系のスキンシェード。
C
RMK リクイドファンデーション 201
SPF14 PA++ 30mL ¥4950
(数量限定発売)
薄づきなのに適度なカバー力で、素肌の美しさを生かした肌へと仕上げるファンデーションの人気色。ニュートラルなピンク系のスキンシェードにおすすめ。
/すべてRMK Division
メイクアップベース
まるでスキンケアのようにスーッと肌になじみ、毛穴もアラも瞬時にフラットにしてなめらかに。肌が乾くこともなく潤い感も満足。
ファンデーション
サッとのび広がって、消えていくみたいに薄づきで軽やか。なのに明らかにきめ細やかで上質な肌印象へ仕上げてくれるのがスゴイ。
美の本質を見抜いていた審美眼に感嘆
透明感があって軽やかなのに、肌は確実に美しく見える。RMKのベースメイクはその両立が素晴らしい。「美しい肌を作る」のではなくて、「自分の肌が美しい」ように思える感覚。今、みんなが欲しいそんなベースメイクを、25年前にすでに完成させていた、ということが本当に驚き!
MAQUIA 5月号
撮影/土佐麻理子 取材・文/藤井優美〈dis-moi〉 構成/清田恵美子(MAQUIA)
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