「MAQUIA」4月号では、ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんがニーズ別にファンデーションをセレクト。透明感も叶えるパウダリーファンデの正解とは?
春の肌どうする?に
ズバリ応えます!
長井かおりがニーズ別に
新作から本気でお見立て
なりたい肌を叶えるのは
このファンデーション
形状やカバー力などなど、いまやファンデーションも多種多様。だからこそ自分自身のニーズにピッタリな逸品を見つけるのは難しい……。そんな迷える読者の声に、長井かおりさんが“答え”をくれました。
KAORI NAGAI
女性のメイク悩みを理論的に分析し、解決法を伝授するヘア&メイクアップアーティスト。
ファンデーションは
“厚み調整力”で選んで
日進月歩のファンデーション。厚塗り感がないのにカバー力もあって、乾きにくいのに崩れにくい……などなど、女性の要望に応えてくれるものが勢ぞろい。でも、もっと細かな悩みにまで応えて欲しい。そこで長井かおりさんに、春夏の新作すべてをお試しいただき、ニーズに合ったファンデーションを選んでもらいました。そのポイントは?
「ファンデーションはパウダリーやリキッドといった形状で選びがちですが、“厚み調整ができるかどうか”に着目すると選びやすくなります。厚み調整とは、薄くのびが良いのはもちろん、ポイント的に重ねるとしっかり盛れるタイプのファンデーションのこと。欲しい部分にだけカバー力を発揮してくれるので、マキア世代の肌悩みにオールマイティに対応してくれます。また今季はスキンケアの延長のように使えるライトタイプもトレンド。この2つに注目して使い分けるのがおすすめです」
長井's MAKE-UP ADVICE
粒子をつぶさず
ふんわりと肌に
のせるのがコツ
「ファンデーションに望むすべてを満たしたマキアージュ。触ったときに湿度を感じるような粉感だから、ピカッとしたツヤではなく、粉砂糖のような、やわらかなツヤが肌にまわったふんわり肌へ」
最新ファンデーションなら
欲しい肌が思いのまま♥
パウダリー派だけどメリハリ
のある透明感が欲しい
長井's ANSWER
粉雪のように
肌に溶け込む
パウダリーを
「手軽で簡単、持ち運びもできるパウダリーはやはり人気ですよね。ただ、パウダリーは一歩間違えると粉っぽく、のっぺりした印象になることも。だからこそ透明感は必須。セレクトの基準は、パウダー粒子が柔らかいかどうか。肌にのせると粉雪がスルッと溶けるようになじむものがポイントです。塗布するときは、スポンジを滑らせて粒子に圧をかけるのではなく、トントントンと肌の上にパウダーを置いていくイメージで。これでイマドキのメリハリ肌に仕上がります」
MAQUIA4月号
撮影/資人導〈vale.〉(モデル) 山口恵史(物) ヘア&メイク/長井かおり スタイリスト/後藤仁子 モデル/上西星来 取材・文/藤井優美〈dis-moi〉 構成/火箱奈央〈MAQUIA〉
【MAQUIA4月号☆好評発売中】