俳優として次々と話題作に出演しながら、YouTubeやPodcastで気になるガジェットや、美容情報をチェック。塩野瑛久さんは、意外にも快適に暮らすための研究が好きなのだそう。肌との向き合い方や、自信をなくした時に自分へかける言葉に、塩野さんのしなやかな価値観が見えてきました。

塩野瑛久 インタビュー ポートレート

塩野瑛久

俳優

塩野瑛久さん

1995年1月3日生まれ、東京都出身。2012年デビュー。NHK大河ドラマ「光る君へ」での一条天皇役が話題を呼ぶ。近年の主な出演作に映画『SAKAMOTO DAYS』、ドラマ「未来のムスコ」「嘘が嘘で嘘は嘘だ」などがある。

将来の自分が快適に過ごせるよう、便利なアイテムを調べるのが好き

塩野瑛久 インタビュー 映画

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——お忙しい毎日だと思いますが、塩野さんは日々を健やかに過ごすために心がけていることはありますか?

塩野さん:習慣を決めないことですね。習慣を決めるとプレッシャーになるので、ルールを一切決めないようにしています。勉強とかもそうだと思うんですが、いくら「今日は机に向かうぞ」と決めても、自分が興味を持って「やりたい」と思った瞬間じゃないと身に入らないじゃないですか。

僕、日々の暮らしが便利で快適になるとすごく得した気分になるんです。だからガジェットが大好きで。将来の自分が少しでも快適に過ごせるように、新商品を調べたり、買ったものをいじったり。そういったことばかりしています。

——「便利なものを活用して、将来の自分を楽にさせてあげたい」という感覚はいつ頃からあったのでしょうか?

塩野さん:全然仕事がなくて忙しくなかった頃から意識していました(笑)。もともとそういうガジェット系のものが好きなんだと思います。

塩野瑛久 インタビュー ポートレート 全身

——今はとても活躍されていますが、過去にはオーディションに落ち続けていたこともあったと伺いました。自信を失くしそうな時はどのように自分を鼓舞していましたか?

塩野さん:今でもまわりの方々と比べて自信をなくすことはしょっちゅうあるので、あまり偉そうなことは言えないですが、自分という人間はこの世にただ一人しかいないと思うことですかね。どんな自分でも、愛してあげられるのは自分だけなのかなって。

「俳優」というと、バラエティなどでも活躍されている方も多いし、器用だというイメージを持たれることもあると思うんですが、逆に不器用で素直な方々が多いような気がしています。

俳優という仕事は、嘘を本当にあったかのように見せる仕事じゃないですか。だからみなさん嘘をもう本当だと思い込むくらい真剣に役に向き合っている。そのためには、自分を丸裸にしておくことが大切。だからこそ、まず自分自身をちゃんと愛してあげる必要があるんだと思います。

——役にのめりこむためには、まずは自分という器を認めてあげることが大切なんですね。

塩野さん:そうですね。今でもなかなかこのようには思えない時もありますが、自分でこの考えを無理やりひっぱり出してあげるようにしています。

スキンケアは足しては引いて、引いては足しての繰り返し

塩野瑛久 インタビュー 美容

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——日々のスキンケアについてもお伺いさせてください。美容に興味を持ったのは17歳頃だそうですが、当時と比べて美容への意識は変化していますか?

塩野さん:いろいろ試しながら何周もしてスキンケアの仕方も日々変わっています。足しては引いて、引いては足しての繰り返しですね。肌悩みが多いので「これいいよ」って聞くとすぐ試したくなってしまいますが、一時期は、潔く何もしない方がいいんじゃないかと思っていた時もありました。最初は肌によさそうだと感じたものも、肌が慣れてしまうのかあまりよさを感じなくなってしまうこともあって。だから常に試行錯誤していて、今も美容迷子です。

——ガジェットと同じように美容についても調べていますか?

塩野さん:表立って美容の話は自分からしないようにしているんですが、多分めちゃくちゃ詳しいです。移動中とかにもPodcastやYouTubeなどで美容のことを学んでいます。

——先ほど、自分が興味を持っているものでないと勉強できないとおっしゃっていましたが、美容は興味のあるジャンルですね。

塩野さん:はい、あります。それにこういった仕事をしているので、向き合わざるをえないジャンルでもあるのかな、と。若い頃はニキビや肌荒れに悩んでいて、それがコンプレックスだったので。自分に合うものを調べていくうちに、必然的に詳しくなっていきました。

——今後、美容以外にも磨きをかけていきたいことはありますか?

塩野さん:いい歳の重ね方をしたい。それが一番です。様々なことを経験して、壁にぶつかって、それを乗り越えてまた成長する、というのをいくつになっても繰り返していきたいです。

「あの頃はよかったな」と、全盛期をいつまでも追い続けるのではなく、常にブラッシュアップしながら変わっていきたい。また同じ話になってしまいますが、どんな時の自分もちゃんと愛していきたいですね。

映画『マジカル・シークレット・ツアー』

塩野瑛久 マジカル・シークレット・ツアー 映画

2017年に中部国際空港で主婦たちが金の密輸で逮捕された事件に着想を得た、違法だけど痛快なエンタテインメント。二児の母・和歌子(有村架純)、奨学金の返済に追われる非正規雇用の研究員・清恵(黒木華)、キャバクラで働く未婚の妊婦・麻由(南沙良)の3人が偶然出会い、自分たちで密輸を始めるが……。

出演:有村架純、黒木華、南沙良、塩野瑛久、青木柚、斎藤工ほか
監督:天野千尋
6月19日(金)全国公開

ジャケット¥75,900、シャツ¥39,600、パンツ¥41,800/SHEIK YERBOUTI(STUDIO FABWORK 03-6438-9575)その他/私物

撮影/奥脇孝典 ヘア&メイク/草替哉夢 スタイリスト/能城匠(TRON) 取材・文/高田真莉絵

公開日:

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