日々繰り返すお風呂と睡眠が、ちょっと意識を変えるだけでより充実した時間に。身も心もリセットして、健やかに生きていくための土台を作る「お風呂&睡眠」についてプロがアドバイスします!

お風呂 睡眠 リセット

「キレイ」は夜に作られる
お風呂と睡眠100問100答

教えてくれたのは…
小林麻利子さん

眠りとお風呂の専門家

小林麻利子さん

公認心理師。科学的根拠のあるデータを元に女性の美を引き出す。眠りと入浴に関する著書も多数。

森 優奈さん

西川 スリープマスター

森 優奈さん

寝具や眠りのプロである「スリープマスター」の知識を活かしながら、営業企画部で広報業務を担当。

友野なおさん

睡眠コンサルタント

友野なおさん

SEA Trinity代表。快眠を促す寝室空間作りを得意とし、講演や執筆、コンサルティングを行う。

円山カヲリさん

「一休のひらめき」代表

円山カヲリさん

脳を癒やすヘッドマッサージ「ブレインタッチ」考案者。睡眠改善インストラクターの資格も持つ。

Q
睡眠って美容と健康に
どんな関係があるの?
A
ターンオーバーやバリア機能に影響あり。
正しい入浴と睡眠を行えば、
幸福感を高めて体質改善まで
「睡眠不足は成長ホルモンや睡眠ホルモン・メラトニンの分泌を妨げてしまうので、ターンオーバーや肌のバリア機能低下につながります」(森さん)。「入浴と睡眠は1セット。40℃の湯船に15分浸かることで、よい睡眠がとれるようになります。しかもその効果は就寝中ずっと継続し、結果幸福感が高まるという報告も。心身のためにぜひ日々のお風呂習慣の見直しを」(小林さん)

Q
お風呂と睡眠の関係性って?
A
 入浴はいわば「熟睡スイッチ」
「体の内側の深部体温はいったん大きく上がってから、急降下することで眠りのスイッチがはいります。そのメカニズムを作れるのが『40℃で15分』湯船に浸かる入浴方法。この科学的根拠に基づいた正しい入浴方法こそが、熟睡へのスイッチとなって心身に元気をもたらします」(小林さん)

Q
「よい眠り」ってどういうこと?
A
すっきり目が覚めること
「寝入るまでの時間が短く、朝すっきりと目覚められることが理想です。ぐっすり眠れていると目覚めた時の体に疲れや違和感がなく、日中も眠気を感じることなく活動できます。日本では3人に2人が眠りについて何らかの不満を持っているといわれ、不眠大国と呼ばれています」(森さん)

グラフ 総睡眠時間は足りていますか?(昼寝もあわせて)

Q
「よい睡眠」には何が必要?
A
心地よく眠れる
環境作りがマスト
「重要なのは、寝室の環境や寝具をベストな状態に整えること。また、コロナ禍で運動不足ならストレッチなどで体を動かす、眠る1時間前までには仕事を切り上げてオンとオフを切り替えるなどの工夫も大切です」(森さん)

Q
私は「よい睡眠」がとれているの?
A
チェックリストで確認!
「下のリストで、ひとつでもNOがあれば熟睡できていない可能性があります。海外の研究では、寝不足だと口角が下がり血色が悪くなるという報告も」(友野さん)


□朝、すっきりと目が覚める
□アラームのスヌーズ機能を使わずに起きられる
□起きた時にお腹が空いているor必ず朝食をとる
□毎朝、ほぼ同じ時間にトイレで排泄する習慣がある
□朝の通勤や午前中の会議で眠ってしまうことはない
□休日でも、平日プラス2時間以上は寝ない
□朝、鏡を見た時に青グマや目の充血がない
□化粧ノリがいい

Q
毎日忙しくて、
眠りの準備に時間をかけられません
A
睡眠への準備は
朝から始まっています
「睡眠というと、眠る前だけ意識する人が多いのですが、何時に目覚めて日中どう活動するかといった生活リズムも睡眠に直結します。ストレスを溜めないように意識しながら生活リズムを整えましょう」(円山さん)

Q
お風呂がおっくうな時も
入らなきゃダメ?  
A
疲れている時こそ入浴を
「入浴をしてから眠った方が、深く眠れて疲れがとれます。私自身も以前は不調のオンパレードでしたが、正しい入浴で自律神経が整い深く眠れるように。疲労を感じている時こそ、湯船に浸かって15分。それだけで体も心も上向きになれますよ」(小林さん)


MAQUIA 3月号
撮影/三宮幹史〈TRIVAL〉 ヘア&メイク/中村未幸 スタイリスト/松尾正美 モデル/佐藤晴美 取材・文/轟木あずさ 国分美由紀 構成/村岡真知子(MAQUIA) 撮影協力/HAMACHO HOTEL

最終更新日:

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