ダイエットの失敗を繰り返している人におすすめ!「MAQUIA」6月号では、食行動を正すことで効果的に痩せられる“行動療法ダイエット”を特集。デブ味覚を変える食材選びや、食べ方のコツを教えます!

デブ味覚→痩せ味覚にシフト! 話題の“行動療法ダイエット”で理想ボディを目指す_1

行列ができるダイエット外来
工藤孝文 先生式
ついついやっちゃう行動&思考を変えて痩せ体質に

行動療法ダイエット

ダイエットの失敗を繰り返している人にすすめたいのが、ダイエット外来・工藤孝文先生の行動療法ダイエット。食行動を正すことで効果的に痩せられるから、自分のタイプを見極めて実践!

工藤孝文先生
福岡・工藤内科にてダイエット外来を担当。肥満治療評論家。著書は『マンガでわかる ダイエット外来の医者が教える成功率99%のやせ方』(池田書店)など多数。

好物=高カロリータイプの太りグセとは?

・油っこいものや味の濃いものが大好き
・菓子パンをよく食べる
・外食や出前が多い


工藤's 診断
味覚が麻痺しているせいで、甘いものや油っこいもの、味の濃いものなど高カロリーの食べ物が大好物の“デブ味覚”になっているのが原因で太るタイプ。デブ味覚を痩せ味覚に変え、適量でも満足感が得られる工夫をするのが、痩せるポイント。



対策1:デブ味覚から痩せ味覚に変える
うまみ成分が多い出汁が効果的
「デブ味覚を痩せ味覚に変えるのに役立つのが出汁。出汁にはうまみ成分のグルタミン酸が多く、これは快楽ホルモンのドーパミンに近い働きをします。出汁をとると濃い味にしなくても満足できるので食べ過ぎが防げるうえ、2週間続ければデブ味覚から痩せ味覚に変わります。下の表のようなうまみ成分の多い食品もおすすめ」

まみ成分の多い食品

対策2:食べる順番を変える
カーボラストで血糖値の急上昇を抑える
「炭水化物を最初に食べると血糖値が急上昇して太る原因に。炭水化物は最後にし、最初は野菜など食物繊維の多いものから食べるカーボ(炭水化物)ラスト、ベジファーストなら血糖値の急上昇が抑えられおすすめ。筋肉をつけたい人は肉から食べるミートファーストに」

ミートファーストとベジファースト

マキア公式ブロガーtomokoが4週間チャレンジ!

マキア公式ブロガーtomoko

マキア公式ブロガー
tomoko(28歳)
カロリーの高いものはやっぱり美味しい(笑)。 脂質や糖質、味の濃いものが大好きで、おやつもついつい食べてしまうのでなかなか痩せられない。

工藤's 診断
高脂肪食は快楽物質ドーパミンを出すので依存性が大。出汁やしいたけ茶のようなグルタミン酸やイノシン酸の旨み成分はドーパミンの代替になるので、高脂肪食依存が低下し自然と痩せてくるでしょう。

旅行中は食べすぎ、中華も大好き

旅行中は食べすぎ、中華も大好き
旅行が大好きなのですが、ついリミッターが外れて食べ過ぎて帰国。エッグタルトを2個食い(笑)。油×味濃い中華も大好き。

出汁やドレッシングで味覚をリセット

出汁やドレッシングで味覚をリセット
味の濃いものに舌が慣れていたことを自覚。口淋しくなったらしいたけ茶や出汁を飲んで味覚を変えたり、サラダのドレッシングもさっぱり系に。


濃い味の食事をしがちだったので、今回痩せ味覚を実行してみたら、今までの味覚はなんて鈍感だったんだろうと気づかされました。口淋しくなったらお菓子を食べる前に“出汁を飲む生活”を続けてみようと思います。

1.1kg減

MAQUIA 6月号
イラスト/菜々子 取材・文/和田美穂 企画/髙橋美智子(MAQUIA)

最終更新日:

MAQUIA書影

MAQUIA2024年9月21日発売号

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