「MAQUIA」12月号では、最先端のサイエンスで顔&全身のシワとたるみを回避すべく、今できるケアや予防法を総力取材! まずはシワの最新TOPICSをお届けします。
最先端の〝効く〞ケアで、肌の未来はここまで明るい!
シワとたるみの100問100答
シワとたるみへのアプローチが画期的に進化した2019年。最先端のサイエンスで顔&全身のシワとたるみを回避すべく、今できるケアや予防法を総力取材!
美容誌初登場!
デジタルニューマンRIA(リア)がナビ!
アジア初のフルボディCGとして話題の「デジタルニューマン」。人間の「感情」や「表現」に触れながら徐々に社会へ寄り添うRIAを通じて、あらためて、人間や社会の在り方を考えさせてくれる。今回、シワともたるみとも無縁の彼女をアイコンに、美肌の未来や可能性を探る。Instagram : ria_ria_tokyo Twitter : ria_ria_tokyo
【取材したのはこの方々】
ビューティサイエンティスト
岡部美代治さん
化粧品メーカーの研究員を経て独立。コスメをサイエンスの目線から語れる稀有な美の目利き。
美容ジャーナリスト
小田ユイコさん
最新のシワ&たるみコスメの特徴と技術に精通し、読者へわかりやすく届けてくれる美の伝道師。
ロート製薬 学術担当
正木久美子さん
ロート製薬の最新研究やコスメの特徴を、消費者へわかりやすく伝える専門家。スキンケアに強い。
医師
貴子先生
松倉クリニック代官山院長。皮膚科学、形成外科の両方の視点でシワとたるみの治療に取り組む。
Q 「シワ」ケアの最新キーワードが知りたい!
A 「ナイアシンアミド」と「ストレス」
以前から美容成分として認知されてきた“ナイアシンアミド”が新たにシワの有効成分と認められ、各社から医薬部外品コスメが誕生しました」(岡部さん)。「ストレスによって肌内部に微弱炎症が起こり、シワやたるみの原因になることが解明されています」(小田さん)
Q シワ予防できる食べ物ってある?
A タンパク質・ビタミンC・鉄分
「コラーゲン合成の原料となるタンパク質、ビタミンCと鉄分を。コラーゲン変性を起こしやすくする糖質は抑え、なるべく低糖質を心がけることも鍵。また、食物繊維で腸からターンオーバーを促進するのも重要」(貴子先生)
Q シワは遺伝するの?
A します!
「シワの原因には骨格や肌質、表情のクセも関係しています。それらが遺伝により引き継がれやすいため、家族はシワのできやすさが似るということはあり得ます」(貴子先生)
Q 将来、シワができやすい肌質ってある?
A できやすいのは、きめが細かい乾燥肌。できにくいのは、ニキビに悩んだ脂性肌
「肌の厚みがあるタイプはシワになりにくいため、若いころ脂性肌だった人はシワができにくい傾向が。逆にきめ細かく乾燥肌だった人はシワができやすいです」(貴子先生)
Q シワになりやすい外的要因を教えて
A 「摩擦」と「紫外線」
「光老化を引き起こす紫外線はもちろん、物理的刺激もシワの要因。ゴシゴシ洗顔や雑なコンタクトレンズの着脱なども気をつけて」(正木さん)
Q 敏感肌の人はシワができやすいって、本当?
A 「面」と「線」、両方のシワができやすいんです
「敏感肌の場合、表皮エリアでは広範囲で浅く重なるような“面ジワ”が、真皮エリアでは微弱炎症の繰り返しでくっきりと深い“線ジワ”が起こりやすいことが判明」(小田さん)
MAQUIA 12月号
撮影/押尾健太郎 ヘア&メイク/鈴木 翠 スタイリスト/田中麻理乃 モデル/RIA イラスト/きくちりえ〈Softdesign〉 取材・文/松井美千代 構成/吉田百合(MAQUIA) 撮影協力/バックグラウンズ ファクトリー
【MAQUIA 12月号は10月21日(月)発売!】
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