チーク、ファンデーション、フェイスパウダー…。アイテムを生かすも殺すも道具次第。「MAQUIA」11月号では、プロが惚れ込む一生もののこだわりメイクツールを徹底取材! ここでは、5人のプロが厳選したチークブラシと、長く使うためのお手入れの方法をご紹介します。
【森ユキオさんのオススメ】
白鳳堂
森ユキオさん「白鳳堂のブラシはコシがあるのにやわらかく、適当にのせてもまんべんなくつくので、初めてメイクをする人でも絶対に失敗しません!」
ボリュームがありながらも、平筆タイプなので狙った場所にピタッと入る。G502 チークL 丸平 ¥9000/白鳳堂
上気チークを作るには
往復させて磨き入れ
森ユキオさん「ブラシにパウダーを含ませたら、頬の高い位置に往復させながら入れるのがポイント。磨きながらのせることで肌への密着度もアップ」。
【高橋里帆さんのオススメ】
RMK
高橋さん「少し平たくなったブラシは、先端だけ使って繊細に仕上げたり、寝かせて大きく使ったりと、調節が自由自在」。
肌あたりが良く、サッとはらうだけで自然な仕上がりに。チークブラシ ¥4000/RMK Division
上気チークを作るには
先端を使って高発色
ブラシの先端を肌に垂直にあて、左右にスライドすればしっかりとした発色に。
その上からブラシを寝かせてぼかせば、じわんとにじむような上気肌が完成。
【次ページをチェック!】ふんわり上気肌に仕上げやすいチークは?≫≫
【広瀬あつこさんのオススメ】
ルナソル
広瀬さん「コシが強すぎないラウンド型がお気に入り。チークを適度に含むので、ぼてっとせずにふんわり仕上がります」。
灰リスと山羊の混合毛で、肌あたり抜群。ルナソル チークブラシN ¥5000/カネボウ化粧品
上気チークを作るには
カンタングラデ入れ!
黒目の下から①→②→③の順番に、徐々に広げながら横に入れ、最後に④の上部と⑤の下部をひとなでして、チークとファンデーションの境界線をぼかす。
【中山友恵さんのオススメ】
エレガンス
中山さん「このブラシの良さは、どんな顔型にもピタッとフィットして、ここ!というポイントに入れられるところ」。
自然な毛先のカットが、頬骨にフィット。ブラッシュ 2 ¥4000/エレガンス コスメティックス
上気チークを作るには
ポンポンとタッピング
ブラシ全体にチークを含ませたら、1回手の甲ではらってから頬へ。ブラシにある程度の幅があるので、あまり塗り広げずにポンポンなじませるだけでOK。
【Georgeさんのオススメ】
M・A・C
Georgeさん「斜めカットのブラシは、指先で押さえることで形を変えられるので、どんな骨格の人にも使いやすい1本!」
粉含みがよく、ムラづきしにくい。168 ラージ アングル コントアーブラシ ¥5400/M・A・C
上気チークを作るには
濃いめ→ぼかしの2段入れ
①の部分にポンポンと濃いめに入れてから、②の部分をはらうようにぼかす。
濃くしたい部分は、ブラシを指先で潰して、入れる面積を調節して。
チークブラシはシェーディングにもぴったり!
中山さん「チークブラシは幅が広すぎず、フェイスラインにもピタッと収まるので、シェーディングを入れるのにもおすすめ。フェイスブラシより自然です」。
チークブラシのお手入れは
毎日ティッシュオフ&シーズンごとに洗って
森さん「粉ものなので基本はティッシュオフでOKですが、ワンシーズンに1回は洗剤やクリーナーで洗浄を」。
ティッシュオフは、ティッシュにチークの色がつかなくなるまで。
手のひらで薄めた中性剤をなじませ、泡が白くなるまで繰り返す。
MAQUIA11月号
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/広瀬あつこ George モデル/狩野明日香(マキアビューティズ) 取材・文/野崎千衣子 構成/鵜飼香子(MAQUIA)
【MAQUIA11月号☆好評発売中】
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