ヘア&メイクアップアーティストCHIHARUさん直伝のウェディングメイクを「MAQUIA」7月号からご紹介♪ 人生最大の幸福感を奏でるための詳細プロセスをお届けします。
ヘア&メイクアップアーティスト
CHIHARUさん
宝塚スターを経てヘアメイクに。個性を生かすメイクで人気。見られる立場を経験したからこそ語れるメソッドは必見。
ベースは質感の異なるツヤを重ね合う
土台となる肌作りはパール感やウォータリー感など、質感の異なるツヤを丹念に重ねること。一方、カラーアイテム
は、定番色にさりげなく赤みを忍ばせ、高揚感をプラスが鉄則!
A 崩れやテカリを防ぐ。ジェーン・アイルデール サマースムースアフェア 50ml ¥6500/エム・アール・アイ(限定品)
B 透明感を引き出すブルーベース。AQ ミリオリティ メイクアップ エッセンス 02 SPF25・PA++ 30ml ¥10000/コスメデコルテ
C クッションFDでみずみずしい潤い肌に。イオン デ クッション カバー SPF32・PA+++ 01 ¥3200/フローフシ
D 2色の万能コンシーラー。キッカ ラヴィッシンググロウ コンシーラー 01 ¥3000/カネボウ化粧品
E じわっと滲む赤のクリームチーク。ヴィセ リシェ リップ&チーク クリーム RD-1 ¥1000(編集部調べ)/コーセー
F テカリ防止に。プレップ プライム トランスペアレント フィニッシング パウダー ¥3800/M・A・C
G 繊細なパール感で美肌に。シルキー ルースパウダー SPF28・PA+++ 10g ¥4500/カバーマーク
H 輝きのある影を実現。ミネラライズ スキンフィニッシュ ソフト & ジェントル ¥4200/M・A・C
I 赤みを帯びたパールハイライト。コフレドール カラーブラッシュ EX-05 ¥2000(編集部調べ)/カネボウ化粧品
J 潤い感のあるメリハリを養成。シマリング グロー デュオ 01 ¥4500/THREE
メイクは血色と繊細ラインが叶うツールを
K ふわっと柔らかなツヤ頬に。マジョリカ マジョルカ パフ・デ・チーク(フラワーハーモニー) PK302 ¥1500/資生堂
L シェーディングにも使える控えめアイブロウ。ラ パレット スルスィル ドゥ シャネル 40 ¥6200/シャネル(7月15日発売)
M 肌になじむ赤みが美しい。ルナソル スパークリングライトアイズ 05 ¥4000/カネボウ化粧品
N 繊細な筆先。キャンメイク ストロングアイズライナー 01 ¥800/井田ラボラトリーズ
O 落ちない眉尻が完成。スウィーツ スウィーツ ラスティングブロウメーカー 03 ¥1200/シャンティ
P お湯でオフできるフィルムタイプ。マジョリカ マジョルカ ラッシュエステティシャン BK999 ¥1200/資生堂(6月21日発売)
Q ツヤのある正統派ピンクリップ。ディオール アディクト リップスティック 581 ¥3900/パルファン・クリスチャン・ディオール(限定品)
1
崩れ防止下地を全体に塗る
Aを顔全体に塗り、崩れにくいベースを整える。頬の高い位置から外側へ広げ、最後に全体を手のひらで、押し込むようにフィックスさせる。
2
ブルー下地を凸部に重ねる
Bを頬の中央、眉間、鼻先、あごに塗る。透明感を引き出すように指先で叩き込むようにして広げて。
3
ファンデーションを塗る
Cをスポンジに取り、叩くように塗る。生え際はパフを滑らせ入れ込み、小鼻脇は先端を細かく使って。
4
コンシーラーで色むらをオフ
D左のイエロー系をまぶたの上に置き、優しく叩いてなじませながら、くすみをオフ。目の下のクマは右の赤み系を使ってカバーする。
5
クリームチークを頬骨 から上昇気味に塗る
Eを頬骨にのせ、螺旋を描くように頬全体に広げ、そのまま頬骨にそうように斜めになじませる。血色感が上昇ラインを描き、幸せ感ある肌に。
6
Tゾーンに皮脂吸着パウダー
皮脂吸着機能のあるFをパフに取り、小鼻、額、あごになじませる。皮脂が過剰になりやすいパーツを、崩れにくく整える効果が。
7
Tゾーン以外にパールパウダー
頬と目元にパール感あるGをなじませ、フォギー肌に。顔が浮かないよう首筋〜デコルテにもなじませる。
8
顔の側面にくの字シェーディング
Hをブラシに含ませ、額→耳前→あご先の順で顔まわりにシェーディングを入れる。横顔がシャープになるよう、耳前→あごは2回往復させる。
9
鼻、あご、目の下にハイライトを塗る
Iをブラシに取り、鼻筋、目の下、あご先にツヤを。目の下は2度塗りして顔の中心部が高く見えるように。
10
頬骨にクリームハイライトを重ねる
横顔を美しく見せるため、J右のクリームハイライトを指に取り、黒目の外側からこめかみにまで重ねる。
11
頬に丸くパウダーチークを入れる
笑って一番高くなった部分に、Kを丸く入れる。頬の頂点に入れると笑顔印象をキープする効果がアップ。
12
アイブロウパウダーで小鼻シェーディング
Lの左をブラシに取り、小鼻全体の三角ゾーンに部分シェーディングを。顔全体が締まって見える効果が。
13
皮脂吸着パウダーを目の下に塗る
Fの皮脂吸着パウダーを目周りになじませ、崩れない目元ベースを作る。パウダーを指に取りまつ毛にも。
14
アイホールのくぼみを作る
Lの左でアイホールのくぼみに影をつける。目元の骨格を掘り起こし、色数が少なくとも立体アイが可能に。
15
アイシャドウを締め色から塗る
Mの左を指に取り、アイホール全体に2度塗りする。さらに中央のピンクを指に取り、中央にのみ重ねる。
16
まつ毛の下と上にアイラインを仕込む
Nでまつ毛の間を埋めるように下からラインを引く。さらにまつ毛の上からもラインを重ね綿棒でぼかす。
17
シャドウラインを引く
Mの左を細チップに取り、16のラインの上に重ねるよう、目の横幅に合わせてシャドウラインを引く。
18
目尻にのみリキッドラインを重ねる
Nで目尻のみラインを足す。こめかみを引き上げながら、スッと筆先を抜き、自然に目尻側へ伸びるように。
19
下まぶたにシャドウを入れる
M左を細チップに取り、目尻〜黒目までを塗り指でぼかす。目頭はM右のパールを太チップで広めに塗る。
20
眉は下側は直線、上にカーブをつけて描く
Lの左をブラシに取り、眉の下辺は直線的に、上辺は丸みをつけるよう小刻みに動かしながら色をのせる。
21
眉尻と毛のない部分を埋める
Oのリキッドアイブロウで眉尻を足し、繊細な仕上がりに。また、毛の足りない部分もOで埋めていく。
22
上下のまつ毛にマスカラを塗る
Pでまつ毛を横に広げる意識で上下に塗る。目尻側はブラシを立てて塗り、目頭1/4は塗らずに抜けを作る。
23
リップをブラシで塗る
Qをリップブラシに取り、全体になじませる。上下の口角をつなげるようにするとふっくら上向き唇に。
MAQUIA7月号
ヘア&メイク/CHIHARU 撮影/菊地泰久〈vale.〉(人物) 魚地武大(花嫁編、物) スタイリスト/後藤仁子(花嫁編、人物) モデル/琉花 構成・文/畑中美香 企画/若菜遊子(MAQUIA)
【MAQUIA7月号☆好評発売中】
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