名医・小林弘幸先生が提唱する腸活プログラムを、「MAQUIA」6月号から紹介します。今回は、朝起きたら順番に行って欲しい2つのSTEPをピックアップ。簡単な方法ばかりだから続けやすい!
教えてくれたのは……
順天堂大学医学部教授 小林弘幸先生
日本で初めて便秘外来を開設した腸のスペシャリスト。自律神経研究の第一人者。著書は『1日3分で美しくやせる!「小林式腸トレ」』(集英社)など。
STEP 1
コップ1杯の水分を一気飲み
起床後まずコップ1杯の水分を一気飲み。「水分が胃に入ると、重みで腸が刺激されて動き出すので、胃に重さを与えることが大切。コップ1杯(200 〜250ml)の水分を一気飲みするのがコツです」
コップ1杯の水分で
腸が動くしくみ
水分が胃に送り込まれると、その重さで胃袋がその下の大腸の上部を刺激。すると腸がぜん動を始めて動きが活発になり、スムーズな便通につながる。
ジュースでもOK!
飲むものは、水に限らず、野菜ジュース、スムージー、青汁、牛乳など好きなものでOK。一気飲みできれば、白湯など温かい水分でも!
STEP 2
腸活ストレッチで腸を刺激
続いては腸活ストレッチ。「特におすすめなのは、ひねり運動。大腸は腰をひねる動きによってダイレクトに刺激されます。また、便が滞りやすい大腸の曲がり角をつかんで腰を回す体操も効果的」
ウエストひねり
片ひざを曲げて、もう片方の足を内側に曲げ、上半身を曲げた足の側にひねって10秒キープ。反対側も同様に行う。
このストレッチも効果的!
腸つかみ腰回し
足を肩幅に開き、左手で肋骨の下、右手で骨盤のすぐ上をつかみ、腰をゆっくり大きく8回回す。逆回しも同様に。
逆さ自転車こぎ
仰向けになり、両手で背中を支えて下半身を上に伸ばして高く引き上げ、自転車をこぐ動きをする。30秒継続。
トイレで足首交互タッチ
便座に浅く腰かけ、肩幅に足を開き、左手で右足首にタッチ。右手は上げて10秒キープ。反対側も同様に。左右各5回。
MAQUIA6月号
撮影/サトウノブタカ ヘア&メイク/榛沢麻衣 スタイリスト/立石和代 モデル/泉 里香 イラスト/齋藤よしこ 取材・文/和田美穂 企画・構成/髙橋美智子(MAQUIA)
【MAQUIA6月号☆好評発売中】