爽快な風が吹きそよぐ北の大地で、リゾートステイを初体験。内側からも外側からも自分を磨く、2泊3日の旅へ出かけました。
新千歳空港やとかち帯広空港から車で1時間30分で行ける滞在型リゾート「星野リゾート トマム」。今回はその中枢ホテル「リゾナーレトマム」のスイートルームに滞在し、雲海広がる絶景や豊富なアクティビティを満喫! チェックインした翌朝、いつもより早起きをしていざ「雲海テラス」へ。
毎年夏期を中心に営業している「雲海テラス」は10月16日までオープン。
雲海テラスとは……
ゴンドラ(往復1900円)で約12分のトマム山の標高1088メートルにあるテラス。日高山脈を越えて流れ込む雲海の発生率は約20~30%。この日、7月7日にはめでたく”トマム産雲海”を見ることができました。「わぁ…」と声を発したきり、言葉を失ってしまうようなその景色。形状が刻一刻と変わるので目が離せません。
雲海テラスには様々な場所から雲海を楽しめる複数の展望スポットがあります。「Cloud Walk(クラウドウォーク)」(写真/左)は210度の景色を見渡せる、雲の形をしたデッキ。まるで雲の上を歩いているかのような感覚で、ちょっぴりスリリング。大自然を一望できて撮影スポットとしても人気です。
そこから数分登ったところにある「Sky Wedge(スカイウェッジ)」(写真/右)。船の舳先のような形をしているので、あの映画のワンシーンを気取って撮る人が続出……ですが、景観は最高。このパノラマは心にぐっときます。
そして今夏はふたつの
展望スポットが誕生予定。
ひとつめはふかふかな雲の上に浮かぶような体験ができる「Cloud Pool(クラウドプール)」(写真/左)。地上からの高さは最大約8メートル、人が乗る部分は網のようなものでできているため浮遊感を味わえます。ザ・愉快!
ふたつめは変化する雲の動きに合わせて座る場所を選べる「Contour Bench(コンツアーベンチ)」(写真/右)。ベンチの長さは全長約117メートル、定員最大200名。
「てんぼうかふぇ」おすすめの雲海コーヒーや雲海ソーダを片手に、早朝だけの贅沢なひとときを。SNS映えするルックスも♡
さらに滞在を通して雲を感じる
「雲ガールステイプラン」も新登場。
雲のふわふわや白さを体感し、癒しに満たされる宿泊プラン。見渡す限り雲、雲、雲な「雲スイートルーム」はじめ、トマムの自然と雲をイメージしたコース料理「雲ディナー」、ふわふわ泡に包まれる「雲海スパトリートメント」など他では体験することのできない女子旅が楽しめます。
どこを切り取っても「可愛い♡」
雲スイートルームへようこそ!
お部屋はとことんファンタジーな空間なので、受け入れるまで少し時間がかかる…かもしれません
がっ‼
「リゾナーレ トマム」は、ワンフロアに4室のみ、1部屋の広さが100平方メートル以上というオールスイートのホテル。雄大な眺めを一望できるコーナーにはジェットバスを配し、分離したリビングとベッドルームのほか、プライベートサウナやシャワールームも完備していて、贅沢な造り。「リゾナーレトマム」の全200室のうち「雲スイートルーム」は1室のみ、宿泊できるのは1日1組なので、その特別感たら!
みずみずしい夏野菜が主役
雲ディナーで夕食を
雲海の発生を表現した前菜から始まり、トマトを朝日に見立てたじゃがいも味のスープ、トマムの自然を感じるサラダ、ダイナミックな雲海パスタ(ふわふわニョッキ~クリームチーズソース~)、メインは道産のラム肉、季節のデザートというストーリーも楽しめる目にも美味しいディナーコース。※雲ディナーのみの予約、日帰りも可。
心身ともにリラックス
雲海スパトリートメント
フットバスから始まり、まずは柔らかく弾力のある泡で肌をクレンジング。白樺オイルで全身をマッサージしていただくと、肌のトーンが明るくなり、ひじやかかとなど乾燥が目立つ部分も潤ってつるつる。聞くと、白樺エキスは古くから”森の看護婦”と呼ばれるほど薬効や美肌にいいといわれ、飲んで良し、肌に塗って良しの万能美容アイテムなのだとか。味はほんのりと甘みがあり、白湯にエキスを数滴たらしたお茶も飲みやすく美味しかったです。デトックス効果が高いため、地元では目覚めの一杯に飲まれる方も多いそう。
ここからは夏期限定の
アクティビティをご紹介。※スライドあり> >
まだまだある
「星野リゾート トマム」の楽しみかた
ファミリー&カップルにもおすすめ
施設&美食レストランは次のページで≫≫
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「星野リゾート トマム」はカジュアルに過ごせる「ザ・タワー」と、ラグジュアリーな滞在ができる「リゾナーレトマム」の計4棟のタワーホテルを中心に、屋内プールやレストランなどさまざまなアクティビティが揃う北海道最大級のリゾートエリアです。
思い思いの時間を過ごせる
Books&Café
ほっと一息つきたい、そんなときは「リゾナーレトマム」の「Books&Cafe」でゆったりとコーヒーを飲みながら寛ぎの時間を。美しい写真集や旅の本まで200種類以上の多彩な本が並んでいるほか、一歩外へ出ると、ハンモックがスタンバイ。「ザ・タワー」では夜のラウンジで暖かな焚き火を囲んでワインや生演奏を楽しめる「焚き火ワインバー」も。
1年中楽しめる
ミナミナビーチ
奥行き80メートル×幅30メートルの日本最大級のインドアウェイブプール2500円(宿泊者は無料)。キッズプールや、森に囲まれた露天風呂「木林(きりん)の湯」も併設。SUPやビーチヨガなどイベントやアクティビティも多数用意されています。
唯一無二の美空間
水の教会
世界的建築家・安藤忠雄氏が手がけた教会。開け放たれた正面の窓からは、光の変化、風や水の音が感じられてそこに佇むだけで静かで穏やかな気持ちに。
北海道グルメが並ぶ
ビュッフェダイニング hal~ハル~
200席を有するレストラン。この時期はカニ×サーモンをテーマに、和洋50種類もの料理が並びます。目の前で調理する手巻き寿司、ステーキなどライブ感も満点。とくにステーキは絶品、必食です。
グリーンキッチン トマムキャンプ(写真/左上・右上)
北海道らしい雄大な景色を眺めながら、旬の食材を使って工夫を凝らした料理が味わえる洋食レストラン。ランチ・ディナーと毎回通っても飽きない、豊富なメニューもうれしい。知床どり鶏もも肉のコンフィ サラダ添え1680円。
椿サロン(写真/左下・右下)
朝食&カフェ、ディナー&バーとしても利用できるオールタイムダイニング。トマムを一望できる展望はじめ、木彫りの熊や牛乳瓶のライトなど北海道らしいインテリアも楽しめます。たっぷり野菜とスープのセット2200円。
ここでしか買えないお土産も
ギフトショップ
工芸品~コスメ、食品まで、地酒はワインから日本酒まで目移りするほどの品揃え。ワインの試飲(有料)ができるのもうれしい。私は星野リゾート トマムの限定アイテムをお土産に♪
ここだけの話♡
北海道の自然を満喫する今回の旅は、どの風景も絵画を見ているようで心が浄化されました。星野リゾート トマムのスタッフのホスピタリティは期待以上にプロフェッショナルで、何より、行く先々ですれ違う観光客の、にこやかな表情がとても印象的でした。次はもう1度夏、いや冬に訪れたい! 現地で仕入れた耳寄り情報ですが、秋はかぼちゃではなく、じゃがいもをテーマにした「じゃがいもハロウィン」を開催、鮭を堪能する「鮭旅」プランが登場するそう。
そう、まさかの!「鮭ルーム」ができるらしく、壁紙のデザインは鮭の切り身?泡風呂はいくら色?部屋中に鮭型クッション?想像すると超絶シュールですが(笑)完成図は近日公開予定の公式HPでチェックしてください。
DATA : 星野リゾート リゾナーレトマム
ADRESS:北海道勇払郡占冠村字中トマム
TEL:0167-58-1111(代表電話)
0167-58-1122(宿泊予約)
雲スイートルーム
※10月16日チェックアウトまで
宿泊+朝食
料金:おひとり様¥38,200~(2名1室利用時)
写真・文/浅田くみ子
編集部
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