【森香澄のあざとメイク】接近戦に強い！ きゅん♡とさせるメイクテクを紹介

ファンデーションを塗る前の段階で肌をトーンアップさせ、肌悩みをカバーしておくのがあざとさのコツ。「もともと美肌ですけど何か？っていう肌作りをするのがポイントです。そのために下地やコンシーラーなどをいくつも重ねますが、厚塗り感が出ないようにどれも薄く叩き込むようになじませています」（森さん）

①顔の中心から外へとぼかすようにし、Aを顔全体になじませる。首やデコルテには、洋服を着替えてから塗る。
②Bを顔全体に重ねてツヤを出し、さらにCも重ねて肌をトーンアップさせる。
③Dのオレンジを指先に取り、クマが気になる部分にトントンとなじませて明るくカバー。
④肌の色よりワントーン明るいEを3でカバーしたクマ部分、小鼻の横、下唇の口角キワにのせ、くすみや赤み、影などを飛ばして払拭。
⑤Fを両頬、額、まぶたの上に少量のせ、スポンジをすべらせるようにして顔の中心から外へ向かってなじませる。顔の色と首の色に差が出ないよう、スポンジに残っているFDで首まで塗る。目の下の三角ゾーンには重ね塗り、美肌印象を高める。
⑥Gをブラシ取り、手の甲でなじませてから顔全体にふわっとのせる。皮脂などでメイク崩れしやすいTゾーンはしっかりと、それ以外はサッとのせる。

森流のあざとかわいい目元のポイントは、涙袋メイクと下がりすぎないアイライン。「涙袋は立体感を強調することを意識して、あくまでも自然に盛るのがコツ。アイラインも、目尻を下げ気味にしつつ最後はスッと平行にすることで、かわいい中にも女性の凛とした強さを表現しています」（森さん）

①Aの中段真ん中と中段真ん中右の2色を混ぜて筆に取り、上まぶた全体と目の下の涙袋にベースとしてオン。
②Bの上段左、上段右の順で上まぶた全体に重ねる。発色がいいので、薄く重ねるのがポイント。
③Cの上下2色をブラシに取り、二重幅にふんわりのせる。
④Dを涙袋の中央にライン状に入れ、指先でトントンとなじませる。
⑤Bの上段左を筆に取り、黒目の下、目尻→黒目の下、目頭→黒目の下の順で塗り、先ほどの涙袋ペンシルを馴染ませる。
⑥Eを下まぶたのキワの目尻側だけに入れ、涙袋の影を延長する。
⑦Fを上まぶたのインラインに入れる。
⑧7のインラインとつながるように、上まぶたの目尻にGでラインを引く。少し下げ気味にしてタレ目感を出しながらも、最後はラインが平行になるようにする。さらに7で引いたインラインの少し上の、まつげとまつげの間の肌の色が見えている隙間を、点置きで埋める。
⑨Hの下段左から2番目の色を指先に取り、黒目の下にだけオン。のせすぎるとラメが悪目立ちするので、ちょこんとのせるのがコツ。
⑩jの下地を上下のまつげに塗って束感を出してから、Kを上下のまつげの根元から塗る。

リップはきちんと塗った後、輪郭部分を指先で軽くなぞってオフ。「リップにナチュラル感を出すために、あえて輪郭部分をあいまいにしています。また、唇が乾燥してガサガサだと魅力半減なので、リップメイクの前に保湿効果のあるスクラブで唇をふっくら整えておくことも忘れずに」（森さん）

①唇にAを塗り、古い角質をオフして潤いを与える。
②Bを唇全体に塗ったら、リップラインをきれいな指先で軽くなぞって輪郭をぼかしてナチュラルさを出すのがポイント。きれいな指先で軽くなぞって輪郭をぼかす。
③Cを上下の唇に重ね塗りし、唇をぷっくりと演出。