「MAQUIA」10月号の表紙には、与田祐希さんが登場。涼やかなのに芯のある強さも感じるメイクを、千吉良恵子さんが解説します。

与田祐希 千吉良恵子 表紙メイク

<今月の表紙メイク>COVER LOOK

血色を抑え、ポイントでツヤを。
たおやかなのに凜とする理由

涼やかなのにパワフルな目もと。ポイントでのツヤ感と血色も質感も抑えめのリップ。この秋のトレンドを絶妙バランスで混ぜていくと、そこには今までにない、成熟した女性像が現れる――。

千吉良恵子さん

ヘア&メイクアップアーティスト

千吉良恵子さん

「メイクは楽しい」を掲げ、その人の可能性を広げる数多くのメイクを提案。俳優やモデルからも引っ張りだこ。

「以前は肌全体にあるツヤだったけど、今はポイントで入れたい。メリハリもつき、丸い立体感が出るんです」と千吉良さん。その肌にオンするのは、たおやかさもありつつ凜としたメイク。「目は強めに作るけれど、黒ラインで締めず抜け感も。アイラインは目頭を抜かず、眉頭も眉マスカラで立ち上げ、求心的にすると品のある強さが。目も唇も血色感を抑えると、頬のツヤが活きてきます」。すべての仕掛けに理由があり、絶妙なコントラストを生み出す、まさに「メイクのチカラ」を感じさせるテクが満載!

与田祐希さん

ノワール ジェ 01 ¥4950/ゲラン

Mascara
今季注目の黒マスカラは、上下まつ毛ともにしっかりつける。目尻に近い方には、よりたっぷりと。ビューラーを使わずにそのままつける方が、ぐっと大人っぽく仕上がる。ノワール ジェ 01 ¥4950/ゲラン

クレヨン ユー 05 ¥3850/ゲラン

Eyeliner
カーキのアイラインは目の下全体に。目頭も抜かずに引くと、凜とした強さを演出できる。目の上のキワは茶のリキッドアイライナーを目幅+5㎜ほど伸ばして入れておく。クレヨン ユー 05 ¥3850/ゲラン

ザ アイシャドウ パレット 009 ¥6820/アディクション ビューティ

Eye shadow
Aを付属の細い方の筆で、ごく薄くアイホール全体に。Bを小さいチップで、キワから上にワイパー状に広げたら、Cを中央のみ重ねて伸ばし、全体をグラデに。目の下にアイライナーを入れた後、その線をぼかすようにBを重ねる。ザ アイシャドウ パレット 009 ¥6820/アディクション ビューティ

リフレクトグロー X01 ¥3300/THREE(限定品)

Highlight
ベースメイクはツヤ控えめに作って、顔の高い位置にだけハイライトを指づけ。ツヤをポイントで入れることでメリハリのある大人印象に見せる。リフレクトグロー X01 ¥3300/THREE(限定品)

ザ ブラッシュ マット 009M ¥3300/アディクション ビューティ

Cheek
黒目の外側から外に向かって、横長めの形を入れていく。自分の目の形に合わせて、目尻に向かって斜めに引き上げていくようなイメージで。ザ ブラッシュ マット 009M ¥3300/アディクション ビューティ

ルージュ アリュール 206 ¥5500/シャネル

Lip
口もとは赤みや彩度を控えめにして、頬のツヤが活きてくるようにバランスをとる。直塗りで美しいベージュの唇に。ルージュ アリュール 206 ¥5500/シャネル

MAQUIA10月号
撮影/ISAC〈SIGNO〉 新谷真衣(物) ヘア&メイク/千吉良恵子〈cheek one〉 スタイリスト/黒崎 彩〈Linx〉 モデル/与田祐希(乃木坂46・マキアレギュラーモデル)


※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。

最終更新日:

MAQUIA書影

MAQUIA2024年10月22日発売号

集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア12月号の大特集は「美容の疑問にズバっと!回答」。通常版の表紙は田中みな実さんです。

ネット書店での購入

share