パートナーとの停滞期を乗り切るには？ 恋に効くアクションを神崎 恵さんが伝授！

ずっと一緒にいたいと思っている相手のはずなのに、ふとした瞬間に物足りなさや不満を感じたりすることも。「MAQUIA」1月号で連載中の『神崎 恵の恋させる瞬間 美容劇場』では、そんな停滞期を乗り切るための、あれこれについてレクチャーします。

SCENE：パートナーとのマンネリ打破
恋が始まった当時を思わせるピュアピンクの艶メイク
なんだかワクワクしない……。パートナーとの時間が長くなるごとに、そんな物足りなさを感じることが多くなる。つまらないとまではいかないものの、ドキドキは明らかに不足するし、相手の態度や言葉ひとつひとつに「付き合い始めた頃はもっと優しかったのに」、「まめだったのに」、「もっと○○だったのに」が次々に出てきたりする。かといって、悪いことばかりではないのも確かで、ドキドキやソワソワといった気持ちの代わりに、安らぎや安定といった心地良さが育てられている場合も大いにあるからだ。

だからといってこの状況を「仕方のないこと」と捉えるには、ちょっともったいない気がしてしまう。もちろん「安定、安らぎ優先で恋愛したい」という人もいるわけだから、みんながみんな手を打つべきとは思わない。けれど、せっかく恋するなら、安らぎも育てつつ、ドキドキだってほしい。恋愛の醍醐味であるこの両方を諦めたくないと思ってしまう。それに、経験上、そんなちょっとした物足りなさを流さず、なんらかのアクションを起こす方が、相手といい関係を築けるような気がしている。このちょっとした不満や物足りなさを溜めつづけると、いつか爆発してしまうことがあるからだ。

そして、その物足りなさを感じているのは、自分だけではない場合も大いにあることを肝に銘じておくといい。だから、お互いの気持ちのため、恋に効くアクションをちょっとずつ入れていく。これが気持ちを深めるためにも、長続きさせるためにもとてもいいような気がしている。

例えば、服やメイクを変えてみるというのはわかりやすく、しかも簡単だ。相手も自分も見慣れた「いつもの自分」をちょっと変えてみる。たったこれだけのことで、気持ちも二人の間の距離感もいつもとは違うものになるはず。

これからの時期なら、あたたかくやわらかな雰囲気をもちながら、体のラインを程よく拾うニットワンピを。そこに愛されるために作られたような愛らしいピンクのリップと艶を合わせる。いつの間にか慣れてしまった二人の距離感を、ちょっと離してくれる初々しい顔は、きっと新鮮な気持ちをリマインドさせてくれるはずだ。

初々しさと色気を仕込み、
新鮮な気持ちを思いおこさせる
初々しい気持ちを相手にも自分にも送りたいと思う時、選択肢に必ず入るのがニットワンピだ。袖にボリュームがあり、ウエストはタイトでありながら、他の部分は動くたびに体のラインを綺麗に拾ってくれるものがいい。
色は黒、白、ベージュといったベーシックなもの。ニットのやわらかさに色の大人っぽさが重なり、いい雰囲気が出せる。髪はゆるっとまとめるか、おろすかの2択。とことんやわらかく可愛い雰囲気に寄せるのがいい。
メイクもやわらかな色で統一。ただ艶だけは忘れない。やわらかいものがくれる初々しさと、艶が生む色気を全身に行き渡らせるのが最大のポイント。

神崎流・美人レシピ

MAQUIA 1月号
モデル・メイク・文／神崎 恵　撮影／菊地泰久〈vale.〉　ヘア／津村佳奈〈Un ami omotesando〉　スタイリスト／松島 茜〈io〉　構成・文／若菜遊子（MAQUIA）

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