「MAQUIA」5月号では、自分の持ち味を最大限に引き出すメイクを研究。河北裕介さんの艶テクニックで、地味顔さんの美人な雰囲気がアップ！
4大アーティストが指南
素材活かしメイクって、こういうこと！
どんな顔立ちも、ブラウンと艶さえあれば。
地味顔も派手顔も。
印象コントロールの匠・河北裕介の美人印象メイク
「美しさは、雰囲気を含めて作られるもの。メイクはその手助けをしてるだけなんだよ」。そう話す、河北さん。そんな“美人な印象”に見せるメイクを、2つの軸で指南！
艶で美人印象
「美人な印象を手に入れるには“艶”は絶対に欠かせない。まず、肌は艶があるだけで圧倒的なライブ感が生まれるし、メイクの重たさや濃さを打ち消す効果もある。まるでその人自身が輝いているような、美人な雰囲気を纏わせてくれるんだ。カラーをポイントにしつつも艶を味方につけて、全体の雰囲気を美人に持っていこう」
Yusuke Kawakita
for地味顔さん
「地味顔だから顔の印象を盛り上げたいと、艶をドカンッ！とのせるのは、美人印象から少し遠ざかってしまうので注意。こっそり仕込む部分と強調させる部分に抑揚をつけるのが、その人自身の潤いに見せるポイント」
EYE
ライラックの下にじんわりと滲む艶を仕込む
「地味顔さんにオススメなのが、華やかさと気品が引き立つライラック。ここに艶を仕込んでおくことでぐっとなじみやすくなる」
1 艶のあるベージュAをまぶたにのせ、その上にパレットB右下のライラックを重ねる。2 下まぶたはピンクで変化球を。Bの左下を細チップにとり、キワ全体に細めにのせて。
A 潤いがじわり。コフレドール 3D トランスカラー アイ&フェイス BE20 ¥1600（編集部調べ）／カネボウ化粧品 B 品格高まるライラック系。サンク クルール 717 ¥7800／パルファン・クリスチャン・ディオール（限定色）
CHEEK
頬に艶のリングをのせて360度美人に
「チークもいいけれど、“艶リング”を頬に。頬の丸みにそって艶が立体的に広がるから、どの角度から見ても美人見えするはず」
フレッシュな艶のスティックを指先にとり、頬に円を描くようにポンポンとなじませるだけ。
生き生きとした艶を凝縮したかのような、スティックタイプ。ボーム エサンシエル スカルプティング ¥ 5500／シャネル
LIP
艶感際立つリップは、仕込みにブラウンを
「ピンクパープルのグリッターリップは、下にブラウンを敷ことで驚くほどなじみ、自然な艶感に見せることが可能」
1 ブラウンリップAをベース感覚でのせたあと、Bのグリッターリップを直塗りして重ねる。2「んーまっ！」と上下の唇を合わせて。素の唇と仕込みブラウン、グリッターが一体化する。
A &be クレヨンリップ ナッツブラウン ¥2500／Clue B ディオール アディクト ステラー ハロ シャイン 894 ¥4000／パルファン・クリスチャン・ディオール
MAQUIA 5月号
撮影／吉田 崇〈まきうらオフィス〉（モデル） 橋口恵佑（物） ヘア&メイク／河北裕介 スタイリスト／滝沢真奈 モデル／椎名美月 取材・文／森山和子 構成・文／吉田百合（MAQUIA）
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最終更新日：
MAQUIA2025年2月20日発売号
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