SNSを中心に話題を集めている“コンシーラーチーク”。肌悩みを自然かつ簡単にカバーしながら、血色感まで演出できる新感覚アイテムとして、美容好きの間で注目を集めています。そもそもコンシーラーチークとはどんなアイテム? 普通のチークやコンシーラーと何が違う? 失敗しにくい選び方や使い方のコツは? そんな気になる疑問を、ヘアメイクアップアーティスト・佐々木さんへのQ&A形式で徹底解説。さらに、おすすめの注目アイテムや、マキアビューティーズによるお試しもあわせてご紹介します。

佐々木れな

ヘアメイクアップアーティスト

佐々木れなさん

2020年にバンタンデザイン研究所 ヘアメイク学科を卒業後、2019年より約4年間、ヘアメイクアップアーティスト イガリシノブ氏に師事。2023年3月末に独立し、同年6月より Three PEACE に所属。トレンド感のあるメイクを得意とし、その人それぞれの魅力を引き出すメイクに定評がある。女性誌やビューティ企画を中心に活動するほか、メンズメイクにも意欲的に取り組んでいる。

Q1.コンシーラーチークが注目されている理由は?

A1.SNSでのバズをきっかけに、そのキャッチーさと実力で人気が拡大

「やはり、SNSでバズったことが大きなきっかけかなと思います。Xでも話題になっていましたし、私自身もInstagramのショート動画やリールでよく見かけていました。

『チークなのに、本当にコンシーラーのように肌の粗をカバーできるの?』という疑問を持つ方が多かった一方で、実際に使ってみると、本当に肌をきれいに見せてくれる実力派アイテムだったことから、一気に注目が集まったのではないかと思います」。(佐々木さん、以下同)

Q2.コンシーラーチークとはどのようなアイテム?

A2.コンシーラーとチークの“いいとこ取り”をした新発想アイテム

コンシーラーチークは、肌悩みを“隠す”ためのコンシーラーと、血色感を“魅せる”ためのチークが融合したアイテム

コンシーラーだけで肌の粗をカバーしようとすると、厚塗り感が出たり、顔がのっぺり見えたりてしまうことも。一方、コンシーラーチークは、肌悩みを自然にぼかしながら血色感もプラスできるので、ナチュラルで立体感のある仕上がりになるのが魅力です。

また、コンシーラーは塗ったあとに境目をぼかしたり、なじませたりする必要があり、意外とテクニックが必要なアイテム。でも、コンシーラーチークなら、チーク感覚で使うだけで自然に肌の粗をカバーできるので、メイク初心者の方でも簡単に取り入れやすいと思います」。

Q3.化粧下地やフェイスカラーとは違うの?

A3.テクスチャー、発色、質感、全て全然違います!

「テクスチャーや発色、質感がそれぞれまったく異なるので、コンシーラーチークは化粧下地やフェイスカラーとは別のアイテムだと思ってよいです

化粧下地は、肌の質感やトーンを自然に整えるもの。一方で、フェイスカラーはみずみずしいテクスチャーのものが多く、発色がしっかりしている分、広くのせすぎるとメイク感が強く出てしまうこともあります。

コンシーラーチークは、肌悩みを自然にぼかしながら血色感まで演出できるもので、そもそもの用途が大きく異なるアイテムだと思います」。

Q4.コンシーラーチークを使うタイミングや範囲、適したツールは?

A4.基本はコンシーラー以外のベースメイクが終わったタイミングに、筆でのせてあげて

コンシーラーチークを使うタイミングは、コンシーラー以外のベースメイクを終えたあとの、普通のチークを使うのと同じタイミング、もしくは下地の後のコンシーラーを使う時がおすすめ

広範囲にカバーしたい部分がある場合は、先に仕込んでおくのがベスト。一方で、隠したい部分がチークゾーン以外にある場合は、下地の後に使うことで厚塗り感が出にくく、より自然に仕上がると思います。

ツールは、小さめサイズで毛の密度が高いブラシがおすすめ。ブラシを滑らせるように塗ると広がりすぎてしまうことがあるので、ピンポイントにのせられるものが使いやすいです。例えば、『ケイト コンシーラーブラシ』とか。

塗布するときは、ブラシでのせたあとに、中心から円を描くように同じブラシでトントンと叩きながら外側へぼかしていくのがポイント。均一に塗布しやすくなり、自然になじみます。

最後に、スポンジでやさしくポンポンと押さえて仕上げると、余分な量が取れて密着感もアップ。濡らすと膨らむ、角のないスポンジがおすすめで、私は『 &be ブラックスポンジ』をよく使っています。

ひげや顎などの特殊な位置に使う場合は、下地の後に使用すると自然に仕上がりますよ」。

【お悩み別】失敗しないコンシーラーチークの選び方&使い方

お悩み1.広範囲のシミをカバーしたい

→塗り広げたときに自分の肌になじみ、しっかりカバーできるベージュ系カラーを選ぶのが吉

ブリリアージュ カモフラージュ コンシーラーチーク 01

ブリリアージュ カモフラージュ コンシーラーチーク01

肌悩みをただ隠すのではなく、自然な血色とツヤをプラスすることで、美肌印象へと導く、売り切れ続出の新感覚コンシーラー。01は内側から滲むような血色感をもたらすピンクベージュカラー。¥4400/ブリリアージュ

佐々木れな

ヘアメイクアップアーティスト

佐々木れなさん

「広い範囲に散らばったシミをカバーするには、広範囲にコンシーラーチークをのせることがポイント。塗り広げたときに自分の肌になじむ色を選ぶのが、カバー力と自然さを両立させるコツです。肌の血色感に近いカラーを選べば、広範囲にのせても不自然になりにくいと思います。

初めてコンシーラーチークを使う方は、ピンク味が強すぎないベージュやオレンジ寄りのカラーを選ぶと失敗しにくいかと。特に黄みが入ったベージュは日本人の肌になじみやすく、くすみを飛ばしてくれるので、狭い範囲でも広範囲でも使いやすいカラーです。

ブリリアージュ カモフラージュ コンシーラーチーク 01 は、まさに黄みも感じられるピンクベージュ系カラーなので、どんなスキントーンの方でも取り入れやすく、血色感はしっかり演出できるのに濃くなりすぎにくいのが魅力。ひとつ持っておくと便利なカラーだと思います」

マキアビューティーズ・田中美帆さんがお試し!

BEFORE

ブリリアージュ カモフラージュ コンシーラーチーク01 お試し BEFORE

記事が続きます

マキアビューティーズ/乾燥肌

田中美帆さん

「もやもやとしたシミが広範囲に点在していて、数もかなり多いのが悩み。コンシーラーでひとつひとつ隠そうとすると、不自然な厚塗り感が出てしまったり、仕上げるまでにかなり時間がかかってしまったりで、大変です」

AFTER

ブリリアージュ カモフラージュ コンシーラーチーク01 お試し AFTER

マキアビューティーズ/乾燥肌

田中美帆さん

「頬の高い位置に広がる肝斑や、全体に点在した薄いシミも、きれいかつ自然にカバーできました。

コンシーラーでは時間が経つと浮き出てしまっていた部分も、チークのやわらかな血色感が重なることで、よりナチュラルにカバーされて好印象。隠している感が出にくく、肌全体に溶け込むような仕上がりで、重さや不自然さもありません。

乾燥肌でもうるおったツヤ肌感に仕上がるところも気に入っています」

ブラシを使って、くるくると円を描くようにON

ブリリアージュ カモフラージュ コンシーラーチーク01 お試し 使い方

記事が続きます

マキアビューティーズ/乾燥肌

田中美帆さん

「コンシーラー以外のベースメイクを終えたあとに、ブリリアージュ ワイドフィンガーブラシを使って、くるくると円を描くように、内側から外側へぼかしながら使ってみました。塗る範囲はチークゾーンに収めることで、より自然に仕上がるよう意識。

簡単に気になる部分をカバーしながら、ほんのりとしたチークカラーで顔全体の印象まで整えてくれるのが嬉しいです」

部分的に濃いシミがある人にはこちら

ブリリアージュ カモフラージュ コンシーラーチーク 02

ブリリアージュ カモフラージュ コンシーラーチーク02

ヘルシーな印象をプラスできるオレンジベージュカラーのコンシーラーチーク。¥4400/ブリリアージュ

佐々木れな

ヘアメイクアップアーティスト

佐々木れなさん

「濃いシミには圧倒的にオレンジ系のカラーが有効なので、自分の肌より少し暗いかなと思う程度のオレンジベージュを選ぶのがおすすめです。このカラーはオレンジと黄みがしっかり感じられるので、濃いシミ特有の茶色みもきちんとカバーしてくれます。

部分的に濃いシミがある場合は、小さめのブラシを使って、下地を終えたあとに細かくトントンとのせていくのがポイント。その後にベースメイクを重ね、最初よりも少し太めで密度の高いブラシを使ってチークゾーンにのせてあげると、より自然になじみやすくなります。

また、血色感が少し足りないと感じた場合は、上からチークを重ねてもOKです」

お悩み2.顔のくすみを飛ばしたい

→サラッとした水っぽい質感&血色感のあるカラーを選んで

ABOUT___TONE. スキンレイヤーフィットチーク W06

ABOUT___TONE. スキンレイヤーフィットチークW06 コンシーラーチーク

コンシーラーの長所である密着力・持続力・発色力を活かした、ベースメイク感覚で使えるリキッドチーク。ウォーターフィットタイプならではのサラッとした質感で、セミグロウなツヤ感を演出しながら、肌に自然に染み込むようになじむ。ベースメイクがヨレにくく、ぴたっと密着するのも魅力。パーソナルカラーを問わず使いやすい、白みピンクベージュ。¥1400/ABOUT___TONE. 

佐々木れな

ヘアメイクアップアーティスト

佐々木れなさん

「顔のくすみを飛ばしたいときは、サラッとした水っぽい質感のものを選ぶのがポイント。くすみが気になる部分は、顔の中でも皮膚が薄い場所が多いので、重たいテクスチャーをのせてしまうと、たまりやすかったり、ヨレやすくなったりしてしまうんです。

色味は、W06のような血色感がありつつ、ベージュ味も感じられるピンク系カラーが最適。このカラーはほんのり白みもあるので、自然にトーンアップしながら今っぽい印象に仕上げることができます。

『くすみには紫では?』と思う方もいるかもしれませんが、紫は発色がしっかりしているものが多く、くすみと混ざることで灰色っぽく見えてしまう場合も。実は、ほんのり血色感も演出できるニュートラルなピンクのほうが、コンシーラーチークの場合は自然にくすみを飛ばしやすいんです」

マキアビューティーズ・makiさんがお試し!

BEFORE

ABOUT___TONE. スキンレイヤーフィットチークW06 お試し BEFORE

マキアビューティーズ/ブルべ夏/混合肌

makiさん

「血色感がなく、肌全体がくすんで見えるのが悩み。顔ものっぺりとした印象になりやすく、『今日、体調悪い?』と聞かれてしまうこともあります」

AFTER

ABOUT___TONE. スキンレイヤーフィットチークW06 お試し AFTER

マキアビューティーズ/ブルべ夏/混合肌

makiさん

「ナチュラルにくすみを払いつつ、血色感をアップできました! イエベ・ブルベ問わずなじみやすいカラーで、とても使いやすかったです。ほどよいツヤ感と、ベージュがかったやさしいピンクカラーなので、どんなメイクにも合わせやすいと思いました。

簡単かつテクニックレスで顔全体の印象をトーンアップできるので、チークを主張しすぎたくないけれど、ほんのり血色感は欲しいときや、中顔面を短く見せたいときにもぴったり。発色が濃すぎないので、ラフにのせてもきれいに決まり、ついつい毎日手に取ってしまいそうなチークです」

付属チップで直置き→指でなじませ→スポンジで叩き込む!

ABOUT___TONE. スキンレイヤーフィットチークW06 お試し 使い方

マキアビューティーズ/ブルべ夏/混合肌

makiさん

「付属のチップでチークゾーンの高い位置に直接のせ、二本指でやさしくなじませます。そのあと、水を含ませたスポンジでスタンプを押すように軽く叩くと、ムラなくきれいにフィット。

簡単に仕上げられるので、メイク初心者の方にもおすすめです」

クマが気になる人はこちら

ABOUT___TONE. スキンレイヤーフィットチーク C03

ABOUT___TONE. スキンレイヤーフィットチークC03 コンシーラーチーク

カバーフィットタイプならではの高いカバー力で、シミ・クマ・そばかすをひと塗りで自然にカモフラージュ。毛穴や凹凸、小ジワまでなめらかに密着し、まるでフィルターをかけたような、ふんわりブラーリングされた肌印象を演出。C03は、桃のようなヘルシーさとフレッシュ感をまとえるオレンジ系カラー。肌になじみながら、いきいきとした血色感をプラスする。¥1400/ABOUT___TONE. 

佐々木れな

ヘアメイクアップアーティスト

佐々木れなさん

「目の下は皮膚が薄いので、コンシーラーだとたまりやすくヨレてしまいがち。一方で、普通のチークだと発色が強すぎるので、カバー力も兼ね備えたコンシーラーチークは、実は目の下にぴったりなアイテムなんです。目元はツヤ感が強すぎると質感が目立ちやすいため、マットタイプを選ぶのがおすすめ。

C03のようなオレンジなら、クマを自然にカバーしながら、フレッシュで明るい印象に仕上げてくれます。

使うときは、指で少量をのせて、小指でやさしく叩き込む工程を2〜3回繰り返してください。つけすぎると厚塗り感が出やすいので注意。目元はよく動く部分でもあるため、本当に少量で十分です。具体的には、一度手の甲に出してから、その端のさらに1/16くらいのごく少量を小指に取るイメージ。

最後は、先端が尖った薄めの三角スポンジで軽く叩き込みながらフィックスすると、よりヨレにくくきれいに仕上がります。

使用するタイミングは、ベースメイクのあと、ファンデーションの前がおすすめです」

田中美帆

マキアビューティーズ/乾燥肌

田中美帆

アラフォー世代。乾燥肌のため、高保湿スキンケアが必須。日焼け止めを365日欠かすことなく美白ケアに力を入れているが、産後から濃くなり始めた肝斑と点在する小さなシミが悩み。

maki

マキアビューティーズ/ブルべ夏/混合肌

maki

20代。日本化粧品検定1級を保有。大学時代は美意識をテーマに研究するほど、美への探究心が止まらない美容マニア。ブルベコスメやインナービューティーを中心に、気になるトレンドや情報を発信中。

企画・構成・取材・文/奈良彩花(MAQUIA)

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