フェス大好きな方も初心者も必見! 照りつける陽射しと熱風の中、夏フェスを楽しむエディターが持参するバッグの中身をチェック。汗みどろになってもキレイに、そして快適に過ごすために選び抜いたアイテムの数々を紹介します。これから続々開催される夏イベントに参加する予定の人は、ぜひ参考にして。


エディターの夏フェスバッグの中身

コスメを知り尽くしたエディター石橋里奈さんの厳選アイテム

石橋里奈さん

エディター

石橋里奈さん

美容誌でのディレクションや執筆、コスメのPRまで幅広くこなす。コロナ禍前は「SUMMER SONIC」、「ap bank」などの夏フェスへよく出かけていて、そろそろ復帰予定!

エディター石橋さんのフェスバッグの中身

1.何度でも洗えて、汚れてもOKなナップサック


石橋さんが夏フェスに持参するのは、CITENのナップサック。「軽くて丈夫、何度でも洗えるので、ロケでも大活躍です。手前に、何が入っているのかわかりやすいメッシュのポケットがついているところも魅力。野外ならでは、泥汚れがついても気にならないように黒をチョイスしました」。



2.最小限のメイクアイテムでもリップは必須!


夏フェスはとにかく紫外線&暑さとの闘いだと語る石橋さん。その言葉通り、持ち物はUVカットが多めでメイクアイテムは少なめ。「汗でドロドロになっちゃうので、メイクを頑張ってもあまり意味がないんですよね。でも写真映えを考えて、眉とリップはメイクしたい。マスカラは十中八九落ちるので、まつパで臨みます!」。リップのおすすめは、キャンディ ドールのモイスチャー リップスティック 05。「ミラーレスで唇に塗れて保湿力があり、色持ちもGOOD。太陽光に映えるんです」。



3.日焼け対策は万全に


汗と混ざって服についてしまうUVカットは、カラーレスなものを。「基本は雪肌精のスキンケア UV エッセンス ジェルで、追いUV用にアンプルールから出ているVCサンプロテクトスプレーや、ビオレUVのアクアリッチ アクアプロテクト ミストを。家を出る前には、飲む日焼け止めやビタミンCのサプリメントも摂って紫外線に備えます」。サンバリア100の折りたたみ傘も必需品。「日傘は休憩用に。アイドルの応援に行くときは、ペンライトに加えてマフラータオルも持っていきます。汗を拭けるし、首に巻いておくと陽射しを避けられてとても便利」




4.暑さ&汗対策にデオドラントが活躍


暑さ対策は、ボディーシートを有効活用。「今はちょうど切らしていて写真には映っていませんが、ビオレの冷シート ももせっけんの香りがお気に入り。首元とか拭くだけで、本当にスーッとヒンヤリして生き返ります。アスレティアのリフレッシング デオドラントミストも、リフレッシュできるし汗のニオイをシャットアウトできて大好き。あとは、ライオンのキレイキレイ 除菌ウェットシートが必須。手を拭いたり野外のテーブルの汚れを拭いたり、マルチに活躍します。桃の葉エキス配合で、うるおいをキープできるのもポイント」。

石橋さんからは最後に、体力を保つためのインナーケアのアドバイスが。「とにかく汗をめちゃくちゃかくので、アミノ酸サプリメントやレモン塩飴、種なし梅のおやつがあると元気に乗り切れるかも。氷を入れた保冷タンブラーをもっていれば、そこに飲み物をつぎ足して、帰りがけまでそれなりに冷えたドリンクを飲めるのでおすすめです」

夏フェス百戦錬磨! yoiエディターHORIEの荷物はおしゃれで機能的

HORIE

yoiエディター

HORIE

心・体・性のウェルネスを提案する集英社のオンラインメディア「yoi」の編集を担当。「FUJI ROCK FESTIVAL」、「SUMMER SONIC」、「POP YOURS」、「Greenroom Festival」、「りんご音楽祭」、「朝霧JAM」、「FUJI&SUN」ならびにK-POP特化イベンドなど多数のフェスに参加。今年は気になるアーティストが単コンを開催してくれるので、フェスは控えめにする予定。

yoiエディターHORIEのフェスバッグの中身

1.ガシガシ使えてデザインも◎なバッグで参戦


エディターHORIEが夏フェスに持参するバッグは、デザインに惚れ込んだ愛用品。「2018年ごろに青山のSUPER A MARKETで購入した、イーストパックとラフシモンズのバッグ。ガシガシ使ってもへこたれない厚手の生地がポイント。フェスファッションは、機能面を優先して地味になりがち。そんなとき、このビビッドなオレンジのバッグをあわせると、よいアクセントになるんです」



2.UVケアは塗り直し用も完備


キャンプをしながらフェスに連日参加することもあるエディターHORIEのUVカットは、ケア効果を重視。「自宅と同じようなお手入れができないので、UVケアとエイジングケアが同時に叶うオルビス リンクルブライト プロテクターは手放せません。上から、ラスティング力の高くてお直しにも使えるTOERI クッションファンデーションをオン。ボディには、By ttt.のクリアサンスティックを。野外フェスの場合日中人混みの中で塗り直しするので、スティックタイプは便利。ゼリーのようなルックスも、涼やかで嬉しいポイント」



3.事前準備を万全にして、ポイントメイクはリップのみ!


夏フェス前には、アイメイクが不要になるように事前準備をするそう。「サロンで眉の生えグセを整え、まつ毛パーマをかけます。なので、持ち歩くポイントメイクはリップのみ。ドリス ヴァン ノッテンのリップスティックは、圧倒的な高発色で色もちもバッチリ。マットタイプの90番を愛用していますが、朝塗ってフェスご飯を楽しんでも、なかなか落ちません。終日凄まじい雨に降られたと思ったら、40度近い灼熱地獄のような会場で何時間も立たないといけない過酷な環境が多いので、唇の保湿も忘れずに。オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーのボーム・デ・ミューズでケアしたあとに先ほどのドリスのリップでメイクをして、プラダ リップ オプティマイジング ケアのカラーレスなユニバーサルでツヤを出したりします」



4.状況に応じて暑さ対策は使い分け


暑さ対策には、清涼感のあるミストが大活躍。「アスレティアのリフレッシング デオドラントミストは唯一無二の使い心地。制汗剤っぽい香りではなく、控えめなシダーウッドがお気に入りです。暑さにモヤモヤしてきたら、ジョンマスターオーガニックのC&Bボディミスト シトラス&バジルでリフレッシュ。長時間太陽光に当たって乾いた髪には、ユメドリーミンのエピキュリアン グロス&パフューム sunを塗布します。爽やかな風の少ない都市部のフェスには、エスカラット 薬用デオドラント 大判クールシートアイスノン シャツミストでキンキンに冷やした体を、ミニ扇風機で冷やし続けるのがおすすめ。ミニ扇風機だけだと熱風が送り込まれるだけなので、危険です」



5.熱中対策もお忘れなく!


昨年は酷暑の「SUMMER SONIC」に参加し、熱中症で倒れたというエディターHORIE。夏フェス初心者に向けては、くれぐれも熱中症対策を万全にというメッセージが。「塩飴、塩飴を持っていきましょう!  睡眠時間は8時間以上、朝ご飯はマスト、水分は常にチャージできるよう心がけて。会場に着くまで、ありとあらゆる方法で体を冷やし続けること。無理だと思ったら前線からはすぐに引いて、後ろの客席でゆっくり観覧を。特に注意したいのが、サマソニなど都市型フェスです。正直、山間でのフェスよりしんどいのでくれぐれも注意してくださいね」

推し活を満喫するMAQUIAエディター山下弓子の大事なアイテムとは?

山下弓子

マキアエディター

山下弓子

昨年は久しぶりの夏フェス、韓国の「HIPHOPPLAYA FESTIVAL」に参加。今年は「SUMMER SONIC 2024 TOKYO」を楽しみ、同日夕方に東京ドームで開催される「aespa」のライブにも行く予定。ドーム観戦に備えて本気の双眼鏡を持参するので、荷物の軽量化を図りたい。カワウソ一家がリポートする推し活の様子は、TikTokで公開中!

MAUQIAエディター山下のフェスバッグの中身

1.リュックに推し活グッズを詰めて


この夏は、YOUNG & OLSENのセールで購入したOUTDOOR DYNEEMA 452というリュックに荷物を詰めて、フェスとライブをハシゴする予定。「防水性があって汚れても洗いやすく、軽いのでフェス向きかなと。半透明で、中に入れた持ち物の色が透けるのが可愛い。荷物の中で外せないのは、友人から借りたCanonのIMAGE STABILIZER。aespaの東京ドーム公演でもし席が遠かったら、この防振機能つき双眼鏡を頼りに、彼女たちの勇姿を目に焼きつけます! シルバニアファミリーのカワウソ一家も、推し現場の必需品。彼らが推し活をしている体で、TikTokアカウントを運用しているんです。オタグッズの宝庫、キャンドゥで購入したクリアポーチに入れて一緒に出かけます」。



2.UVカットは3種類を使い分け


美容誌編集者目線で機能を厳選した、紫外線対策グッズも要チェック。「UVカットは3種類。ポール & ジョー ボディ プライマー スティック UVは、透明でサラサラの仕上がり。なじませる必要がないので手軽だし、フローラルな香りも大好き。顔にも使います。ベージュカラーで適度なカバー力のあるポール & ジョーの限定アイテム、プロテクティング フェイス パウダー リミテッド 001は、メイク直しに。メイクの上からUVカット効果をあとのせしやすいふわふわパフで、SPF50+・PA++++。いったんメイクオフしたあと、先に紹介したスティックUV+これでお直しすると、キレイに仕上がります。フェス前の朝に仕込むボディ&フェイスのUV対策は、アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NA一択。UVブロック膜が空気中の水分・汗・水・熱で強くなる、ヨレてもオートリペア、擦れに強い。もうこれ以上の最強UVカットは、ないのでは?」。
コスメ以外のアイテムも、紫外線対策に活用。「UVカット機能のあるユニクロ ポケッタブル アノラックを首や肩に巻いたり、頭から被って日差しを避けます。夜になって寒くなってきたら防寒にもなるし、薄くて軽いので必需品。眩しいと頭痛がするのでサングラス、髪と頭皮の日焼け防止にキャップも持参します」



3.お直し用コスメは厳選して持ち歩き


ポイントメイクは朝のうちにしっかり仕込み、フェスに持っていくのはリップのみ。「荷物に入れるのは、GUCCI ルージュ ドゥ ボーテ ブリアン 514。鏡なしでも手軽に塗れるバームリップです。チークにも使えるので、ベースメイクを拭き取ってもこれでチーク&リップを塗り足せば元気な顔が復活。鼻の中間につけると日焼け風メイクになって、フェス気分が高まる!」
ジップロックに2枚ほど入れたコーセー コスメポート ソフティモ メイク落としシートパルファン・クリスチャン・ディオールのル ボーム限定デザインバージョンは、メイクのリタッチに。「埃まみれになった顔の日焼け止めを塗り直す時は、メイク落としシートでメイクをオフしてから。スッキリするし、日焼け止め効果もより確実になると思います。ル ボームは顔にもリップにも全身使えるマルチバーム。シカ配合で炎症を抑える効果があります。メイクを拭き取ったあと、これで保湿してから日焼け止めやパウダーをなじませ、お直しをします。手を洗った後のハンドクリームにしたり、紫外線を浴びて乾燥したボディのケアにも使えて便利」



4.暑さ&虫対策でフェスに集中!


暑さはもちろん、虫対策も抜かりないのがエディター山下流のパッキング。「コーセー コスメポート エスカラット 極寒タオルは、肌温度をマイナス4℃下げて、ひんやり感が1時間続く大判のタオルシート。天然コットンで肌あたりが柔らかく、首にかけて熱中症対策に。個包装になっている点も嬉しいです。蚊や虫が気になるときは、ハウス オブ ローゼから限定で出ているミントリープ クール ボディシートを。ミントの香りは、虫を寄せつけないそうです。そのほかレモンやユーカリなど9種の天然精油配合で、清涼感が持続。ボディの日焼け止めを塗り直すときにも使います。汗の不快感をオフすれば、よりフェスを楽しめる!」



子どもと夏フェスを楽しむMAQUIA ONLINE編集長 木下理恵の持ち物は

木下理恵

マキアオンライン編集長

木下理恵

二児の母。出産する前までは「SUMMER SONIC」や「RISING SUN ROCK FESTIVAL」に参加。「SUMMER SONIC」は日帰りできて室内でも楽しめるし、疲れたら寝っ転がれるので最高。今年は、中学一年生になって音楽に興味を持っている長男と一緒に「SUMMER SONIC」に参戦する予定。

                                 

MAQUIA ONLINE木下のフェスバッグの中身

MAQUIA ONLINE編集長木下のフェスバッグ

1.親子でシェアできるコスメを持参


木下の持参コスメの中には、一緒に夏フェスを楽しむ長男とシェアできるものも。「基本の日焼け止めには、アネッサ パーフェクトUV スキンケアジェル NAを。とにかく落ちないし、膜が穴になったところも修復してくれる、今年ピカイチのUVカットです。By ttt. クリアサンスティックは、塗り直しに最適ベタベタを嫌がる息子の顔や首筋にも、問答無用で塗ってしまいます。髪やサンダルから露出している足の甲には、ビオレUV アスリズム プロテクトミストをシュッとひと吹き。唇も、日焼けするとヒリヒリするので紫外線対策が重要ですね。メンソレータム薬用リップHfca. ならSPF20なので、真夏のフェスにぴったり。目の色素が薄くて陽射しに弱いので、ジェントルモンスターのサングラスも必携です。グラスの色が薄くて、暗いところに入っても周囲を見やすいし見た目が可愛い♪」


2.シートとミストで暑さ対策


ボディケアも、一部シェアを前提に用意。「ビオレのZeroシート さらさら持続タイプは、拭いたあと瞬時にサラッとするのでお気に入り。息子にも使うので、たっぷり容量なところも高ポイント。セルヴォークから限定で発売されていたリブートボディミストは、胸元などにつけておくとひんやり。清涼感のある香りも素敵です」



3.落ちること前提でメイクアイテムをピック


ポイントメイクは、汗でドロドロになることを計算して2アイテムを厳選。「ゲランのルージュ ジェ ラグジュリアス ヴェルヴェット 159は、今年一番気に入っているマットよりのブラウン。汗でメイクが落ちても、リップが決まっていればそれなりに見える気がします。目元は、コスメデコルテのダズリングジェム 02を。色というよりキラキラ輝きで見せるので、少しくらい下まぶたに落ちても、むしろ可愛く見えます」。少数精鋭の荷物は、愛用しているTHE NORTH FACEの大きめショルダーなら余裕で収納できる。



夏フェスでは、無理せずまったり過ごすタイプという木下。「サマソニは冷房の効いた室内があって快適。逆にカーディガンなど防寒対策も必須です。大きめなタオルを持っていって、疲れたらすみっこで寝ていたりもします。太陽の照りつける屋外でビールを飲むのも夏フェスの醍醐味ですが、汗をかいたうえに利尿作用のある飲み物ばかりでは熱中症の不安があります。普通の水分やスポーツドリンクも、忘れずに挟みましょう。塩飴など、塩分を補給できるおやつもあるといいですね」

文/風間裕美子 企画・構成/横山由佳(MAQUIA)

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