人生も、仕事も、恋愛も、「すべて知ってしまったらつまらない」。胸を高鳴らせながら走り続けたいから、もっと新しい自分に出会いたいから彼から見える世界はいつだって「知らない」と「知りたい」で彩られている。

知りたくない、未来 京本大我 SixTONES インタビュー

彼の世界は、自由でいつも美しい
京本大我
知らないこと、知りたいコト

お話をうかがったのは

きょうもと たいが

京本大我

1994年12月3日生まれ。SixTONESのメンバー。その表現力と歌声を生かしミュージカルでも高い評価が。8月からは念願の『モーツァルト!』に出演。また、ここ数年はドラマや映画でも大活躍。ドラマ『お迎え渋谷くん』や『霊験お初〜震える岩〜』が話題に。

30歳という未知なる世界

僕には「30歳までに」叶えたい夢が3つあった。ひとつめは大好きな『名探偵コナン』の声優をやるかSixTONESとして主題歌を担当すること。ふたつめは大好きなMr.Childrenの桜井(和寿)さんと同じステージで歌うこと。みっつめはミュージカル『モーツァルト!』に出演すること。ありがたいことに、この夏、みっつめの夢が叶うことになった。残りの夢はまだ叶っていないけどそれをたずさえて30歳へと向かうのもまたワクワクするなと僕は思っている。30代という未知なる世界が目前に迫ったとき「30歳で引退する」くらいの気持ちで、20代を後悔なく駆け抜けたいと思った。実際、今の僕は全力で思い切り走り続けている。誕生日までの残りの数カ月はとても忙しくなりそう。僕もだけど、ファンの皆も忙しくなると思うから体には本当、気をつけてほしいよね。

今、知りたいこと

うーん、考えてみたんだけど思いつかないというか今はきっとないんだと思う。30歳に向かって、自分のやりたいことは準備済みなんで今は「知りたい」ではなく「見せたい」「届けたい」ものしかないんですよ。

知りたくない、未来

過去と未来のどちらに行きたいかと聞かれたら僕は迷わず「過去」と答える。好きな子に怒られたり、ふられてしまったり、当時は辛かった出来事も今見たら笑えるかもしれないし頭の中で思い出すだけで面白い過去の出来事を実際に目の前で見ることができたらもっと面白いんだろうなって思うからSixTONESが結成したあの日とか、もう一度、見てみたいなって思うんだよね。未来は行きたくないし、知りたくない。自分で辿り着いたときの達成感や景色を大切に待っていたいから先回りするのはつまらないと思う。実際、なんとなく33歳くらいまでは想像ができるけどその先は全く想像ができない。でも、やっぱりそれでいいと僕は思うんだよね。簡単に予測できるような出来事よりも思いもよらない出来事が起きたほうが人生は面白い。実際、僕の人生は想定外のことばかり。数年前は、自分は映像作品と無縁だと思っていた。映画『言えない秘密』に出会うこともそこで単独、初主演を務める日が来るなんて想像もしていなかった。この先もそんな奇跡が待っているかもしれないそんなワクワクを抱えながら、未来に向かい歩いていきたい。

information

映画 『言えない秘密』 京本大我

『言えない秘密』
6月28日公開 ©2024「言えない秘密」製作委員会
心にトラウマを抱えてピアノ留学から帰国した湊人(京本)は音楽大学のキャンパスで雪乃(古川琴音)に出会う。ピアノを通じて心の距離を縮めていく二人。雪乃に惹かれていく湊人だが、ある日突然、雪乃が姿を消してしまう……。「ただの胸キュンではなく、心の深いところにまで響くラブストーリーになっていると思うので。多くの方に観てもらいたいです」(京本)

MAQUIA 7月号
取材・文/石井美輪 構成/萩原有紀(MAQUIA)

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