公開日：2021.06.10

【平手友梨奈さんインタビュー】ドラマや映画で大活躍！ジャンルレスに新たな挑戦を続ける彼女の素顔に迫る

ドラマや映画、歌、ダンス、演技……ジャンルレスに挑戦をし続け、圧倒的な存在感とその表現力でカリスマ的人気を誇る平手友梨奈さん。彼女の“挑戦”と“今”についてインタビュー。才能あふれる平手さんの素顔に迫ります。

平手友梨奈さんインタビュー
平手友梨奈さんに12の質問
「赤リップの力」を強く感じさせてくれる、平手友梨奈さんのメイク

平手友梨奈さんインタビュー

平手友梨奈の「挑戦」

自らの足で新たなステージを歩き始めてから、新しいことに次々と挑戦。その度に、今まで見たことのない新たな一面を披露し進化し続ける19歳・平手友梨奈。しかし、本人の口から飛び出したのは意外な言葉だった。
「私自身は新しい挑戦をしたいとか、新しい自分に出会いたいとか、意識したことはないんです。それどころか、新しいことはいつも怖いし不安。それは今も昔も変わらないこと。周りから求められていることに自分はちゃんと応えることができるのか……不安はなくなるどころか、そのハードルがどんどん上がっている気がしています」
進化というキーワードに関しても「この仕事はひとつとして同じものが存在しないので。結果、それが新しい自分を引き出してくれている……ただ、それだけなんだと思う」と言葉を続ける。
「どんなことに対しても中途半端な気持ちではなく、ちゃんと納得してから挑みたい。でも、何をやるかは自分一人で決めているわけではないんです。自分が基準になると偏ってしまう。そこは信頼できるスタッフと話し合って。背中を押してもらったり、言葉をかけてもらうことで、いつも私は一歩前へと踏み出せるんです」

平手友梨奈の「限界」

やると決めたら全ての力を注ぐ。それが平手友梨奈の歩き方。　　　
「次の作品に必要なものを見つけたら、そのときは自分から“やりたい”と言います。なんのためにやっているのか、目的が見えないものは苦手。でも、目的があればできる。いくらでも、できる」
役作りにのめり込むこともあれば、誰もいないダンスレッスン室に一人残り、気が済むまで踊り続けることも。周りがどんなに「良い」と言っても納得できない、足りないものばかり見えてくる……。スタッフから「もう、今日はやめよう」という言葉がとんでくるほど練習やトレーニングを重ねる、それも彼女にとってはよくある光景。
「一度パフォーマンスしたものは超えたいし、超えなきゃっていつも思う。自分自身に満足したことは、今まで一度もないんです。全ての表現において、それはただの自己満足でしかないというか。上手く説明できないんだけど……。“美しい、カッコイイ”と“伝える、届ける”は違うと思うんです。表側だけを見て自己満足で終わっていたら見ている人には届かないですし。伝えたいという思いだけあっても届かない。届けるためには思いも技術も必要で……。そう考えると、終わりがない。その繰り返しなんです」

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平手友梨奈の「使命」

限界突破に挑み続ける日々。なぜ、そんなに頑張れるのか尋ねると、しばらく考えた末に「この世界にいるからには、ここに立っているからには、ちゃんと届けなくちゃいけない……それが今の自分に与えられている使命なのかなって」とポツリ。疲れてしまうことはないのかという質問に対してもこんな言葉が返ってきた。
「なんだろう、色々考えるし、突き詰めたりもするけれど、それを“疲れた”って思うこともないんです。疲れたと感じるのは……仲の良いスタッフさんと遊びすぎたときくらい（笑）。楽屋でもふざけすぎてよく怒られるんです。“その体力仕事のために温存しなさい”って（笑）」
この日もマネージャーさんやメイクさんと取材の合間に楽しそうに話す姿が。そこから漏れ聞こえてきた『スイーツパラダイス』というキーワードについて尋ねてみると「今、私が行ってみたいと思っている場所なんです。同世代の人は経験しているのにやったことないこと、私、結構多くて……」と照れくさそうに笑う。19歳らしい素顔がチラリ。
「私にとって、信頼できる人達と笑って過ごす時間はとても大切なもの。その時間があるから、頑張れる。あの、よく言うじゃないですが。ご飯とスイーツは別腹って。私にとって“遊び”はその“別腹”なんです（笑）」

進化を続けるカリスマ・平手友梨奈の“挑戦”と“今”をインタビュー

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平手友梨奈さんに12の質問

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Q 今の平手友梨奈の肩書きを教えてください

「19歳」

Q 今、限界突破したいと思っているものは？

年齢の壁
最近、思うんです。「今、私が30代だったらよかったのに」って。その理由は……自分がもっと年齢を重ねていれば、言葉に説得力が生まれるんじゃないかなと思うから。私が同じ30代なら、マネージャーさんも健康を心配する私の声に耳を傾けてくれるかもしれないし、いつも話を聞いてもらってばかりのメイクさんの悩み相談に乗ることができるかもしれない。人生経験も足りなければ、言葉に説得力もない、自分をもどかしく思うことがたまにあるんです。

Q 今、挑戦したいことはありますか？

バンジージャンプ
私、絶叫系のアトラクションが大好きで。単純にキャーキャー言いたいだけです（笑）。

Q 平手友梨奈を癒やすものとは？

子供や動物
子供とか、赤ちゃんとか、動物が大好きで。動画をよく見ます。最近はマネージャーさんが犬を飼い始めて。その子の動画に癒やされています。

平手友梨奈さんインタビュー！才能あふれる19歳の素顔とは……

Q 今の自分に「足りない」ものは？

全部。足りているもの、満足しているものなんて、ひとつもない。

Q 誰かや何かを「羨ましい」と思うことはありますか？

あります、全然あります。
最近「羨ましい」と思ったのは車の運転免許を持っている人。18歳になる前からずっと「取りたい」と言い続けているのですが……。マネージャーさんは「危ない」「怖い」「まだ早い」。永遠に許可が下りません（笑）。

Q 平手友梨奈に“限界”はありますか？

“心”に限界はないと思う。
たどり着きたい場所があるのに今の自分ではたどり着けない、体力や技術の限界を感じることはあるけど……だからといって、そこで足を止めようとは思わない。心の限界は、感じたことがないのかもしれない。

Q 息切れすること、ありませんか？

足を止めたい、そう思う瞬間はあります。
でも、それは“息切れ”とは違って。ゆっくり考えるために。「休みたい」とかではなく、自分のバランスを整えるために。

「心に限界はないと思う」唯一無二の存在感を放つ、平手友梨奈さんの挑戦と今

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Q 新しい挑戦を経て手に入れたものとは？

何を手に入れたかはすぐにはわからない。わからないまま、月日が経つことも全然ある。
でも、それがあったから今の私がいる。「何が」とか「どの作品が」ではなく、経験してきたこと全てが、今の私を作っているんだと思う。

Q 座右の銘や大事にしている言葉は？

ないです。

Q この仕事に出会えて、よかった？

この世界に飛び込んでいなければまた違う人生があったかもしれないとは思う。
でも、それは一旦置いといて……。ここにいるからこそ出会えた人達がたくさんいるし、恵まれすぎた環境にずっといさせてもらっているので。うん、本当に感謝していることがたくさんあります。

Q エネルギーを補充したいときにすることや摂取するものとは？

特にないです。
「届けたい、伝えたい、そのために前に進みたい」
その思いだけがきっと、私のエネルギーなんだと思う。

19歳のカリスマ・平手友梨奈インタビュー「届けたい、伝えたい。その思いだけが私のエネルギー」

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「赤リップの力」を強く感じさせてくれる、平手友梨奈さんのメイク

赤いリップに意志を託して、また一歩、大人の階段を昇る

口元を意識しない生活が続く中、久しぶりに「赤リップの力」を強く感じさせてくれる平手さんのメイク。唇と調和するような目元の赤みも艶肌も、自分らしく在ることの強さを引き立てて。

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メイクを担当したのは

「赤リップを主役に、平手さんの持つ『芯の強さ』を表現しました」と語るのは、平手さんのことを誰よりも知るアーティストのMaoさん。「赤リップと言っても重くならず、初夏の爽やかさやトレンド感も出せるように、目元は透ける赤みときらめきをプラスし、肌はとにかくツヤ仕上げに。強さの後押しとして、アイライナーはやや跳ね上げた形で仕上げています」。リップのチカラを忘れてしまいそうな昨今、自分の背中を押すためにも、マスクの下にパワーみなぎる「赤」を忍ばせたくなる！