イベント続きで太りやすい冬。そこで今、SNSで人気のヘルシー料理家・にこまおさんが冬太りを防ぐレシピをマキア読者のために考案。おいしく食べて冬も美BODYキープを。
\賢い食材選びでLet’s 冬太り防止!/
にこまおさんの食べてヘルシーレシピ
「必要な栄養をしっかり摂れば太りません!」(にこまおさん)
食べ過ぎをリセットする主食
食べ過ぎた翌日は、消化のよいものを摂って胃腸を休めることが大事。そんなときにおすすめの主食4品がこちら!
あさりの深い旨みに癒やされる
あさりのおかゆ
材料(2人分)
米…1/2合(さっと研いでおく)
あさり水煮缶…1缶
しょうが… 1/2かけ(せん切り)
水…あさり水煮缶の汁と合わせて600ml
塩…小さじ1/2
作り方
1 鍋にすべての材料を入れ、ふたをして中火にかける。
2 ふつふつとしてきたら弱火にし、30分煮る。
リセットPoint
\あさり/
あさりは肝機能改善によいタウリンが多く、二日酔いのときによい食材。あさりの旨みたっぷりのおかゆは消化もよくリセットに◎。
口いっぱいに鶏の旨みが広がる
あっさり鶏にゅうめん
材料(2人分)
そうめん…2人分
鶏ささみ…2〜3本
長ねぎ(青い部分)…1本分
A水…600ml・酒…大さじ2
|しょうが…1/2かけ
B鶏がらスープの素(顆粒)…小さじ2
|塩…小さじ2/3
白いりごま、ごま油、こしょう…各適量
作り方
1 しょうがはせん切り、長ねぎは斜め薄切りにする。
2 鍋にささみ、Aを入れ、ふたをして中火にかける。沸いたらアクを取り、ふたをして火を消し、8分おく。ささみを取り出し、粗熱を取る。その間に別の鍋でそうめんをゆで、冷水でしめておく。
3②のゆで汁を温め、Bを入れ、味を調える。
4 器にそうめん、③を入れ、食べやすく割いたささみ、長ねぎをのせ、白いりごま、ごま油、こしょうをかける。
リセットPoint
\そうめん/
そうめんはおかゆと同じくらい消化が早く、胃腸に優しいのにしっかりエネルギーを補える主食。ささみのゆで汁をそのまま使うことで深い旨みが。
優しい味にお腹も心も満たされる
豆腐としらすの出汁あんかけ
材料(2人分)
豆腐(絹ごし)…300g
卵…1個
しらす…30g
A出汁…200ml
|薄口しょうゆ…小さじ2
|みりん…小さじ1
|塩…小さじ1/4〜1/3
片栗粉…大さじ1(倍量の水で溶く)
三つ葉(あれば)…適量
作り方
1 フライパンにAを入れ中火にかける。沸いたら豆腐をスプーンですくい入れ、しらすを加えさっと煮る。
2 火を弱め、水溶き片栗粉を加える。中火にし、再び沸いたら溶いた卵を回し入れる。ひと呼吸おき、卵が安定したらさっと混ぜ、火を止める。
3 器に盛り、三つ葉をのせる。
リセットPoint
\豆腐/
具材は豆腐と卵、しらすだけなのに主食感がある一品。豆腐は消化がよく、胃腸に負担をかけずにたんぱく質が補えるのが魅力。優しい味わい。
食べ過ぎた翌日の腸のお掃除に
きのこと鶏ひき肉のもち麦スープ
材料(2人分)
鶏ひき肉…120g
まいたけ…1パック
しめじ…1/2パック
しょうが…1かけ
もち麦…大さじ2
昆布(5cm四方)…1枚
A水…650ml
|酒…50ml
|しょうゆ…大さじ1
塩…小さじ1/3
小ねぎ(小口切り)…適量
作り方
1 きのこは石づきを落とし、手で割く。しょうがはみじん切りにする。
2 鍋に鶏ひき肉、しょうが、昆布、Aを入れ、強火にかける。
3 煮立ったらアクを取り、もち麦を加え、ふたをして弱火で15分煮る。
4 昆布を取り出し、きのこを加え、ふたをして5分煮る。
5 塩で味を調える。器に盛り、小ねぎをのせる。
リセットPoint
\もち麦/
もち麦は食物繊維が多く、腸のお掃除に効果的。鶏ひき肉、きのこ、昆布と旨み成分が多い食材をかけ合わせたスープは深いコクが。
MAQUIA 1月号
料理製作/にこまお 撮影/佐々木美果 スタイリスト/駒井京子 取材・文/和田美穂 企画/髙橋美智子(MAQUIA)