「MAQUIA」12月号では、歪んだ姿勢で圧迫され、下がってしまった内臓を、ストレッチで元の位置に戻すストレッチを紹介中。巡りをよくするもぞもぞ体操を組み合わせれば、むくみが解消して美くびれに!
整体師
片平悦子さん
一般社団法人日本パーフェクト整体普及協会代表。5万人を超える施術から、独自の技術を開拓。整体のプロに指導を行う。
『3分間「内臓ストレッチ」で疲れないカラダをつくる』
職場でも簡単にできる、座ったままでOKな内臓のストレッチが満載。見た目が若返ると評判に。¥1400/KADOKAWA
内臓下がりタイプチェック!
□耳鳴りや、車酔いがひどい
□朝、起きるのが辛い
□生理痛が重め
□よく胃もたれする
□呼吸が浅め
内臓の位置と体液の循環を整えて美ボディに
整体師の片平悦子さんが提案する内臓のストレッチは、内臓を正しい位置に戻すことが目的。
「現代人はデスクワークなどで姿勢が固まりがち。すると筋肉が強ばって姿勢が歪み、内臓が圧迫されズレてしまうのです。圧迫されると血液やリンパの流れが滞り、代謝が悪化。その結果、むくんで太りやすくなり、ウエストのメリハリもなくなってしまいます」
ストレッチをすることで内臓の位置を正しく戻せば、体内の巡りが改善。代謝が上がって痩せやすい体質になるうえ、内臓から健康になれるという。
「内臓のストレッチは、骨盤の中の仙骨をゆるませる“もぞもぞ体操”とセットにするとより効果的です。体液をコントロールして循環をよくするので、むくみの改善にも役立ちますよ」。
もぞもぞ体操
骨盤の一部である仙骨をもぞもぞ動かすことで、脳脊髄液の量や巡りをコントロール。全身の巡りをよくして、むくみ知らずのスリムボディを目指そう!
1. 椅子に腰掛けて足裏を床につける
椅子に浅く掛け背筋を伸ばし、両手を腰に添える。膝を直角に曲げて、揃えた状態で両足裏を床につける。顔は真っすぐ前を見て。
2. 左右のかかとを交互に上げ下げ
左右の足のかかとを、交互にゆっくり5回ずつ上げ下げ。高さは1㎝ほど。上半身は動かさない。腰骨が動くのを、両手で確認。
3. あごを上げて天井を見る
足裏を床につけ、4~5秒かけて、あごを斜め45度に上げる。目線も上へ。天井が見えたら、あごを戻す。この動きは1回でOK。
4. 両足を揃えて足先だけを動かす
(メイン画像)
かかとを床につけたまま、つま先だけを浮かして左右に動かす。約3㎝広げたら戻るを繰り返して5往復。終わったら、再度2に。
脳脊髄液って?
⇒リンパと合流して全身を巡る体液
脳や脊髄を守る液体のことで、リンパや静脈と合流する。仙骨を動かすと、背骨を伝って、脳脊髄液のポンプである頭の骨(後頭骨)を刺激。脳脊髄液やリンパなど、体液を調整できる。
MAQUIA12月号
撮影/藤澤由加 石澤真実(モデル) 冨樫実和(物) ヘア&メイク/榛沢麻衣 新見千晶 野口由佳〈ROI〉 スタイリスト/福永いずみ モデル/佐原モニカ 取材・文/風間裕美子 高見沢里子 構成/火箱奈央(MAQUIA) 撮影協力/アワビーズ
【MAQUIA12月号☆好評発売中】
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