目覚めてすぐ飲むのにおすすめなのが白湯。今回「MAQUIA」8月号からご紹介するアーユルヴェーダ式の白湯の飲み方なら、冷えを改善して免疫力を上げるうえ、胃腸の消化力を高めて、体内の毒素を排出する効果大。夏も冷たい飲み物でなく白湯飲みを習慣にして、夏バテを撃退!
お話を聞いたのは、医学博士 蓮村 誠先生。マハリシ南青山プライムクリニック院長で、日本のアーユルヴェーダ医療の第一人者。普段の生活に手軽に取り入れられるアーユルヴェーダの指導でも人気の先生に、白湯の飲み方のポイントを教えてもらいました!
<白湯の飲み方>
・沸かしたてを少しずつすするように飲む。
・朝目覚めに1杯、昼食中と夕食中1杯が基本。
・1日に飲む量は700〜800㎖が目安。
・沸かし直すと白湯のバランスが崩れるのでNG。
<白湯の作り方>
1.換気扇を回しながら強火でお湯を沸かす
やかんに水を入れる。浄水器を通した水がおすすめ。強火にかけて、換気扇を回し、沸騰したらフタを取って湯気が上がるようにし、大きな泡が立つ程度の火加減にして10〜15分沸かす。
2.カップに注ぎ飲める程度に冷ます
沸いたら白湯をカップに注いで、飲める程度に冷ましたら飲む。冷まし過ぎず、熱いものを飲むこと。残りは保温ポットなどに入れておき、その日のうちに飲めばOK。
飲み方&作り方の基本を覚えたら次は応用編!
白湯・症状別アレンジ
便秘には……
レモンをプラス
便秘で便が硬くなり、出にくいときは、朝、白湯1カップに、塩を2つまみと、レモン汁5、6滴を入れて飲むと効果的。腸の動きが活発になり、朝から便通がスムーズに。
体の重だるには……
スパイスをプラス
コップ1杯の白湯に、クミンシード、コリアンダーシード、フェンネルシード各茶さじ1杯ずつを加え、10分浸して食後に飲む。消化力を高め、体の毒素を浄化し、体の重だるを解消。
体の冷えには……
生姜をプラス
体の冷えの改善に効果的なのが、生姜を加えた白湯。生姜のスライスを水に数枚入れて、通常の白湯を作る要領で15分沸かす。食事をしながら飲んで。ただし、胃腸の病気のある人はNG。
とっても簡単だから早速明日からトライしてみて♪
MAQUIA8月号
撮影/天日恵美子(モデル) 長谷川 潤(料理P2〜4、P6〜8) 小川 剛(物) ヘア&メイク/中山友恵〈Three Peace〉 スタイリスト/立石和代(服) フードコーディネート/廣松真理子(P2〜4、P6〜7) モデル/中条あやみ(セブンティーン専属) 取材・文/和田美穂 構成/髙橋美智子(MAQUIA)
【MAQUIA8月号☆絶賛発売中】
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