コスメもメイクも、春色に♪ 今回は「MAQUIA」3月号から、人気メイクアップアーティスト、イガリシノブさんが選ぶ春コスメと、メイクレシピをお届けします。
イガリシノブSELECT
誘いつつも突き放す、そんな女性像に
「女っぽいカラーとクリアな輝きが、重ねても濁らずいろんなニュアンスが生み出せるパレット。リップはセクシーなローズで、気分は90年代の“育ちのいい正統派美人で不良な女の子”」
小顔バランスの計算で
ツンデレ“不良純情派”
「目元はピンクを全体にのせ、ラインやマスカラできゅっと引き締めて。リップは口角に抜け感を作り、マットに仕上げた肌とチークが目元と唇の光感を引き立てるから、求心的な小顔に見えるんです」
Items
IGARI's春パレット
女度の高いパープルを主役に無限のニュアンス
どうブレンドしても濁らないから失敗なし。自由に色と光のレイヤーが楽しめる。カラーパフォーマンスアイズ EX-02 ¥4500(限定色)
IGARI's春リップ
深みのあるローズがみずみずしく発色
とろけるような感触で、グロッシーな仕上がりをもたらす。一気に女っぷりを上げる青みローズ。イレジスティブル グローリップス EX-09 ¥3000/RMK Division
Other Items
パールを含んだつややかなカーキのラインを。インジーニアス リクイドアイライナー EX 05 ¥2800/RMK Division
細部まで自在につけやすく、扇のように広がる上品まつ毛に。グランディオーズ 01 ¥4200/ランコム
チークはあえてフレッシュなオレンジを丸く。上にパウダーFDを重ねてマットに仕上げて。ルナソル カラーリングシアーチークス 05¥5000(セット価格)/カネボウ化粧品
神秘的なネイビー。ネイルカラー EX EX-45 ¥1500/RMK Division(限定色)
Eye
やんちゃなラインや色っぽい下まぶたシャドウが、フレーム感を強調。目もとはもちろん、顔全体の印象を締める。
Use It!
1 ピンクの輝きを指づけで密着させる
aのピンクを上まぶた全体になじませる。指づけでラフにのせつつ、色と艶めきを密着させること。
2 目頭&目尻を盛ったラインを投入
ライナーはメタリック系のcをチョイス。目頭側&目尻側を太く盛って仕上げ、目もとを際立たせる。
3 ピンクニュアンスを再び上まぶたに
②のラインだけが浮かないように、再び上まぶた全体にaのピンクを。チップにとり、スーッと軽く広げて。
4 ピンクの輝きの上にパープルを重ねて
下まぶた全体にaのピンクをブラシでのせる。同じ要領でbのパープルを重ねて、フレーム感をアピール。
Lip
リップは指にとり、ツヤが出るようたっぷりと塗って。輪郭はラフでOK。ただし上下とも口角寄りにはのせず、抜けをつくるのがポイント。
「MAQUIA」3月号
撮影/ 柴田文子〈étrenne〉(小嶋さん分) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/イガリシノブ〈BEAUTRIUM〉 信沢Hitoshi KUBOKI 〈Three Peace〉CHIHARU スタイリスト/後藤仁子 モデル/小嶋陽菜(マキアモデル) 取材・文/巽 香 構成/若菜遊子(MAQUIA)
【MAQUIA3月号☆好評発売中】