リップは品のありなしが滲み出る、油断できない最重要パーツ。「MAQUIA」12月号では、長井かおりさんがリップにまつわるお悩みにテクニックで回答!
教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト
長井かおりさん
雑誌、広告、テレビなどで活躍中。著書である『美しくなる判断がどんな時もできる』(ダイヤモンド社)も好評発売中。
リップメイク編
「今一番楽しいリップメイクですが、実は品のありなしが滲み出るパーツ。適当につけるとバレますよ」(長井さん)
「まず、リップブラシの毛が完全に覆われるくらいの量の口紅をすくい、唇全体にのせます。次に、ブラシを縦ジワに沿って動かして、口紅を刷り込むようになじませましょう。多めに塗る分輪郭に溜まらないよう指でなぞるのも忘れずに。これでぷっくり美リップに」。
「すぐに乾くということは、片手間でさっとリップクリームを塗るくらいでは、潤いが足りていないということです。せっかくリップクリームを塗るなら、唇が少し凹むくらいに力を入れて、グリグリと何往復かさせて。唇の縦ジワにもしっかり入れ込むように」。
POINT
欲張らずに少しずつON
「濃い色リップは薄くつけ、足りなかったら足していくのがベター。まず唇に5カ所、点置きしたら全体に指でのばし、なじんだら鏡で顔全体を見て色の濃さを調節。直塗りすると、最初からMAXの濃さになるので注意」。
1 上唇に2カ所、下唇に3カ所の合計5カ所に、リップをぽんぽんとのせる。
2 唇全体になじむよう、指でトントンと。足りない場合は1→2を繰り返す。
POINT
繊細な光で自然にふっくら
「ボリュームが足りないところに光を集めると、その部分がふわっと膨張して厚みが感じられるように。そこで、唇の山をなぞるようなイメージで、アイシャドウチップでパール入りアイシャドウをのせましょう。ツヤっとしたきらめきで、色っぽさも叶いますよ」。
MAQUIA12月号
撮影/岩谷優一〈vale.〉 ヘア&メイク/長井かおり スタイリスト/福永いずみ モデル/玉井らん 取材・文/浦安真利子 企画/吉田百合(MAQUIA)
【MAQUIA12月号☆好評発売中】