まだまだ流行のハーフ顔メイク。でも大人がトライするには難易度が高め? そこで今回は「MAQUIA」5月号から、メイクのプロが教える大人のための洗練されたハーフ顔メイクのノウハウを厳選アイテムとともに紹介します。

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教えてくれたのは…

メイクアップアーティスト
耕 万理子さん

外資系コスメブランドでシニア・アーティストとして活躍した後、独立。世界中のランウェイのバックステージで培ったスキルを武器に、雑誌や広告等で活躍中。とりわけ、日本人のみならず、欧米人の顔を熟知したうえで生み出される立体感メイクには定評あり。


骨格を微調整するだけで魅力的なハーフ顔に

メイクアップの力でハーフ顔に近づけるのは、実はとても簡単です。でも、闇雲に彫りの深さだけを求めたメイクはもう時代遅れ。別人になるのではなく、今は生まれ持ったパーツを生かし、骨格を微調整する自然なメイクが時代に合っていると思います。
 そのためには、ハーフ顔の大きなカギを握る“光と影”を巧みに操ることが肝心。高さが欲しい部分には光を、深みが欲しい部分には影を。パーツを見極めて最小限に使い分けるのが、大人が取り入れても浮かないハーフ顔メイクの成功ポイントです。
 加えて試して欲しいのが、欧米人の骨格の特徴である“丸み”を加えるテクニック。額、まぶた、頬、唇といったパーツの丸みを意識してメイクするだけで、平面的な顔に自然と立体感が生まれるんです。目の錯覚を利用したこのテクニックで、ワンランク上の洗練されたハーフ顔が叶います」



耕流 ハーフ顔メイクの成功ポイント

・影と光は最小限に!決して入れすぎない、広げすぎない

・力を入れてメイクしない!色を濃くのせず、ヌケ感を効かせる

・欧米人特有の丸みを意識する! 女らしさも可愛らしさも丸みでつくる


【次のページをチェック】ハーフ顔をつくるための絶対条件とは?>>>

まずは骨格矯正を極める

ハーフ顔の絶対条件は自然な立体感づくり

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ハーフ顔のニュアンスを骨格から漂わせる、この自然な立体感

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ハイライト&シェードは
最小限!自然なメリハリ骨格に

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「最小限の光で高さを出し、最小限の影で輪郭を締める。それだけで奥行きのある、グッと前に出たようなメリハリ骨格に。自然な立体感は大人のハーフ顔に欠かせません」


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1 おでこ、頬の下のくぼみ、あごの輪郭にAをスーッと直塗り。スポンジで軽くたたき込んで、肌に溶け込ませる。

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A 陰影をつけられるシャドウスティック。狙った部分にダイレクトに描きやすい。シェイディング ワンド¥3500/THREE


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2 鼻のつけ根、頬骨の上、あご先にBを。直塗り後、指先の熱でツヤをなじませるように、小刻みにたたくのがコツ。

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B クリームタイプの輝くハイライトスティック。チャビー スティック スカルプティング ハイライト¥3500/クリニーク


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3 柄を短めに持ったら、ブラシにCをとる。Tゾーンを中心にのせつつ、内から外に向かって軽い力ですべらせて。

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C ふわっと優しく広がる。フェイスファイナル コンパクトセット 02 ¥5000/マリークヮント コスメチックス(限定品)


これも使用

Cheek & LIP

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D 上品さが漂うナチュラルベージュ。ルージュ ココ スティロ 218 ¥4000/シャネル 

E 透明感◎。フレッシュ クッションブラッシュ ハイビスカス ピンク ¥4300/シュウ ウエムラ(4/28限定発売) 


MAQUIA5月号

撮影/吉田多麻希〈No. 2〉(モデル) 橋口恵佑 メイク/耕 万理子〈SIGNO〉 ヘア/HIROKO MATSUO スタイリスト/後藤仁子 モデル/林田岬優 佐谷戸ミナ(ノンノ専属) 花梨 ENYA 取材・文/原田佳定 構成/火箱奈央(MAQUIA)


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