モノにとらわれる気持ちをリセット！ 必要な美容を見つけるヒントを小林ひろ美さんが伝授

「MAQUIA」11月号で連載中の『小林ひろ美のキレイはかけ算』では、読者の疑問やお悩みにひろ美さんがアドバイス。今回は、モノに気持ちを支配されない秘訣を紹介します。

モノにとらわれない美容
読者からのお悩み
「最近、お財布が寂しい。でも、使っている
コスメをランクダウンするのは怖くて……」

answer
モノ重視に陥りがちな
日々を一度リセットして
「ひとまず“モノを持つ”ことで安心できる。それってコスメ好きが陥りがちな罠ですね～。かつて私にもそんな時代がありました。今、時代はモノの所有価値を重視してきた“モノ消費”から、体験やサービス、人間関係に重きを置く“コト消費”へシフトしています。そう、お財布事情がピンチな時こそ、お手入れも同様に、モノにとらわれる考え方から解放されましょう。一度視点をリセットすれば、自分の肌に本当に必要なケアやコスメが見えてくるはずです」


脳SWITCH
いつもの行動やマインドを
＂バリアフリー化＂して
「まずは、『こうしないといけない』『これがないと美肌が叶わない』という、自分をカチコチに縛る『ねばならない』をなくすこと。でも、それっていきなりは難しい……という人は、日々のルーティンをちょこっと変えてみることから始めてみて。いつもと違うルートを歩くだけでも、新鮮な目線でモノを見られるようになれますから。また、自分と年齢が離れた人たちとコミュニケーションを取ることも、“自分枠”を外すいい機会に」

体SWITCH
瞑想&「ながら巡りケア」
でストレスフリーな体に
「家の中や身近にあるものを使って巡りを上げるのがおすすめ。私がよくおこなうのは、シャワーヘッドの半分を手で押さえ、水圧を強くした状態でリンパを流す“ジェットシャワー”や、テレビを見ている最中に凝りをほぐす“テニスボールマッサージ”。また最近は、朝、お香を焚いて瞑想しつつあぐらをかき、体をリセット。一日気持ちよく過ごせますよ」

肌SWITCH
身近なモノで巡りを上げたり
オールインワンをフル活用
「お財布事情が厳しいからお手入れをランクダウンさせなきゃいけない、と落ち込む必要はありません。だって、塗り方を工夫したり、日中に巡りの追い風を吹かせるクセをつければ、お金をかけずとも肌調子を上昇させることは簡単ですから。例えば、オールインワンなら頬がひんやり潤いで満タンになるまで入れ込めば充実のケアが叶いますし、巡りケアは身近にあるスプーンやペンなどを使ってツボを押すだけでOK」

MAQUIA 11月号
撮影／山下みどり　ヘア&メイク／広瀬あつこ　スタイリスト／程野祐子　取材・文／中島 彩（MAQUIA）　企画・構成／吉田百合（MAQUIA）

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