今月号から始まる、マキア編集長の新連載「イトーーク」。 名品が生まれた背景やヒットアイテムの開発秘話など、 化粧品の裏側にあるストーリーをじっくり伺います!
(右)マキア編集長
伊藤かおり
non-no、MORE編集部を経て’08年からマキアへ。入社以来、人物インタビューを中心に取材してきた経験を活かし、美容=人生を誌面づくりのモットーに。
(左)クレ・ド・ポー ボーテ
ブランドマネージャー
山田 忠さん
専門店、百貨店営業を担当後、グローバルブランド「SHISEIDO」、プレステージ事業戦略、「NARS」のマーケティングを経て現職に。
クレ・ド・ポー ボーテ
ル・セラム
30mL ¥16000、50mL ¥25000 (医薬部外品)
“肌の知性”に着目した独自成分「スキンイルミネイター(保湿・整肌)」配合。洗顔後すぐの肌に使用することでふっくらと柔らかな肌へと導く美容液。2サイズ展開。
肌の輝きこそ、大切な美の基本という信念
伊藤 新しくなった「ル・セラム」を早速使わせていただきましたが、速効で感じる肌の“輝き”に本当に驚きました。
山田 新たなクレ・ド・ポー ボーテのベーシックスキンケアは、美容液、化粧水、乳液の3ステップで輝き続ける肌を実現する「キーラディアンスケア」を提案しています。
伊藤 輝きはやはり美の根幹ですか?
山田 色、質感、ハリ感すべてが、理想的な輝く肌の原点だと考えています。
伊藤 女性にとって「肌がくすんでいる、疲れている」と言われるのは、「肌が荒れている」と言われるよりもショックなもの。それを底上げしてくれるなんて、本当にうれしい。肌が輝くとその女性の印象まで輝いて見えますよね。
山田 おっしゃる通り。肌が輝くことで女性はそれが自信となって内面まで輝くようになる。さらに一歩先に行くと、その輝きは周囲の人までも輝かせることができる。そのためにクレ・ド・ポー ボーテは存在しています。
伊藤 女性の笑顔が伝播して周りも笑顔に、ですね。まさに世界平和(笑)!
肌知性を高めることが輝き続ける秘訣だった
山田 クレ・ド・ポー ボーテは製品のファンクションだけでなく、エモーショナルな価値も同時に伝えていきたいと思っています。スキンケアに限らずメイクアップでも、製品を使っていただくことで新たなご自分を発見していただく。それによってワンステージアップするような。そんな価値もお伝えしていきます。
伊藤 それがブランドミッションなのですね。クレ・ド・ポー ボーテは憧れのラグジュアリーブランドでありながら先進の研究も搭載されている。その両輪でブランド構築されているのが魅力。特にスキンケアのベースの考えにもなっている「肌にも知性がある」というのはキャッチー。脳と肌は相関関係があるといわれているし、腸もそう。各器官に“知性”があるというのは今のトレンドともリンクしていてとてもユニークですね。
山田 それぞれの肌悩みに対して対症的にケアをするのではなく、肌そのものの力をつけ、土台を強くする、というのがクレ・ド・ポー ボーテのスキンケアの考え方。ホリスティックな提案をみなさまにお届けしたいと思ってます。
伊藤 慣用句でも「肌に合う」「肌なじみがいい」などがあり、「肌に知性がある」というのも実感できます。肌知性を高めれば、肌トラブルが起きにくく、輝き続けられるというのは納得です。乳液が日中用と夜用に分けられているのも肌知性に基づいているのですか?
山田 それぞれの時間帯で変わる肌特性に対応して設計されています。
伊藤 まさに先進サイエンスですね!
山田 クレ・ド・ポー ボーテは、スキンケアだけでなく、ベースメイクもカラーアイテムも有しているブランド。しかし、何か1つのカテゴリーだけが強いのではなく、すべてのカテゴリーにおいて先進サイエンスを搭載することでみなさまから高い評価をいただいています。これこそブランドの強みだと言えます。
伊藤 確かに。クリームが肌にのせるとパウダーに変化してフィットする「タン プードルクレームエクラ」も素晴らしかった! 美容賢者にもファンが多い製品です。これでますますベースメイクの信頼が不動のものになった感じですが、製品化するまでには、何パターンも試作されるのでしょうか?
山田 それはもう。「妥協なき精神」「知性」「至高」。この3つがいわばクレ・ド・ポー ボーテのDNAですから。
これからも目が離せないクレ・ド・ポー ボーテ
伊藤 ということは、2020年の春も驚きのある製品が登場するということ?
山田 研究は続いています(笑)。
伊藤 クレ・ド・ポー ボーテに携わる面白さとは何ですか?
山田 正直プレッシャーもありますが、それを上回るやりがい、おもしろさ、誇りを感じています。私は男性ですが、クレ・ド・ポー ボーテのスキンケアで毎日お手入れをしています。
伊藤 山田さんがクレ・ド・ポー ボーテで輝くことで、周りの人も輝かせることができる......。コスメの持つまさにステキな効能ですね!
「キーラディアンスケア」は美容液、化粧水、乳液の3ステップが基本。ファーストステップである美容液「ル・セラム」を中心に、化粧水は2タイプ、乳液は日中用、夜用がそれぞれ2タイプずつ用意されている。
クレ・ド・ポー ボーテに全力で向き合っている山田さん。そんな山田さんのリラックス法を聞いてみると、こんな答えが。「週末に徹底的に走り込むこと。普段仕事では頭をフル回転させているので、無心で体を動かすことで次へとエネルギーをチャージできる気がします」
なるほど、同時に肌知性も高まりそう! オンオフの切り替えを上手にすることがアクティブに仕事する山田さんの秘訣のようでした。
MAQUIA10月号
撮影/土佐麻理子 取材・文/藤井優美〈dis-moi〉
【MAQUIA10月号☆好評発売中】