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こんにちは☆マキアエキスパートブロガーのmamiです。
京都嵐山にある水辺の私邸「星のや京都」
こちらで「水辺の好日」という1泊2日の滞在型スパプログラムを体験しているギ☆さんと私mami。
【後編】では、1泊目の夕暮れからチェックアウトまでをお届けいたします。
【前編】の匂い香づくりで心地よい香りにうっとり包まれた後は、お部屋があっという間に変わり・・・
「季節の夕食膳」の時間へ。
前菜から少しずつ運ばれてきます。
ちなみにこの時点で19時。ライトが部屋を柔らかく灯してくれます。
もちろん、日本酒飲むよねー
季節の夕食膳は、
とうもろこし豆腐から始まり、お造り、椀物、焼き物、炊き合わせ、ご飯、水菓子までたっぷり堪能できる人気の膳。
普段は時間を気にするあまり雑な食事をしている私にとって、こんなにゆっくり味わって食事したのも久しぶり。
テレビや携帯を見ながら、仕事しながら、の「ながら食事」って現代人にとても多いと思うのですが、今一度食事の時間を見直そうと改めて思いました。
ゆっくり1時間以上かけて夕食を楽しみ、夜の館内をお散歩。
この美しさを1200万画素のカメラではおさめることができず悔しい。。
フロントでは夜になるとこんな風にお酒がずらりと・・・
飲んじゃうよねー! 白州をハイボールでいただきました。ハイボールのCM風にパシャリ(笑)
日本酒2合とハイボールでほろ酔い気分なのも手伝い、星のや京都での1日目を過ごした私はゆっくりと夢の中に誘われていきました。
次ページでは、禅寺での朝のお勤めの様子をご紹介>>
さて、2日目は早朝4時半(サマータイムのため通常より更に早い)に起きて、専用車で大徳寺へ。
この朝のお勤めも「水辺の好日」プランに含まれています。
旅館を出発し、約30分。金閣寺を通りすぎてしばらくすると到着。
車を降りて気付いたけど・・・
寝ぼけて館内履きで来ちゃったよー
(本当にすみません・・・みなさん真似しないでください)
ちなみに、この黒靴下はお部屋に備わっていました。
到着後、大徳寺の中の「瑞峯院」へ伺いました。
一言で「寺」といっても、ここ大徳寺は色んな宗派があって、「~院」で別れているんだって。
瑞峯院を中へ進むと
住職が手掛けられているという枯山水!
読経・瞑想中は写真を撮ることすら忘れ、ひたすら励む。その時間、実に1時間以上。
お経の意味が分からなくても、なんとなく心が洗われた気分になるのはナゼなんでしょう。
瞑想中は、心が無になった後に「あれ、私なんでここにいるんだろう(取材だよ)」と、本当に一旦、無になれた。
目を閉じて一切の情報をシャットアウトする時間ってなかなかないもんね。今後こういう時間を作っていきたいなと思いました。
さて、お勤めを終えて宿に戻ると、お待ちかねの朝食タイム! 次のページへ、急げ>>
はい、早朝から大声で読経・瞑想し、心が一旦無になり本来の目的すら忘れかけた私が宿に戻ると、
んきゃー!!
な、な、なんなのこの豪華な朝食は!
こちらは夏季限定1日4食限定の「京の夏を味わう鱧鍋朝食」
私、鱧大好きなんですよ!
前夜の夕食膳にも鱧が出てきて密かに喜んでたけどさ、朝からまさかの鱧鍋だなんて・・・
N(なんて)Z(贅沢な)C(朝食!)
京野菜がたくさん。手前の太いキノコは丹波しめじ(ハタケシメジ)。
黄ニラ、わさび菜、京水菜、九条ネギ、生麩…大好物ばかりで感激!
鰹と昆布で丁寧にとられた上品な出汁に投入しました~
そして…大好きな鱧チャンがこんなにも(涙)
美しい!美白の境地!透き通る鱧!!
出汁で軽くしゃぶしゃぶして、梅肉と大葉でいただきます。
薄くスライスされた玉ねぎも火を通して鱧と一緒にいただくんだけど、これがまたすっごくおいしかった。
鱧と玉ねぎって相性いいのよ!星のやさん、最高!
シメにあおさの出汁を入れ、雑炊をつくります。
やめときゃいいのに女将風に雑炊作りを志願する私(しかもまだスッピン)
・・・心の目で見てください。きっとおいしい!
ちょっと卵がかたくなりすぎちゃったね!「ギ☆さん、どうぞ召し上がれ」と先輩に差し出す。
ギ☆さんは「美味しい、美味しい」と女神のように微笑んで食べてくれました。
朝食もゆっくり時間をかけていただきます。
普段(ギリギリまで寝ていて)朝食を摂らない私は、1日の始まりである朝食をきちんと摂ろうと心に決めました。
時間は9時。外は天気です。
大堰川のせせらぎと葉が擦れる音だけに包まれた夢のような朝のひととき。
さて、お次は「水辺の好日」最後のアクティビティへ>>
「水辺の好日」プランの最後のアクティビティは
聞香(もんこう)です。
室町時代から始まった、香りを楽しむ遊びが聞香。
聞香は館内和室パブリックにて行われます。
聞香の時間はこんな感じ。
聞香文化について丁寧にわかりやすく教えていただき
熱い炭を入れた灰や道具などを一式準備してくださいます。
この時点ではまだ何が何やら状態。
そして、この灰を
道具で整える。
このままだと、中の炭の熱が逃げないので
真ん中に穴を開ける。
レクチャーを受けながら全部自分でやるの!
夢中になり黙々と励む我々。
最後にそっと香木を乗せて完成!
写真のようにお茶をいただくような仕草で、手で囲って香りを楽しみます。
これが聞香。
室町時代から流行った貴族の遊びなんだって!
たくさんある香木をつかって、どれがなんの香りか当てるような遊びとかなんだろうね。
優雅で知的で繊細な遊びだこと!!
ちなみに今回の聞香で使ったのは高級香木の伽羅(キャラ)です。残ったものはお土産に持って帰れます。
静かに香りを楽しんでいると、近くのお寺から住職の趣味だという法螺貝が高らかに吹かれて、目を閉じるとそこは完全に室町〜戦国時代のようでした。
これは星のや京都さんの演出ではなく偶然ですよ。
なんてことをしているうちに、あっという間に12時。シンデレラの魔法がとける時間…チェックアウトです。
夢のような2日間。国内旅行で、これほどまでに旅館施設にこんなにうっとりすることは今まであまりなかったので、今回の旅で星のや京都さんがこれほど愛されている理由が分かりました。
暑い日だったのに水辺と木陰で暑苦しさを感じず、過ごしやすかったです。
また絶対行きたい。本当に1年間お金を貯めて今度は主人とのんびり過ごしてみたいなと思いました。
DATA :星のや京都
ADRESS:京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2
TEL:0570-073-066
(星のや総合予約)
料金:81,000円~
(1室1泊あたり・食事別・税・サービス料込)
『水辺の好日』
プログラム料金:98,200円(宿泊代別)
体質に合わせた施術、季節の料理、五感を刺激するアクティビティが体験できる1泊2日のスパプログラム。禅の「調身・調息・調心」という考えに基づき、リラクゼーション効果を増進!
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