「パーソナルカラーに合わないコスメは使えない」……そんなふうに思っているならもったいない！ ポイントを押さえれば、パーソナルカラーを“活かす”メイクはもちろん、“越える”メイクもぐんと素敵に。今回は、ブルベ夏タイプのメイクのコツを解説します。
コツさえ知ればどんな色も素敵に使える！
パーソナルカラー
盛れる活かしメイク＆洒落る越えメイク
ブルーベース Summer【夏】
ブルベ夏の特徴・メイクのポイント
青みのある明るめでソフトな濁りのある色や、パステルカラーが似合うのがこのタイプ。パーソナルカラーを越えるときもソフトな色を選ぶのがコツ。
パーソナルカラー活かし
赤みアイ&リップをグラデでつなぎ
可憐な透明感フェイスを演出
Point
・明るい濁り色、柔らかいくすみ色のソフトグラデーションに
・パールやシルバーの微細な光を散らしてアクセントを
・春トレンドではソフトな赤みとピンクニュアンスが相性◎
How to Makeup
ソフトな赤みとピンクニュアンスで作るグラデーションメイク。色みで肌の透明感を出しつつも、しっかりと色を立たせたアイ&リップをふんわりチークでつなぐ。自然に余白を埋めて立体的な小顔に。
EYE Aのパレットの4をアイホール広めに塗る。2と3を混ぜて、目のキワからグラデーションになるように広げる。下まぶたは1と2を混ぜて目尻から3分の2まで。目頭から3分の1にBを目頭起点の放射状に引いて光をON。CHEEK 余白をなくすイメージで頬の下めにCをふわっと入れる。LIP Dを塗った後にぼかしてふわっと柔らかく仕上げる。
A 青みのあるピンクブラウンの組み合わせ。ヴァティック アイパレット 07 ￥6820／セルヴォーク B 繊細な輝きのピンクグリッター。カネボウ デジタルニュアンサー EXD1 ￥3520／カネボウインターナショナルDiv.（2/10限定発売） C 肌の透明感を引き立てるピュアピンク。コンスピキュアス モノチークス 05 ￥6380／アンプリチュード D しっとりマットな赤みブラウン。ザ マット リップカラー 09 ￥3850／RMK Division
パーソナルカラー越え
抜け感×重みのメリハリで
センシュアルなこなれ顔に
Point
・苦手な色でも明るいくすみ、ソフトな印象の色を選ぶ
・上まぶたのアイシャドウのように、どこかにぐんとトーンを上げるアイテムを使う
・シアーなカラーアイテムを選べば黄みがあっても肌に馴染みやすい
How to Makeup
ブルー系のラメでぐんと明るさを出して抜け感を演出しつつ、暖かみのある赤みを合わせて。これが抜けすぎないグッドバランスの秘訣。
EYE Eのパレットの2と3をミックスしてアイホール広めに。下まぶたは1と2を混ぜて目頭から目尻まで。Fのアイライナーを上まぶたの目頭から目尻まで太めに引く。CHEEK Gを頬の内側からこめかみまでつなげるようにふわっと入れる。LIP Hを輪郭をとりながら塗る。
E 2色のベースカラーと、5色のシャドウで変幻自在な眼差しに。コンスピキュアス アイカラーパレット リミテッドコレクション a ￥9680／アンプリチュード（2/1限定発売） F ほんのり透け感のある上品ピンク。ニュアンス アイライナー 109 ￥3300／SUQQU（限定色） G シアーに色づくフレッシュオレンジ。メルティング パウダーブラッシュ 104 ￥6050／SUQQU（限定色） H ダークなピンクブラウン。エアーマット ウルトラリップティント 317 ￥4070／NARS JAPAN
MAQUIA 3月号
撮影／吉田 崇（モデル） 橋口恵佑（物） ヘア&メイク／林 由香里 スタイリスト／金山礼子 モデル／椎名美月 カラー監修／榊原貴子 構成・文／横山由佳（MAQUIA）
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
MAQUIA2024年8月22日発売号
集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア10月号の大特集は「私が輝く秋メイク」。通常版の表紙は池田エライザさんです。
