「MAQUIA」6月号では、吉川康雄さんが大人の夏メイクのヒントを伝授。オレンジやグリーンなど、夏らしいカラーメイクをなじませるコツを教えます!
キラキラもカラーもツヤ肌も、思いのまま楽しもう
大人のためのSummer Makeup!
この夏は、キラキラやカラーなど心躍るコスメが百花繚乱。でも、「派手になるかも」「使い方が難しい」と躊躇しているあなたに向けて、吉川さんが使いこなしのヒントを伝授。さあ、夏を思いっきり謳歌しよう♪
メイクアップアーティスト
吉川康雄さん
NYを拠点に名だたるモード誌のカバーを手がけ活躍。世界中のセレブリティからもラブコールが絶えない。
大人のカラー
カラーはテラコッタをベースに差し色使いが◎
カラーメイクもキラキラメイクと一緒で、差し色としてミニマムに効かすと失敗しないよ。僕がチョイスしたのは強い日差しに映えるヘルシー系のフレッシュカラーたち。大人の夏肌にしっくりなじむテラコッタシャドウをベースにすると、今っぽくまとまるはず。
by Yasuo
1 どんなカラーも、今年はテラコッタ入りのパレットがあればつけこなせるよ
カラーを今っぽく使いこなしたいなら、ひとまずテラコッタシャドウをベースにしておけば間違いがない。ブラウンの延長で使いやすく、パンチの効いた夏色リップやシャドウとも相性抜群だからね。
まぶたにテラコッタカラーをひと塗り
アイホールにさらりとパレット左下のテラコッタカラーをのせるだけ。
クリアな発色と品のよいきらめき。ヴィセ リシェ グロッシーリッチ アイズ OR-2 ¥1200(編集部調べ)/コーセー
2 トレンドのオレンジリップは、アイシャドウブラシでぼかし塗り
夏ムードが加速する、ビビッドなオレンジリップ。注意点は、輪郭がキツ過ぎると、老けたり浮いたりするってこと。タッチが柔らかな小さめのアイシャドウブラシで、輪郭をぼかすように描けば、誰にでもふわっとなじむよ。
1 山部分は柔らかフォルムに
アイシャドウブラシで全体に塗ったら、唇の山部分は丸みのある輪郭を描くように。
2 唇の底辺もぼかし塗り
唇の底ラインもきっちり線になりすぎないよう、ブラシで丸みのある柔らかな曲線を。
自然なツヤを与えながら、しっかり発色。ザ リップスティック ボールド L 018 ¥3200(限定色)/アディクション ビューティ
3 イエローは涙袋に使うと、夏の大人のデカ目になれる
日差しを連想させるイエローは、涙袋に広範囲で入れるのがおすすめ。上まぶたのテラコッタのシャドウをハイライト的に引き立てつつ、瞳の印象がフレッシュに際立つからぜひ! イエローは透けるキラキラタイプを選べばOK。
涙袋部分に広めにオン
イエローのシャドウを、下まぶたにやや広く塗って。涙袋ふっくら効果も。
A 薄くのばせばシアー、重ねれば濃密発色。キャビアスティック アイカラー 2015 ¥3000/ローラ メルシエ ジャパン(6/3限定発売) B「フレッシュな唇で目もととリンク」。澄みきったオレンジグロス。シマージェルグロス 06 ¥3500/SHISEIDO(5/1発売)
4 グリーンは目尻にミニマムに効かせると軽やかな抜け感が出る
インパクトが強いグリーンは、広い範囲に塗ると極楽鳥っぽい印象になるから(笑)、目尻のワンポイントにすっと効かせて。練りとキラキラ、2つの質感を重ねることで、ミニマムながらもクリアに発色させるのがおしゃれ。
練りを下地にして発色アップ
練りのAを黒目外側〜目尻長めにブラシで引き、上からさらにBを重ねる。
A 肌なじみ抜群の練り。インフィニトリー カラー EX12 ¥3200(限定色)/セルヴォーク B メロンソーダのようなグリーン。プリズム パウダーアイカラー 027 ¥800/リンメル C「グリーンが強い分、リップはミルキーなソフトコーラルでバランス調整を」。ローズ・パーフェクト・リキッド 30 ¥4000/パルファム・ジバンシイ
MAQUIA 6月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) Kevin Chan(物) メイク/吉川康雄 ヘア/野口由佳〈ROI〉 スタイリスト/コギソマナ〈io〉 モデル/宮本茉由 取材・文/中島 彩(MAQUIA) 企画・構成/吉田百合(MAQUIA)
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