この秋は男たちの友情を描いた映画が目白押し！ マッチョ系、文化系とジャンルはまったく違っても、目標に向かってひたむきに努力する男たちのドラマは女子なら誰もがキュンとするはず。旬の俳優たちの熱演にも注目です。まずは目の保養にもってこい、女子のためのストレス発散ムービーをご紹介！
ストリップに青春をかける
肉体派イケメンたちの
セクシーなダンスにうっとり♡
★今回のおすすめ新作映画★
『マジック・マイクXXL』
監督／グレゴリー・ジェイコブズ 出演／チャニング・テイタム、マット・ボマー、ジョー・マンガニエロ、ケヴィン・ナッシュ、アンバー・ハード、エリザベス・バンクス、ジェイダ・ピンケット＝スミス 配給／ワーナー・ブラザース映画 公開／10月17日（土）より新宿ピカデリーほか、全国ロードショー ©2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT,LLC
＜ストーリー＞
男性ストリップクラブのダンサーを引退し、家具の会社を設立したマイク（チャニング・テイタム）。ところがダンスへの思いを忘れられず、かつてのダンサー仲間たちとストリップ大会に出場することを決断。引退を決意した仲間たちと一緒にトラックで旅しながら、東海岸で行われるコンテストを目指す。
日頃のストレスも吹き飛ぶ♪
おなじみメンバーが披露する
本気のショーも注目！
【松山 梢の女子ツボPOINT！】
俳優のチャニング・テイタムの実体験を基に、男性ストリップの世界とその裏側を描いたサクセス・ストーリー『マジック・マイク』の第2弾。前作から3年後を舞台に、引退を決めたかつての仲間たちと共に最後のショーに出演するため、ダンスコンテストを目指す様子が描かれます。ジョー・マンガニエロ、ケヴィン・ナッシュなどおなじみのメンバーが彫刻のような見事な肉体美を披露。さらに「今回は１作目の二番煎じになるのは嫌だった」と語るプロデューサーも務めるチャニング・テイタムは、ラストシーンで世界的なダンサー、スティーブン・“トゥイッチ”・ボスと共演し、ダンスの質もショーもレベレルアップしています。
爽やかイケメンの
マット・ボマーが
超オススメ！
個人的なオススメはケンを演じるマット・ボマー（写真左）。セックスアピールが過ぎる暑苦しい他のキャストと比べてダントツに物腰やわらかで爽やか！ 乱痴気騒ぎに加わらずにひとり早朝からビーチで瞑想し、女性に優しい言葉をかけ、美しい歌声まで披露する彼なら、男性ストリップにイマイチ興奮できず、アメリカとの文化の違いや温度差を感じてしまう大和撫子の心もガッツリ掴んでしまうはず。ウィルスミスの妻、ジェイダ・ピンケット＝スミスやエリザベス・バンクス、ジョニー・デップの妻のアンバー・ハードなど、女性キャストの豪華さもレベルアップ。衝突しながらも結束していく、男たちの汗臭いロードムービーにどう絡んでくるか注目です。
ドラマ部分の
愛すべきおバカぶりも
憎めない！
そもそも前作は家具職人になる夢を叶えるためにストリップの世界に身を置く、主人公の葛藤や苦悩がドラマに深みを与えていましたが、今回はあっさりとその夢を投げ出して再びストリップの世界へ。しかも大会出場を目指して長い旅をしていたのに、実はエントリーすらされていなかったという突っ込みどころ満載のストーリー展開に驚き！ ダンスの質やキャストだけでなく、おバカっぷりも確実にパワーアップしています。一応“引退”と謳っている本作ですが、どんな理由をつけて彼らがひょっこりカムバックするのか、第3弾の製作にも密かに期待です。
旬の俳優に注目！
男の友情に心躍る♡イケメン映画パート2は
佐藤 健＆神木隆之助 主演！
人気コミックの映画版をご紹介します！
〈映画ライター／松山 梢〉
映画のヒロインに感情移入することでかろうじて「女」であることを維持している、三十路まっただ中のライター松山 梢です。自分に足りない女っぷりを向上すべく、そして美意識の高いマキアオンライン読者の女っぷりをさらにアップさせるべく、愛すべき女子向け映画＆ドラマを紹介していきます！
《関連リンクはこちら》
★愛すべき女子向け映画ガイド！【松山 梢の女っぷり向上シネマ】>>
MAQUIA2024年4月22日発売号
集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。6月号の特集や付録情報をチェックして、早速雑誌を購入しよう！
