田中みな実さんインタビュー「年齢なんてただの数字、じゃないと思う！」肌と体と心のこと。

生き方をデザインし続ける、田中みな実さんにインタビュー。35歳の彼女に、肌と体と心について、今思うことを教えてもらいました。

年齢なんてただの数字、じゃないと思う！
肌と体と心のこと。

年齢は自分を客観視する
指標になっている
年齢はただの数字、と言う人もいるけど、そんなことはないと思う！(笑)　どうしたって年齢には抗えないし、人は年齢をあらゆる判断基準にします。私にとっても自身を客観視する大きな指標のひとつです。リップを選ぶときに「このベージュピンクって老け見えする?」と躊躇するようになったのは30代になってから。スキンケアにエイジングケアを取り入れるようになったのもこの数年。20代の頃は「ハリってむくみのこと?」なんて他人事だったけど、毛穴やたるみが気になってきた今はそうも言っていられなくなり、ハリが出るアイテムと聞けば試し、毛穴の弛み改善のためにビタミンCに立ち返ったり。エイジングケアに特化したエステ「chaleur+」にも通い始めました。ゴムボールみたいに弾力とうるおいに満ちた肌を取り戻せるの！　予約がとれなくなると困るから本当は内緒にしておきたいほどドはまりしています。頭皮のエイジングに働きかける「RESALON」に通い始めたのも転ばぬ先の杖。若々しくみえる方って髪がキレイなんですよね。頭皮環境を健やかに保って、トラブルを未然に防ぎたい。

私も同じく、
悩みの真っ只中で模索中
30歳から週1〜2回コンスタントに通っているジムは、求める理想によって場所を変えてきました。現在は「Positive Link Studio」の横手貞一朗さんに全てを委ねています。「姿勢を良くしてお尻をプリッと上げたい！」とリクエストをして1年間トレーニングを続けた結果、内に巻いていた肩がパキーンと開いて首や腕が無理なくすらっと長く見えるように。目の開き方や輝きまで変わるので毎度驚きの連続です。筋肉だけでなく脂肪をコントロールするためにはガードルが必須だとも知り、遂には「PEACH JOHN」でガードルを作ってしまいました！　ジムとガードルを継続した結果、お尻が確実に上向きました！　気になる箇所に地道にアプローチを続けてきた人と、何もせずにポテンシャルだけで乗り切ってきた人とで大きな差が出てくるのが35、6歳なのかなと周りをみていて思います。体型もさることながら、一番大きな変化を感じるのは生理前の心身の不調。このところ生理前の落ち込みが普通じゃなくて……。家に帰ると堰を切ったように涙が溢れてどうしようもなくなったり。生理が来ればケロッとしちゃうんですけどね。今はアロマの力を借りて意識的に深く呼吸をしたり、ゆっくり過ごす時間を作ったり、工夫しながら付き合っています。私のやり方は決して万人に有効ではないし、こうして対処法を日々模索中です。私も同年代のみなさんと同じく悩みの真っ只中！　大丈夫、ひとりじゃないよ。

MAQUIA 5月号
撮影／吉田 崇　ヘア&メイク／AYA〈LA DONNA〉　スタイリスト／西野メンコ　モデル／田中みな実　取材・文／松山 梢　企画・構成／吉田百合（MAQUIA）

※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。