「MAQUIA」9月号から、池江璃花子さんのインタビューをお届け。復帰を待ち望んでいた多くの人々に大きな感動を与えた、彼女の強さを支えているものとは?
池江璃花子
This Is Me
“ありのままの私″でいる強さ
「ブレない私」をキープする
強さについて教えてください。
Q 自分に自信が持てない人も多い現代ですが、
どうすればありのままの自分を受け入れ、肯定することができると思いますか?
「周りの意見ももちろん聞くけど、私自身は周りに流されることがないので、自分の意見を一番尊重して行動することが大切だと思います。」
Q 自分の意に沿わないことが起こったときに、
どのように行動し、気持ちを整理しますか?
「今は誰もが我慢している時だから、(自分の意に沿わないことがおこることは)仕方がないことだし、気にしないです。外に出られないとお化粧もしなかったり部屋着のままで過ごしたりすることも多いと思うけど、女性らしさをキープするため、家にいる時でも、ばっちりきめるとかじゃなくても、ジュエリーをつけたり、おしゃれなパジャマを着たり、ルームウエアにこだわったりして気分的にも上がることって大切だなと思います。」
Q 池江さんの健やかな精神の源にあるもの、
明るさを支えるものは何ですか?
「周りにいい人がたくさんいることです。すごく頼っているし、支えてもらっていることは恵まれていることだと思います。アスリート仲間や家族はもちろん、私の周りの全ての人に感謝しています。環境としては、代表に入ったことが大きいです。中学3年生から代表入りして家にいる時間も少なくなっていったけど、代表に入ったことで早い内から社会のことを理解するようになったし、周りに対しての気遣いを学び、今の自分の性格を作ってくれたと思います。」
水中出産で生まれ、3歳から水泳を始めた池江さんにとって、プールはありのままの自分でいられる場所。2018年のアジア大会では史上初の6冠を達成した。
Q テレビの画面越しに拝見しても、とても美肌の池江さん。
変化を感じやすい肌ですか? それとも変化に強い肌ですか?
「肌は弱いけど、顔の肌は強くて、ニキビとかもできたことがありません。普段は乾燥しているなと感じた時やプールでトレーニングをした後のピテラと乳液は欠かせないです。こまめに肌に潤いを補給しています。泳いでいる時は化粧もできないから、その分素肌はきれいでいたいと思います。大人になっても若々しい肌でいたいし、良い状態を継続したいです。」
RIKAKO IKEE
2000年7月4日生まれ。#changedestiny_運命を、変えよう。を掲げるSK-Ⅱとパートナーシップを結び、今年5月、退院後初となる姿をhttps://sk-ii.jp/rikakoikeeで公開し話題に。ブランドメッセージである「逆境に負けない、強さとしなやかさの中に宿る美」を体現した。
MAQUIA 9月号
構成/伊藤かおり(MAQUIA)