気温や温度が大きく変動する梅雨から夏は、心身が不調に陥りやすい時期。全身や足のだるさや、冷房による冷えやむくみなどの症状を養生して、気候に左右されない体とココロを手にいれて! 「MAQUIA」8月号では健康美容の原点に戻り、日本の伝統食材やアーユルヴェーダー式の白湯の飲み方など、深くて効果のある養生ビューティを紹介しています。
養生とは、普段の生活習慣に気をつけることで、病気にかかりにくくすること。
まずは養生の強い味方となる日本の伝統食材に目を向けて! 最近、海外のスーパーフードが注目されているけれど、実は日本には、古来から夏の体の不調を防ぐために利用されてきた素材が多数。こんな素材の力を借りて、夏を元気に乗り切って!
腸内環境を整える
【発酵食】
日本の伝統食の代表が、味噌や醤油などの発酵食品。乳酸菌を多く含み、腸内の善玉菌を増やして環境を整える効果が。体を温める作用もあり、夏冷え対策にも◎。
体内の湿気を取る
【豆類】
大豆やえんどう豆、空豆、緑豆などの豆類は、体内の湿気を取り除く効果があり、梅雨時の湿邪排出に効果を発揮。豆腐や豆乳、納豆など大豆食品でも大豆の栄養が手軽にとれる。
夏の暑気払い
【薄荷】
薄荷は西洋でいうミント。メントールを多く含み、冷却・消炎作用が。薄荷油をお風呂に入れると冷涼感を与えつつ発汗を促す作用が。体に塗ると肩こりや筋肉疲労の緩和に効果的。
医者いらずの十薬
【どくだみ】
“医者いらず”や“十薬《じゅうやく》”と呼ばれるほど優れた薬草として古来から伝わるどくだみ。お茶でとるのが一般的で、むくみ、冷え、肌荒れ、便秘、肩こりと多くの不調に効果を発揮。
気を巡らせる
【薬味】
生姜、ねぎ、みょうが、しそなど日本は薬味の宝庫。体内の冷えを発散させて解消する効果や、気を巡らす作用がある。夏の冷たい麺などにも薬味をかければ冷え予防に。
毎日の食事に上手く取り入れて、夏の暑さに負けない体を手に入れて♪
MAQUIA8月号
撮影/天日恵美子(モデル) 長谷川 潤(料理P2〜4、P6〜8) 小川 剛(物) ヘア&メイク/中山友恵〈Three Peace〉 スタイリスト/立石和代(服) フードコーディネート/廣松真理子(P2〜4、P6〜7) モデル/中条あやみ(セブンティーン専属) 取材・文/和田美穂 構成/髙橋美智子(MAQUIA)
【MAQUIA8月号☆絶賛発売中】
≪関連リンクはこちら≫
★調理時間たったの5分! お疲れ時に食べたい 【セロリと卵のスープ】≫≫
最終更新日: