「MAQUIA」1月号では、女性につきもののお悩み・冷え&むくみを改善するための方法を大特集。今回は、体の中から冷えを防ぐ食事法やレシピを伝授!
ストレス、自律神経、血管、リンパ。
セルフチェックでタイプを見極め!
冷え&むくみ解消100問100答
温め食材で体内から冷え撃退
食事編
食べ物の選び方や食べ方次第で冷え予防は可能。内側から温めてポカポカに。
〈教えてくれた方たち〉
ハーバード大学 医学部教授
根来秀行先生
医学博士。専門は内分泌、腎臓病学、睡眠医学など多岐にわたり、国際的に活躍中。
野菜ソムリエプロ
Atsushiさん
漢方養生指導士初級の資格ももつ。おいしくてキレイになれる料理がモデルの間で人気。
Q 毛細血管力の低下を防ぐ食事のとり方とは?
A 食事の間隔をあけ、1日3食規則正く
「1日3食規則正しく食べ体内時計を整えるのが有効。また、空腹になると血管を修復する成長ホルモンの分泌が促されるので食事の間隔は5〜6時間あけましょう」(根来先生)
Q 冷え回避食材を簡単に見極めるには?
A 冬が旬のもの、寒い地域で採れるもの、
地中に育つものが温める
「冬が旬の食べ物や、寒い地域で採れるもの、地中に育つもの(根菜類など)は体を温めるので、これをポイントに食品を選びましょう」(Atsushiさん)
Q 食べすぎは体を冷やす⁉︎
A よくないです。腹八分目に
「暴飲暴食を続けると血圧が上がって血管にダメージを与えます。でも腹八分目にすると血管の内皮細胞が若返り、冷え予防にもつながります」(根来先生)
Q 夏食材は冬に不向き?
A 夏野菜、暑い地域で採れるものは控えめに
「トマトやきゅうり、レタスなどの夏野菜や、バナナやキウイなど暑い地域で採れるものや、あさりやしじみ、はまぐり、海藻類などは体を冷やす作用があるのでほどほどに」(Atsushiさん)
Q 温め効果アップの調理のコツとは?
A 加熱や温め食材と組み合わせて
「体を冷やす作用のある食材は、加熱をしたり、スパイスや香味野菜など温め作用のある食材を組み合わせることで冷えにくくなります」(Atsushiさん)