暑さや、ダラダラ止まらない汗に心が折れて、肌のお手入れをサボリがちなこの季節。夏の間に受けたダメージを放置すると、秋まで肌の不調を引きずることに。「MAQUIA」9月号で紹介中の、小林ひろ美さんの“やる気スイッチ”の入れ方を覚えれば、肌も気持ちもすっきり!
美容家
小林ひろ美さん
効きめ大のテクを世に送る、まさに美の発明家。日々の生活の中の事柄を、楽しみながらできる美肌磨きへと変換。
小林さん「やる気の追い風が吹けば、人間のパワーってものすごい力を発揮するんですよ。でも、夏は暑さやダルさでやる気がオフモードになりがちだから、私は日々のお手入れに、脳を覚醒する香りや、ふき出す汗をクールダウンするテクニック、夏バテ気味のカラダを元気にする飲み物や食べ物などを取り入れて、やる気スイッチをONにしています!」
小林ひろ美さんがいつもしているやる気スイッチの入れ方は?
1.覚醒系アロマブレスで脳内のスイッチをオンに
朝、やる気が起きない時は、グレープフルーツやマンダリン、ローズマリー、レモンなど、脳を覚醒する香りのアロマやコスメを上手に使うのがおすすめ。アロマは手に一滴たらしたらこすり広げ、深呼吸すればOK! 夜は、鎮静系の深い眠りに誘う香りを味方につけて。
(左から)オーガニック ローズマリー精油 ¥1000、同ホーリーバジル精油 ¥1500/美・ファイン研究所
2.夏バテモードを一掃するのは朝1杯のレモン水
(メイン画像)
朝一番に口にするのは、ミネラルウォーターにオーガニックレモンを搾ったレモン水。朝一杯の水の効能はよく知られますが、そこにレモンのビタミンCとクエン酸をプラスすれば、夏バテ防止&美白効果もある美容水にチェンジ! 日中は、紅茶にレモンをいっぱいスライスして香港アイスティー風もオススメですよ~。
3.肌を目覚めさせるコスメアイス!
暑いからやる気が起きない……毛穴もだる~んとしてしゃっきりしない日は、化粧水で作ったアイスキューブを肌上にクルクルなじませて。目がパチッと覚めますし(笑)、毛穴や肌がキュッと引き締まり、化粧ノリも良くなりますよ。
RECIPE
卵の空パックに精製水または水道水と化粧水を3:1の割合で入れ、スティックを置き冷凍庫で一晩寝かせれば、コスメアイスの出来上がり。
4.メイク前の汗止めは首ウラに冷やしタオルでキマリ!
夏は朝から暑くて、スキンケアどころかメイクもできない……。そんな時は、首筋やワキの下に、あらかじめ冷蔵庫にキープしておいた、冷やしタオルをあてて肌温を下げて。肌も気持ちも落ちついてから、スキンケアを始めるとGood。
5.ポーチ丸ごと冷やしてひんやり涼やかメイク
ビックリするかもしれないけれど、暑い日はポーチごと冷蔵庫で冷やしています(笑)。色モノからパフやブラシまでキンキンに冷えていれば、ランチから戻ってきた汗だくだくな時のメイク直しが気持ちよく、汗も止まりやすい。夜はお風呂上がり用にパジャマまで冷蔵庫に入れておくことも!
MAQUIA9月号
撮影/当瀬真衣(モデル) 西原秀岳(物) ヘア&メイク/広瀬あつこ スタイリスト/程野祐子 イラスト/腹肉ツヤ子 構成・文/木更容子 企画/中島 彩(MAQUIA) 撮影協力/AWABEES UTUWA
【MAQUIA9月号☆好評発売中】
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