「MAQUIA」1月号では、品格メイクのコツをヘアメイクのKUBOKIさんにレクチャーしてもらいました。今回は同性が集まる女子会でのメイクをご紹介。
同性目線で...FOR WOMAN
女子会でのメイクは、あえて強めもアリ。
流行色を大胆に纏って、おしゃれと品を両立させて
女子会って、男目線を気にせず、センスを競う「おしゃれ品評会」なのかなって。そう考えると、今季イチ押しは、トレンドの深みのあるベリーカラーリップが主役のメイク。ただ、リップだけがぽんと効いているとポップな印象になりやすいから、眉も際立たせるのがポイント。顔の上下で強さのバランスを取ることで凛とした品格が生まれます。また、リップはブラシで輪郭を取り、眉はリキッドで1本1本繊細に。強さが目立つパーツは、特に、丁寧に仕上げるのが決め手です。
品格POINT 「唇と眉でバランスを取り、凛とした印象に」
リキッドアイブロウで、毛の生え方にそって毛足の長い毛を1本1本描いていくイメージ。形が整ってると一気に作った感が出るので、あえて眉上のラインをはみ出させつつ不揃いな長さに描くのがポイント。
品格POINT 「濃い色リップは下の輪郭をきちっと品良く」
リップを一度、手の甲に取り出す。ブラシに取って、輪郭をきちんと描くように塗っていく。上唇は全体、下唇は中央のみ、指の腹で軽くたたき、いい感じにぼかして。
KEY ITEM
(右)擬似眉が、いとも自然!リキッドアイブロウ
「コシがあって、繊細な線を描けるリキッドなら、いきいきとしたリアル眉に」。薄づきだから、重ねるほどに自然な濃淡がつけられる。持ちも秀逸。K-パレット ラスティングツーウェイアイブロウ リキッド 03 ¥1200/クオレ
(左)薄膜ながら鮮やか発色。深いベリーカラーリップ
「これ1本でおしゃれ感がぐんと増しますね。軽やかなつけ心地ながらも鮮やかに発色する、絶妙なツヤと色合い」。ピタッとフィットし、長時間鮮やかな発色が持続。ルージュ アリュール インク154 ¥4200/シャネル
OTHER ITEM
「唇と眉が強い分、間のパーツは淡い色でつなぐように。リップが青みを含んでいるから、目元にもラベンダーカラーを潜ませ、ちょっぴりミステリアスさをプラス」。
(右から)「頬の高い位置に、感じるか感じないぐらいにふんわりと」。ヴィセ リシェ フォギーオン チークス PK800¥1500(編集部調べ)/コーセー
「パレット右上のラベンダーを上まぶたの二重幅に、下まぶた涙袋部分に左下のピンクを効かせて。ピンクを下に入れることで、ラベンダーの透明感が際立ちます」。エモーショナル マルティプルアイズ EX06 ¥5500/エスト(限定発売)
TPPO
旬のベリーカラーリップ×ふさ眉の2点強調メイクなら、
トレンドも凛とした品の良さも両立
MAQUIA1月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) 久々江 満(物) ヘア&メイク/KUBOKI〈Three PEACE〉 スタイリスト/後藤仁子 モデル/スミス 楓 取材・文/中島 彩(MAQUIA) 構成/芹澤美希(MAQUIA)
【MAQUIA1月号☆好評発売中】