唇は女らしさを語るパーツ。「MAQUIA」12月号から、今季のマストカラーリップで作る大人の秋モード顔をご紹介。
by河北裕介
ブラッディリップで
輪郭を強調して大人の秋モード顔
会うたびに違う……そんな簡単につかめない女性に男は心を奪われる。唇は女らしさを語るパーツ。だからこそ服や靴を選ぶようにリップもその日のスタイルで使い分けてほしい。今回選んだ深い赤は、それだけでシックな女性へと格上げしてくれる今季のマストカラー。丁寧に輪郭を取り、他のパーツはヌードを極めて唇を主役に。そんな潔さがまた男の心を惑わせるはず。
1 クリーミーな使い心地でふっくらとした立体的な口もとを実現。ひと塗りで見たままの発色が唇に。フルキス549 ¥3400/バーバリー
2 シアーな発色。重ね塗りすることで色づきをコントロールし、ぽってりセクシーな唇に。インテグレート ボリュームバームリップ N RD685 ¥1200(編集部調べ)/資生堂
3 吸い付くような密着感のある使用感。ムラなくフィットし唇のツヤ、色、潤いを整える。資生堂ルージュ ルージュ RD504 ¥3600/資生堂インターナショナル
4 重ねることで表情を変えていく、サテンのような質感のリップ。バーバリーキス97 ¥3700/バーバリー
How to Make - up
LIP 全体に1を直塗りし、ブラシを使って輪郭を丁寧に取りながら二度塗りする。唇の縦ジワも丁寧に埋めて。
SKIN 頬骨の高い位置と鼻筋に5でツヤを足し骨格を際立たせる。唇が強いから今回はノーチークに。
EYE 6Aをアイホール全体に塗る。6Bを二重幅に合わせて塗り、6Cの締め色を目のキワに。7で上まつ毛のみを強調。
EYEBROW 8のリキッドでストレート気味に輪郭を描き、9のパウダーで色を足し、強めに整える。
Make - up Point
ラインをきっちり取ったセミマット唇と対比させるよう肌はツヤ感を意識。あえて質感を変えることでボルドーリップがトゥーマッチにならずに引き立つ。目元も肌の延長を意識して、色のニュアンスで陰影をつける程度にとどめる。
深みのある赤い唇は
言葉以上に自分らしさを語る
Use Items
5 微粒子パウダーで自然なツヤ肌に。フレッシュグロウ ルミナスフルイドベース 01¥5400/バーバリー
6 スモーキーなブラウン。コンプリートアイパレット 00 ¥6200/バーバリー
7 自然なボリュームまつ毛に。資生堂 フルラッシュ マルチディメンション マスカラ ウォータープルーフ BK901 ¥3800/資生堂インターナショナル
8 極細リキッドとパウダーのWエンド。インテグレート ビューティーガイドアイブロー BR621 ¥980(編集部調べ)/資生堂
9 ぼかしたような自然な眉になるペンシル&パウダー。資生堂 アイブロー スタイリング デュオ BR603 ¥3000/資生堂インターナショナル
MAQUIA12月号
撮影/彦坂栄治〈まきうらオフィス〉(モデル) 魚地武大(物) ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/高垣鮎美〈LOVABLE〉 モデル/小嶋陽菜(マキアモデル) 構成・文/畑中美香 企画/若菜遊子(MAQUIA)
【MAQUIA12月号☆好評発売中】