「MAQUIA」6月号では、美容の3賢人が教える『崩れないメイクテクニック』を掲載中。今回はパーツ別の崩れないメイクアイデアを紹介します。
崩れないポイントメイク編
汗や皮脂はFDだけでなくポイントメイクの崩れまで誘発。3賢人の崩れないためのアイデアテクとは?
眉
この時季は、午後になると早くも眉ナシ状態に陥る人多数……。
岡田式
リキッドでベースを。
+αで何を重ねるかはなりたい眉次第
「消えにくさではリキッドタイプがNo.1! まずそれで下書きし、あとはパウダーorマスカラを重ねるなどイメージでメイクを」
細かいラインを描きやすい筆ペンタイプ。水・皮脂に強い処方で長時間持続。アイブロウ リキッド ペン R 02 ¥3000/SUQQU
アイライン
クッキリと描いたはずが、いつの間にかぼやけてしまうのはナゼ!?
岡田式
アイライナーは
丁寧な綿棒使いがキモ
「見過ごしがちなまぶたの粘膜部分にある汚れや皮脂だまり。これがムラ塗り→崩れの原因になるのでこの部分のケアから開始して」
綿棒をまつ毛の際や粘膜部分に軽くあて、汚れや皮脂だまりをやさしくオフ。ただしゴシゴシこするのは厳禁!
千吉良式
サンドイッチ方式で崩れ軽減
「崩れにくいアイライン=リキッド使いがマスト。アイシャドウ+リキッドライナー+アイシャドウといった感じで、質感違いのものを重ねるとキープ力がアップします」
アイシャドウのベース色の後にリキッドでラインを引き、さらに締め色シャドウを重ねてラインを挟む。
濃密発色で、くっきりラインが10時間持続! ファシオ パワフルステイ リキッドライナー BK001 ¥1500/コーセーコスメニエンス
まつ毛
黒々と目元を曇らせるパンダ目の原因はマスカラ落ちにあり!
山本式
落ちたマスカラは綿棒で
取り除きパウダーでリセット
「マスカラは根元からきちんとつけると崩れにくくなります。万が一落ちてもすぐに対処できるように準備しておけば怖いものなし! ケアは簡単です」
綿棒に乳液をつけ、落ちたマスカラをやさしくオフ。あとは逆側の綿棒でぬぐった境目をぼかし、パウダーを。
岡田式
トップコート使いで理想の
まつ毛のままキープ!
「好きなマスカラが必ずしもWPとは限りませんよね。そんなときはトップコートを。理想のまつ毛をそのままにキープ力アップ可」
1 まずは、好きなマスカラを使う。ムラなく根元からとかすようにのせるのが◎。
2 マスカラが乾いてからトップコートをオン。根元からしっかりと重ねるように。
手持ちのマスカラをウォーター&オイルプルーフ化。ダブル フィックスマスカラ ¥3400/クラランス
まぶた
アイメイク決壊の元! アイシャドウがヨレてまぶたに筋が……。
山本式
クリアなベース剤でメイクの
ジャマをせずにフィット感をup!
「クリーミィなアイシャドウベースを仕込んでおけばアイシャドウが崩れにくくなり、結果、マスカラもアイラインも長持ちします」
アイシャドウの前にベース剤を指でまぶた全体に。透明タイプなら発色妨害もなしで◎。
重ねるアイメイクがWPに。キャンメイク ラスティングマルチアイベース WP ¥500/井田ラボラトリーズ
千吉良式
クリーム系を必ず1回
挟んでフィックス!
「パウダーシャドウだけではどうしても汗で雪崩状態に。でも、クリーム系のものを仕込んでおけば粉をガッチリ留める力がアップ」
クリーム系のベースをまぶた全体にワイパーづけし、しっかりと基礎を作る。
くすみカバーやシャドウベースとしても優秀なアイアイテム。キッカ ニュアンスカラーリッド 02 ¥2800/カネボウ化粧品
MAQUIA6月号
撮影/押尾健太郎(モデル) 小川 剛〈近藤スタジオ〉(物) ヘア&メイク/山本浩未〈steam〉(林田岬優さん) 千吉良恵子〈cheek one〉(吉倉あおいさん) 岡田いずみ〈KiKi inc.〉(仲間リサさん) スタイリスト/西野メンコ モデル/林田岬優 吉倉あおい 仲間リサ 取材・文/靏田由香 構成/髙橋美智子(MAQUIA)
【MAQUIA6月号☆好評発売中】