「MAQUIA」9月号では、芸能界のど真ん中で活躍し続ける深田恭子さんに働く大人の女性としての心境を取材しました。

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Simple is  Beautiful
深田恭子

女っぽさはもちろん、女性の憧れともいうべき愛らしさと可愛らしさ、本気で生きてきたからこそのたくましさだって潜んでいる。10代の頃から“深キョン”として芸能界のど真ん中で活躍し続けている彼女は、間もなく35歳。働く大人の女性としての心境をじっくり聞いてみた。


仕事を始めてもうすぐ21年。

ぐんと成長した瞬間なんて一度たりともないし、今も昔も階段を一歩一歩、とにかく一生懸命登ることしか私にはできない。
以前よりずっと、シンプルな気持ちで臨めるようになったものの心配性だから新しい作品に入るときは正直、いつも不安です。
だけど仕事が大好きだし、恵まれた環境にいさせてもらってる。
本当にありがたいです。だからちょっとくらい不安でも辛くても立ち止まっちゃいけない。そんなことを思うこと自体、まわりの方に失礼だし、がっかりさせてしまう気がするから。

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深田さんが考える大人っぽさって?

Q 今までの自分より大人っぽくなった部分は?
A 大嫌いだった運動を始めたこと。ルームランナーで週2回×25分!

今までいちばん嫌いだった走ることを3月から始めたんです。この年になると何をしてもどうにもならないっていうことに気付き、やっぱり運動は避けられないのかなって。だからこそ健康になれるし、結果的に美につながると思う。今は週2だけど理想は毎日。とにかく続けていくことが目標かな。


Q 最近よくする大人メイクは?
A 好きなメイクは変えなくていい。少しずつ進化させていくことが大切

昔から赤リップが好き。以前は目も肌も100%全力メイクだったけど、今はリップだけを主役にしてそれ以外は思いっきり抜く。頑張りすぎると逆に老けて見えちゃう気がして。髪型もおしゃれも昔から変わっていないようで、実はちょっとずつ進化しているんですよ。好きなものを貫きながら時代や自分自身の年齢とバランスを取ることがいつだって大切。


Q 理想的な大人の女性像は?
A 思い立ったら即行動できる人。忙しくても人と会う時間を大切にできる人

とにかく私は保守的なので、なんでも考えすぎちゃうし慎重なんです。翌日撮影がある日は早くお風呂に入らなきゃ、早く寝なきゃっていう気持ちばっかり先立ってしまって、忙しさに心が負けちゃう。だから多忙な日々を送っていても、人と会ったりする時間を大事にしてる人はすごく素敵に思えるし、憧れ。


MAQUIA9月号

撮影/中村和孝〈まきうらオフィス〉 ヘア&メイク/板倉タクマ〈nude.〉 スタイリスト/亘 つぐみ〈angle〉 取材・文/通山奈津子


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