「MAQUIA」4月号では、デリケートゾーンケアのプロが、気になる膣のゆるみに関する質問に丁寧にお答え!
専用アイテムは激売れ!
クリニックケアもブームの兆し
美容好きほど始めてる
ナイショの
デリケートゾーン美容
顔と同じくらい大切な、女性の象徴であるデリケートゾーンのケア。美容好きが続々と始めているケアとその重要性について、マキアが詳細にレポート!
まだまだ知りたい!
デリケートゾーンビューティQ&A
避けて通れない!?「膣の老化サイン」
ゆるみケア編
お話をうかがった人
整体師・肛筋トレーナー
久嬢由起子さん
タレント・お尻評論家。「やせたいなら肛筋を鍛えなさい」(KADOKAWA)が大ヒット。
アヴェニューウィメンズクリニック院長
福山千代子先生
デリケートゾーン外来も開設し、婦人科系の悩みを診察。皮膚科との連携もスムーズ。
天現寺ソラリアクリニック 婦人科外来担当
上田弥生先生
婦人科医。病気や不妊はもちろん、セックスや性器の悩みについても相談できるドクターとして人気。漢方や植物療法にも詳しい。
Q 膣がゆるむってどういうこと?
A 膣周りの筋力が弱ること
「骨盤底筋群の衰えにより生じるゆるみです。たとえばお風呂から上がると膣からお湯が出てくるなど、40歳前後から自覚症状が出てくるよう。トレーニングや治療でかなり回復しますので、諦めずケアして」(福山先生)
Q 膣ゆるみの原因って?
A 出産や加齢、閉経
「いちばん大きな原因は出産による筋肉のゆるみ。骨盤底筋群を鍛えることが大切です。また、閉経後のエイジングによる膣の萎縮もゆるみにつながりますが、膣トレである程度は戻せます」(福山先生)
Q 膣がゆるむと、
どんなデメリットがあるの?
A 尿モレから便秘、
痔、子宮脱までたくさん
「ゆるむと空洞が広がるので、性交渉のときにパートナーから指摘されることも。放置すると子宮脱につながる可能性もあります」(福山先生)。「肛筋(骨盤底筋群)がゆるむので、尿モレや痔、便秘なども増えます」(久嬢さん)
Q 膣がゆるんでいるか
チェックする方法は?
A クリニックでも検査可能
「尿モレや、お風呂の後に膣からお湯が出てくる症状があれば、確実にゆるんでいます。クリニックでの測定も可能です(天現寺ソラリアクリニックの場合1回¥3000)」(上田先生)
Q 出産経験がなくても
膣ってゆるむの?
A 若いと少ないけれど、可能性はあり
「可能性はありますが、出産経験がない方のほうが膣のゆるみは少ないですね。粘膜は伸び縮みするので、タンポンやディーバカップの使用程度ではゆるみません」(福山先生)
MAQUIA4月号
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/室橋佑紀〈ROI〉 スタイリスト/福永いずみ モデル/福吉真璃奈(マキアビューティズ) イラスト/松本美緒 取材・文/高見沢里子 構成/若菜遊子(MAQUIA)
【MAQUIA4月号☆好評発売中】